支援総額
目標金額 13,000,000円
- 支援者
- 1,339人
- 募集終了日
- 2021年10月14日
プロジェクト本文
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ネクストゴールについてのご報告
8月16日に開始したクラウドファンディングは、8月23日、第一目標金額の1,300万円を達成することができました。心より感謝申し上げます。
皆様からのご支援は、キハ205の塗装・整備とキハ37、38の塗装費に充てさせていただきます。
当初の目標は達成したものの、クラウドファンディングは10月14日まで続きます。
社内で協議を重ねた結果、大きな目標を重ねること大変心苦しく思いながらも、国鉄車両の延命を果たすため、
①キハ205車両の長寿命化に向けた、座席シート及び座席バネのリニューアル
②潮風による塗料の劣化防止の為の屋根の製作
③乗降するはしご台の整備
を考えており、このための資金としてネクストゴール「2,500万円」を設定させていただきたく思います。
第二目標額2,500万円が集まらなければ、期日までに集まった支援総額に応じて分配金額を決定し、できる範囲でおこないます。
皆さまからの、ご支援・応援を引き続きよろしくお願いいたします。
2021年8月31日追記
第一目標達成のご報告
8月16日に開始したクラウドファンディングは、8月23日、開始から1週間という予想もしていなかった早さで第一目標金額の1,300万円を達成することができました。皆様からのご支援のおかげで、キハ205の塗装・整備とキハ37、38の塗装をすることができます。皆様からのあたたかいご支援に、心より感謝申し上げます。
多くの応援コメントも頂いておりますが、想像を超えるご支援の数々で皆様にご返信出来ておらず、大変申し訳ございません。コメントは全て拝見させて頂いております。ご支援いただいた皆さまからの「キハ」にまつわる思い出や「キハ」への思いに触れ、こんなにも「キハ」が愛され続けてきたことを知り、従業員一同、感極まる思いです。
当初の目標は達成したものの、クラウドファンディングは10月14日まで続きます。現在、社内で協議を重ねており、ネクストゴールへの挑戦も検討しております。挑戦の詳細については、追ってご案内いたします。
プロジェクトを応援したいけれどインターネットでの支援方法が分からないという方は、現金を当社本店または倉敷市駅に直接ご持参いただいてもご対応させていただきます。皆さまからの、ご支援・応援を引き続きよろしくお願いいたします。
最後になりますが、第一目標達成を無事に叶えられました事、改めまして、皆さまに心より感謝申し上げます。
2021年8月26日追記
水島臨海鉄道|旧国鉄キハ205を保存し、キハ37、38との連結を!
岡山県倉敷市の地方ローカル線 水島臨海鉄道
平成29年3月に引退し、留置されたままの「キハ205」
このままではただ老朽化するばかりです。
皆様と共にキハ205を復活させ、最後まで気動車として走らせたい…...
こんな思いがあり、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。
キハ205でお客様を乗せて運転し、
キハ37を新首都圏色赤11号に、キハ38を八高線色に塗り直し、
秋冬限定のキハ30と連結して、旧国鉄時代の編成をよみがえらせる。
キハ205をはじめとする旧国鉄ドリーム車両を編成し、
もう一度一緒にこの時代を駆け抜けさせていただけませんか。
皆様のお力添えを、どうかお願い申し上げます。
水島臨海鉄道株式会社
水島臨海鉄道
こんにちは。
私たちは岡山県倉敷市にあります地方ローカル線の水島臨海鉄道です。西日本唯一の臨海鉄道であり、倉敷市中心部と水島臨海工業地帯を14.8キロで結ぶ、旅客と貨物を営業している小さな鉄道会社です。
前身は、旧三菱重工業水島航空機製作所の専用線として戦時中に開通し、戦後、水島工業都市開発株式会社、倉敷市交通局を経て、旧国鉄・岡山県・倉敷市・地元企業などの出資により、1970年(昭和45年)現在の水島臨海鉄道が誕生しました。軍需工場から生活産業への変換、工員専用輸送から一般旅客営業の開始などたくさんの変革期をくぐり抜け、2020年(令和2年)に設立50周年を迎えることができました。
車両は、旧国鉄時代に製造された旅客車両キハ30・キハ37・キハ38を現在も定期運用しており、その他21mの長さを誇るオリジナル車両MRT300、貨物はDE70・DD50・DD200を保有しています。この度は、中でも特に貴重な昭和35年製造の「キハ205」というレジェンド車両にスポットを当てていきたいと思います。
人だけでなく、思い出も乗せた
かつて系列を含め1,000両以上が作られ全国を席巻し、ローカル線の主力輸送として活躍したキハ20系の車両をご存じでしょうか。
水島臨海鉄道にも12両が在籍していましたが、今や保有している最後の1両「キハ205」も平成29年3月に引退し、年に1回程度イベント時にお披露目されるほかは静かに留置され、このままではただ老朽化するばかりです。
昭和から平成にかけて57年間走り続け、2017年3月、多くのファンに惜しまれつつ引退したキハ205。通勤、通学、修学旅行、おでかけ…と沿線の皆さまにとって数多くの思い出をつくった乗り物です。旧国鉄で製造されたキハ20形式の中で動くのは、ひたちなか海浜鉄道様が保有している1両と合わせて、東日本に1両、西日本に1両の、全国で2両しかありません。その希少性に加え、昭和の鉄道史を担った文化的価値は非常に高く評価されるべきだと考えます。
旧国鉄の車両は使用目的ごとに“全国”同じ色で塗られていたため、日本中に同じ思いを持つ人も多くいるのではないでしょうか。
キハ形式が次々と姿を消していく中で、キハ205が走行する姿は、かつて全国に同じ風景をつくった国鉄の文化を思いおこさせ、多くの鉄道ファンに大変感慨深く見ていただけるのではないかと思います。
突然のコロナ禍に鉄道が翻弄された
誰しもが予測していなかったコロナ禍の今、鉄道もその影響を大きく受けました。
2020年に50周年を迎え、お祝いムードだった水島臨海鉄道も、緊急事態宣言発令による人出の減少や新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、お客様も生活様式とご利用状況の変化を余儀なくされ、一時は運輸収入が前年の52%、現在も新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年と比較して、約6割のお客様のご利用に留まっている状況です。(令和3年度5月末時点)
3月のダイヤ改正では、お客様の鉄道離れに更なる拍車がかかることが懸念されましたが、事業継続していくにはやむを得ない苦渋の決断として、6往復の減便と最終時刻15分の繰り上げを行いました。
「ご乗車・ご利用の促進がむずかしい中、鉄道はどうしたらいいのか。」
「暗いニュースばかりの中、地方のローカル鉄道は営業していけるのか。」
本来であれば、自社で費用を捻出しなければならないところではありますが、未だに収束する気配のないコロナ禍において、お客様に安心・安全にご乗車いただくため、他の車両の検査費用、線路・軌道の点検補修を削減することはできません。
そこで、この度クラウドファンディングに刻一刻と朽ちていくキハ205の命運をかけることにしました。
このまま諦めたら後悔しないでしょうか
鉄道において乗車いただくお客様の安全は最優先ですが、コロナ禍では集客することがイメージダウンにつながりかねない旅客事業は、焦るばかりの日々が続きました。
そんな折、鉄道好きな担当者の雑談の中で、昨年の鉄道の日イベントに参加してくださったお客様の「キハ205に乗りたい」「キハ205を復活させてください」「私は、キハ205に会うために毎年御社の鉄道の日イベントに来ています。」との応援の声が思い出されました。
そのとき、ふと留置されたままのキハ205が皆の脳裏に思い浮かび、「もし、クラウドファンディングでキハ205を復活させ、錆を落としきれいに塗装し直して、最後まで気動車として走らせることができたらな…」こんなアイデアが誰からともなく出てきました。
塗装一つとっても簡単な道のりではない
社員の雑談から生まれた、思い付きともいえる企画でしたが、日頃からキハに特別感を感じている社員たちの間で瞬く間に共有され、企画の検討を始めました。
しかし、ローカル線にそんな価値を見出してくれる人がいるのか、キハ205とキハ30やキハ37、キハ38といった古い車両に魅力を感じてくれる人がどのくらいいるのか、という意見で、何度も話が中断しました。
さらに、車体の保管状況確認、廃盤部品の在庫調達は可能か、検査スケジュール確保、関係各所への伝達・説得、ご協力を依頼できるところはあるか、そして本当に走るのか等々......さまざまな方面から出る山積した課題を解決できるのかについても、時間を見つけては1つ1つ話し合っていきました。
もう一度夢を見てもいいでしょうか
そして、思いつく限りの資料を集めて、会社の上層部へクラウドファンディングのお話を提出しました。
構想を思いついてから早3年の月日が経っていましたが、今までの思いがあふれて「令和の世に昭和の代表キハ205に実際にご乗車いただけるように整備し、他のキハと連結して運転したいという想いがある。他のキハについても旧国鉄時代にデビュー当時の塗装に塗り直したい。ファンの手によってよみがえったキハ205と旧国鉄時代の新塗装したキハの連結はこれからきっと伝説になる。地域活性化にもつながる。」と熱くなった気持ちを伝えました。
会社としてもキハ205について今後の在り方を模索していたこともあり、さらには設立50周年を迎え地域発展に力を注ぎたいこと、コロナ禍による旅客減収の突破口になる期待を寄せてくれたことが後押しとなり、社内会議を繰り返した結果、ついにクラウドファンディングへの挑戦が実現しました。
そして「来年度予算」ということにはなりましたが、当社としてもキハ30をきれいに塗装し直し、より一層の規格の充実をしていこうということになりました。
「キハ205にお客様を乗せて運転し、新装時のカラーに塗り直したキハ37やキハ38、人気のあるキハ30と連結して旧国鉄時代の編成をよみがえらせる。」
旅行もままならないコロナ禍の今、小さな地方鉄道会社の、塗装予定もままならないわずかに残った旧国鉄車両の延命を果たすため、どうか皆様のお力をお借りできないでしょうか。
そして一緒にこの夢を実現することを目的に、また水島臨海鉄道に来てみよう乗ってみようと思っていただけるような鉄道になれたら、今後の鉄道の在り方という未来がやっと見えてくる。そう信じた企画です。
そしてこれは公約です
クラウドファンディングが叶った際には、キハ205を、車両が動かせる限り、お客様による体験運転に使用します。
旧国鉄車両を運転したい、あなたの夢も叶えます。
あなたのお力を貸してください
本来、寿命を迎えてしまった車両は、その役目を終え、他のキハ車両たちがたどったように、廃車解体される運命にあります。
ただ、我々鉄道に関わる人間として、貴重な車両をむざむざとスクラップにすることが良いのか、残すべき価値があるのではないかという思いで、今皆様の前でお話をさせていただいているわけでありますが、小さな鉄道会社ゆえに、財務的にもこの保存には限界があります。修理の知識を持つ者も少なくなってきており、部品が壊れても修復には時間がかかります。
もし、皆様からご賛同がいただけるなら、それは当社に対し、キハ205を残して失われた車両を思い起こさせてほしいという思いの表れと受け止め、この保存に全力を注ぎます。
この大変な世の中に、いつか当たり前の日常が戻ったとき、当社も含め「鉄道」に笑顔でご乗車いただけることを切に願っています。
ちょっと寄り道できるぐらいがこの世の中おもしろい
普段は見向きもされないどローカル線、県内、市内でも乗ったことがない人のほうが多いような小さな鉄道です。
全国であと2両の「キハ20」。
全国で水島臨海鉄道にしかない「キハ30」「キハ37」「キハ38」。
令和の世にもし、昭和のディーゼル車両が新装時のカラーで連結して走ったら!
旧国鉄時代の力強さがよみがえったら!!
もうこんな連結は無いでしょう。何もできないと思っているこの瞬間にも、レジェンド車両は刻一刻と朽ちていきます。その様子を、このまま指をくわえて見ているばかりではいられません。最後まで、ファンがあっと驚くような夢と希望になってほしい。
検査を受ける最後のチャンス。老朽化が思っている以上に進み、手を入れない期間がこれ以上空くとお客様にご乗車いただいて走ることは不可能です。
キハ205をはじめとする旧国鉄車両の命続く限り、もう一度一緒にこの時代を駆け抜けさせていただけませんか。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この企画にご共感してくださいました皆様のお力添えを、どうかお願い申し上げます。
■第一目標金額:1,300万円
■実施内容:2022年5月31日までにキハ205の塗装・整備とキハ37、38の塗装を完了すること。
※このプロジェクトは、目標金額に到達した場合にのみ皆様からのご支援金額を受け取ることができるAll-or-Nothing形式でのプロジェクトとなります。
いただいたご支援につきましては、できるだけキハの修繕費に使わせていただきたいと思っております。他社様と比べて返戻が少ないとお感じになられましたら、大変申し訳ございません。
応援メッセージ
前田 忠様
キハ2004号を守る会 会長
平成筑豊鉄道株式会社在籍
こんにちは。キハ2004号を守る会の前田です。実は、以前から水島臨海鉄道さまには運転体験、クラウドファンディングのご相談や現地視察をいただいておりました。
この度は、開始との報に触れ、どうか達成しますようにという思いで一杯です。当会も、全国の皆様から終了間際に多くのご支援とメッセージが寄せられました。終了2日前、どうにか達成できた興奮冷めやらぬ中、ひたちなか海浜鉄道の吉田社長さまをはじめ、地元の方々のお見送りを受け、深夜にもかかわらず多くの支援者さまとお会いしながら、夢のような搬送を目の当たりにしたことを、改めて思い出しました。
あれから5年、月1度の運転体験を続けた結果、キハ2004号の運転体験は全国区となり、海外からもご注目いただくまでになりました。現在は感染症対策のため、常連の皆さまによる貸し切り開催のみ行っていますが、昨今は「筑豊アクションプロジェクト」さまによる、かつての刑事ドラマさながらの爆破シーン撮影にキハが一躍買っており、ぜひとも映画やCMロケにも登場することを願う毎日です。
今回の募金活動は、九州でも走行していたキハ20形のこと。これは私が国鉄に就職後、手塩にかけた車両であり、正直言うと当会に譲って頂きたいほどですが、ご相談頂いた水島臨海鉄道の皆さまの意気込みをお聞きするにつれ、私も生粋のエンジニアとして、1両でも多くのDMH17エンジン、つまりはキハ20の息吹を聞くことができればと、九州の地から願っております。
また募金達成の暁には、多くのコラボ企画をやりましょうと、キハを通じた連携の輪も広がっており、すでに当会の運転体験に常連でお越し頂いたグループの方から、私よりも先に中身の濃い運転体験が提案されているほどです。混沌とした感染症情勢の中、無骨である反面、歴史ある車両が未来への懸け橋になってもらえればと、筆を執らせていただきました。どうか多くの皆様のご支援をお願いいたします。
片上鉄道保存会様
片上鉄道保存会は水島臨海鉄道様のキハ20の復活プロジェクトに賛同いたします。弊会は同じ岡山県美咲町で旧同和鉱業片上鉄道 吉ケ原駅跡地の柵原ふれあい鉱山公園において片上鉄道の車両を動態保存しております。保存しておりますキハ303(鉄道省キハ41000型)とキハ702(同キハ42000型)は国鉄が気動車を国産で作り上げた記念すべき車両です。日本の内燃式気動車の歴史はガソリン機関から始まり、ディーゼル機関へ、DMF、DMH型を採用、機械式変速機から液体式変速機へ、単行運転から総括制御へと様々な試行錯誤を経て進化を遂げ、現在の国鉄型JR型の気動車へと繋がりました。最初の国鉄量産型気動車キハ41000型から始まった進化の完成形は、水島臨海鉄道様に現存するこのキハ20であり、日本全国で活躍する気動車の決定版となりました。奇しくも国鉄型気動車の始祖たるキハ41000型とその完成形であるキハ20が同じ岡山県で共に動態保存車両として現存している意義は奇跡的であろうと思います。末永くその勇姿をとどめられるよう今回のプロジェクトに賛同いたします。
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プロフィール
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リターン
5,000円
A|マスク・マスクケース
●お礼メール
●マスク(ヤマシンフィルタ製)
●マスクケース(水島臨海鉄道オリジナル)
※マスク詳細:http://www.yamashin-filter.co.jp/nano_mask/lineup.html
- 申込数
- 135
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
10,000円
B-1|水島臨海鉄道オリジナルノート・キハ205復活オリジナル硬券入場券・1日フリー切符
●お礼メール
●マスク(ヤマシンフィルタ製)
●マスクケース(水島臨海鉄道オリジナル)
●水島臨海鉄道オリジナルノート
●キハ205復活オリジナル硬券入場券 (A、B、C、D型入り硬券セット デザインはお楽しみにお待ちください) ※1
●1日フリー切符(1枚・非売品、パスケース付き)※2
※1 2023年10月14日まで有効
※2 2023年10月14日まで有効
- 申込数
- 491
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
5,000円
A|マスク・マスクケース
●お礼メール
●マスク(ヤマシンフィルタ製)
●マスクケース(水島臨海鉄道オリジナル)
※マスク詳細:http://www.yamashin-filter.co.jp/nano_mask/lineup.html
- 申込数
- 135
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
10,000円
B-1|水島臨海鉄道オリジナルノート・キハ205復活オリジナル硬券入場券・1日フリー切符
●お礼メール
●マスク(ヤマシンフィルタ製)
●マスクケース(水島臨海鉄道オリジナル)
●水島臨海鉄道オリジナルノート
●キハ205復活オリジナル硬券入場券 (A、B、C、D型入り硬券セット デザインはお楽しみにお待ちください) ※1
●1日フリー切符(1枚・非売品、パスケース付き)※2
※1 2023年10月14日まで有効
※2 2023年10月14日まで有効
- 申込数
- 491
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月