子どもへの健康教育で、医療への恐怖心を緩和したい!医療系学生の挑戦

子どもへの健康教育で、医療への恐怖心を緩和したい!医療系学生の挑戦

支援総額

719,000

目標金額 500,000円

支援者
45人
募集終了日
2024年6月30日

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プロジェクト本文

タイトル2

~子どもたちがより健康に・より幸せになれるように~

 

「置かれた環境に関わらず、全ての子どもたちにより健康に・より幸せになってもらいたい」という思いから、東京医科歯科大学の医学生が、小児ボランティアサークルである東京医科歯科大学CCC(Child Care Circle at TMDU)を2024年2月に立ち上げました。

幼稚園や保育園の子どもたち、病気や特性を持った子どもたちといった、全ての子どもたちに対するボランティア活動サークルです。

具体的には、「ぬいぐるみ診察」・「お薬作り体験」・「保健教育」・「遊びのボランティア」の4つの活動があります。

 

ぬいぐるみ病院プロジェクトとは、東京医科歯科大学CCC(Child Care Circle at TMDU)の4つの活動のうち、「ぬいぐるみ診察」「お薬作り体験」「保健教育」の3つの活動を指した総称です。

この活動では、

 

子どもたちに対しては、「遊びを通した健康教育によって、医療を身近に感じ、看病やケアの気持ちと健康な生活習慣を身に付けてもらう」ことを目指していきます。

 

また、実施する医療系学生に対しては、「子どもたちに接する機会を作ることで、子どもたちに対するコミュニケーション能力や、病気の説明方法、保健教育のスキルを向上させる」ことを目指していきます。

 

活動により期待される効果には、

 

  • 子どもたちにとって、より良い生活習慣身体と健康に関する正しい知識を身に付ける良いきっかけとなり、その後の医療教育にスムーズにつなげられる
  • 子どもたちが抱く医療に対する恐怖を払拭し、興味を持ってもらう
  • 活動に参加した医療系学生が、病気や治療・検査に対する子どもたちの理解力と考え方を把握でき、それによって医療現場において求められる子どもたちの心に寄り添ったコミュニケーション能力を身に付けられる

 

以上があると考えています。

 

ぬいぐるみ病院プロジェクトには3つの活動があります。それは、「ぬいぐるみ診察」「お薬作り体験」「保健教育」です。

 

ぬいぐるみ診察

ぬいぐるみを模擬患者に見立てて、お医者さんごっこを行います。医療への認識を、恐怖の対象から興味の対象へと変化させる機会を提供することを目指しています。診察の道具もできるだけ本物を使い、実際の診察により近づける努力をしていきます。

 

お薬作り体験

模擬診察での患者さん(ぬいぐるみ)の症状を基に、どの色のお薬(カラーシュガー)を混ぜるかをフローチャートで決め、子どもたちに混ぜてお薬を作成してもらいます。薬への恐怖心や抵抗感を緩和する機会を提供することを目指しています。

 

保健教育

医療に関係する内容を中心に扱います。紙芝居や寸劇などの手法を用いますが、できるだけゆっくりと進めたり、小道具を使ったり、同意や質問を投げかけたり、様々な工夫を凝らしていきます。

 

\ぬいぐるみ病院プロジェクトを実施させていただける団体・施設様を募集しております!/

活動実施場所は、幼稚園や保育園・児童館・博物館など小学生までの子どもたちが集まる場所を予定しております。 ご協力いただける団体・施設様は、こちらのメールアドレス(tbh.tmdu@gmail.com)までお気軽にご連絡くださいませ。

 

タイトル5

東京医科歯科大学の医学生が2024年2月に立ち上げた小児ボランティア活動サークルですが、ボランティア活動であることと、大学生が主体であること、そして立ち上げたばかりでメンバーが少ないことから、活動に必要な資金を賄うことが難しいのが現状です。 そこで、 私たちの想いに共感してくださった方からの寄付をいただける、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。少しでも多くの方にぬいぐるみ病院プロジェクトや子どもたちへの健康教育、医療系学生が子どもたちと接する機会の意義を知っていただき、応援していただけますと幸いでございます。

 

皆様より頂いたご支援は、ぬいぐるみ病院プロジェクトの実施のために以下の通り使用させていただく予定です。

 

・活動に必要な備品購入費 381,500円

〈購入予定品リスト〉

ぬいぐるみ診察保健教育用

聴診器・白衣・ぬいぐるみ・おもちゃの注射器・おもちゃの消毒液・おもちゃの体温計・おもちゃの塗り薬・包帯・絆創膏・舌圧子・ペンライト・単4アルカリ電池・収納ケース・紙

 

お薬作り体験用

マジックペン12本セット・ジップロック・漏斗・記名シール・すり鉢・すりこぎ・カラーシュガー

 

・READYFOR事業者への手数料18.7%(17%+税) 93,500円

 

・大学事務手数料5% 25,000円

 

 

合計:500,000円

 

タイトル6

2024年7月までに必要な資金並びに備品を準備し、学生の長期休暇期間である8月中に第1回目のぬいぐるみ病院プロジェクトを実施したいと考えています。そして、10月に行われる東京科学大学(2024年10月より、東京医科歯科大学は東京工業大学と合併し名称が変更になります)の文化祭に出展することで、より多くの子どもたちに活動を届けることを目標としております。

スケジュール

 

タイトル3

子どもたちが医療や薬に対して恐怖心や抵抗感を抱いていること

生活習慣病が社会問題になっていること

医療系学生が子どもに接する機会が少ないこと  

 

これらの課題を解決していくことを目指し、立ち上げた活動が「ぬいぐるみ病院プロジェクト」です。この活動を通して、我々は子どもたちと医療者の間に懸ける橋となり、より良い医療と社会の実現に貢献していきます。  

 

子どもたちが医療や薬に対して恐怖心や抵抗感を抱いていること

病院、医療器具、また医療行為に対して恐怖心を感じる子どもは多くいます。バンダイ子どもアンケートレポートによれば、0歳〜12歳の子どもの保護者の方々を対象にした調査結果において、医療施設や医療処置が子どもたちの中で恐れられていることが明らかにされています。さらに、薬の服用に強い抵抗感を持つ子どもも少なくありません。日本調剤株式会社による調査によれば、全国の0歳〜5歳の子どもの親を対象に行われた調査では、6割以上の親が、自身の子どもが飲み薬を飲む際に嫌がったり、飲まなかったりした経験があると回答しています。

参考文献: 株式会社バンダイ(2005年), <バンダイ子どもアンケートレポートVol.119>~お子様の怖いものは何ですか?~, p3

日本調剤株式会社, “「子どもの薬に関する調査」を実施しました”, 日本調剤 企業情報, 2015年7月23日, https://www.nicho.co.jp/corporate/newsrelease/12604/, (参照2024年3月19日)  

出典:日本調剤株式会社, “「子どもの薬に関する調査」を実施しました”, 日本調剤 企業情報, 2015年7月23日, https://www.nicho.co.jp/corporate/newsrelease/12604/, (参照2024年3月19日)  

 

生活習慣病が社会問題になっていること

現在、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が社会問題化しています。厚生労働省のレポートによると、日本における死亡原因は、生活習慣病である「がん(悪性新生物)」、「心疾患」、「脳血管疾患」が50%近くを占めています。このように、生活習慣病は死亡原因にもなりますが、生活の質(QOL)を低下させ生き生きとした生活を送ることの妨げにもなります。これらの病気は、悪い生活習慣によって引き起こされることが多く、その解決の鍵は幼児期や学童期に健康的な生活習慣を身につけることにあります。そのため、幼児や児童を対象とした健康増進活動や保健教育が重要性を増しています。

参考文献: 厚生労働省(2023年), 令和4年(2022)  人口動態統計月報年計(概数)の概況, p10  

出典:厚生労働省(2023年), 令和4年(2022)  人口動態統計月報年計(概数)の概況, p10

 

医療系学生が子どもに接する機会が少ないこと

将来子どもに関わることを目指す医療系学生にとって、大学での授業や実習だけでは、子どもに接する機会がほとんどない場合が少なくありません。山内俊雄氏の実態調査によると、医学部卒前教育において、「子どものこころ」に関する実習を実施しているのは全80大学中53.8%と、約半数弱の大学では「子どものこころ」に接する機会がないことが明らかになっています。こうした現状の中で、医療現場では子どもからインフォームド・コンセント(医師と患者との間における、十分な情報を得た上での合意)が十分に得られているか分からない病気や治療・検査に対する子どもの理解力を医療スタッフが十分に把握できていないといった問題が挙げられています。これは現在の医療スタッフが、病気に対する子どもの理解や考え方を子どもから学ぶ機会に恵まれていなかったことも要因の一つであると考えられます。この現状は、身体や健康について子どもが専門家から学ぶ最高の機会が失われることや、子どもの病院嫌いにもつながってしまうと考えられます。

参考文献: 山内 俊雄(2009年), 子どもの心の診察の現状と問題点-全国大学医学部・医科大学における教育・診察の実態調査から-, 第104回日本精神神経学会シンポジウム, 精神経誌(2009),111巻, 2号, pp177-181

参考文献を基にプロジェクト代表者が作成

 

タイトル7

●本プロジェクトへのご支援は寄付控除の対象にはなりません。

●「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクト期間中・終了後にPR等で利用させていただく場合がございます。ご了承ください。

●目標金額:50万円

●目標金額の使途および実施する内容:小学生までの子どもたちに対して、健康教育を行います。支援金は活動に必要な備品25セットの購入費とクラウドファンディング実施手数料に充てさせていただきます。

※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。ご支援が1件でも集まった場合、現時点で備品1セットを購入することは可能です。支援金2万円ごとに1セットの購入が可能です。例えば、期日までに目標金額の50%が集まった場合には、備品12セットを購入するなど、購入する備品のセット数を減らすことで調整となります。

●クラウドファンディングで集まった資金が目標金額に満たない場合でもリターンの提供ができるよう、感謝のメールと活動報告書といった、原価がかからないリターンを設定させていただきます。

プロジェクト実行責任者:
篠﨑 梓(東京医科歯科大学CCC(Child Care Circle at TMDU)代表者)
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

子どもたちを対象とした健康教育を行います。 頂いた資金は、 活動に必要な備品の購入に使用いたします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上でのリスクについて
実施場所は、幼稚園や保育園・児童館・博物館など小学生までの子どもたちが集まる場所にこれから交渉いたします。2024年8月1日までに決定予定です。
リターンを実施する上でのリスクについて
ぬいぐるみ病院イベント実施のリターンに関して、実施場所は、幼稚園や保育園・児童館・博物館など小学生までの子どもたちが集まる場所にこれから交渉いたします。2024年8月1日までに決定予定です。ご協力いただける施設様は、こちらのメールアドレス(tbh.tmdu@gmail.com)までお気軽にご連絡くださいませ。

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プロフィール

「置かれた環境に関わらず、全ての子どもたちにより健康に・より幸せになってもらいたい」という思いから、東京医科歯科大学の医学生が2024年2月に立ち上げました。 幼稚園や保育園の子どもたち、病気や特性を持った子どもたちといった、全ての子どもたちに対するボランティア活動サークルです。 具体的には、「ぬいぐるみ診察」・「お薬作り体験」・「保健教育」・「遊びのボランティア」この4つの活動を通じて、子どもたちに対しては、身体や健康について興味と正しい知識を身に付けてもらう・看病やケアの気持ちを養ってもらう・医療への恐怖感を緩和して、興味を持ってもらう・病気や特性により遊びの機会が制限されている子どもたちに、遊びの機会を提供することを目指します。実施する医療系学生に対しては、子どもたちとのコミュニケーション能力を向上させる・子どもたちに対する病気の説明方法や保健教育のスキルを得ることを目指します。

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リターン

1,000+システム利用料


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応援コース1,000円

・感謝のメール

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

3,000+システム利用料


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応援コース3,000円

・感謝のメール

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

1,000+システム利用料


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応援コース1,000円

・感謝のメール

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

3,000+システム利用料


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応援コース3,000円

・感謝のメール

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月
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プロフィール

「置かれた環境に関わらず、全ての子どもたちにより健康に・より幸せになってもらいたい」という思いから、東京医科歯科大学の医学生が2024年2月に立ち上げました。 幼稚園や保育園の子どもたち、病気や特性を持った子どもたちといった、全ての子どもたちに対するボランティア活動サークルです。 具体的には、「ぬいぐるみ診察」・「お薬作り体験」・「保健教育」・「遊びのボランティア」この4つの活動を通じて、子どもたちに対しては、身体や健康について興味と正しい知識を身に付けてもらう・看病やケアの気持ちを養ってもらう・医療への恐怖感を緩和して、興味を持ってもらう・病気や特性により遊びの機会が制限されている子どもたちに、遊びの機会を提供することを目指します。実施する医療系学生に対しては、子どもたちとのコミュニケーション能力を向上させる・子どもたちに対する病気の説明方法や保健教育のスキルを得ることを目指します。

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