大人も子供も平等でいられる場「asobi基地」

社会全体で子育てをするために、新しい子育て支援の形を日本に。

社会全体で子育てをするために、
新しい子育て支援の形を日本に。

第1回 こどもみらいプロデューサー
所属 こどもみらい探求社/asobi基地

特集企画のテーマで過去にプロジェクトを実施した方々を紹介する本連載企画。第1回目は、こどもみらいプロデューサーとして活動する小笠原舞さん。Readyforを始められた理由や体験されたご感想をを伺ってきました。

任意団体「asobi基地」代表を務め、また「こどもみらいプロデューサー」という新しい仕事を作った小笠原さん。保育士の仕事を通じて感じていた子育てを社会で行うための支援や環境設備を充実させたいという問題意識から具体的な行動を実施するために、Readyforを通じてクラウドファンディングを成功させました。Readyforを通じてご活動の幅を広げていった想いに迫ります。

新しい子育て支援の形を作りたい

――Readyforを始められた理由について教えてください。

小笠原保育士としての活動、オトナノセナカの活動をしていく中で、今の日本社会では、子育てそのもの、家庭の子育て力の支援、そして子育てを社会全体で行うための環境設定がおろそかになっていると感じました。
「どこにいても支援が届くように、フェアな家庭支援をしていきたい」という思いで、子どもを中心の日本をつくるため、新しい子育て支援の形を作っていきたいと思い、「Child Future Session」を立ち上げ、その具体的な事例の1つとして、「asobi基地」を始めました。
「asobi基地」とは、オトナもコドモもみんなが平等な場所。園にいっていない人も、違う園に行っている人も、これから産む人も、みんながアクセスできる新しい形の育児支援の場所です。活動を開始した「asobi基地」のことをもっとより多くの人に知ってもらいたい、という気持ちがあり、クラウドファンディングを始めました。Readyforを選んだ理由は、他のクラウドファンディングサイトに比べて社会貢献や子どものプロジェクトが多かったことと、代表の米良さんのお話に共感したからです。2回目にReadyforでプロジェクトを応募したのは、今まで続けてきた「asobi基地」の活動をまとめた形で多くの方に伝えたいと思ったのが大きな理由です

オトナもコドモもみんなが平等な場所 「asobi基地」子どもたちと楽しく触れ合う小笠原さん。

任意団体「オトナノセナカ」代表 小笠原さん。

子ども達の素敵な未来を創るために、2010年「任意団体オトナノセナカ」を保育士仲間と立ち上げる。2011年にはまちの保育園オープニングメンバーとして勤務し、2012年6月に子ども視点で社会にイノベーションを起こそうと「Child Future Session」を立ち上げ、翌月7月には新しい子育て支援の形として、大人も子どもも平等な場所「asobi基地」を始めた。また、2013年6月には合同会社こどもみらい探求社を立ち上げ、現在に至る。
すべての家族に平等な子育て支援をするために、また保育士の社会的地位を向上させるために、保育の専門性を社会に活かしていく「こどもみらいプロデューサー」という仕事をつくり、子育ての現場と社会を結ぶ役割を果たしながら、子どもに関わる課題の解決を目指し、常に新しい挑戦を続けている。

少額の支援金設定にしたので、不安はありませんでした。

――プロジェクトを始める前のお気持ち

小笠原1回目のプロジェクトの際は、30万円という少額の支援金額設定にしていたことと、周囲の方からも「asobi基地」のアイディアについて面白いと言ってもらっていたので、どきどきはしましたが不安はありませんでした。2回目のプロジェクトの際は金額が100万円と設定したので、本当に集まるのか不安がありました。ただもし支援金が集まらなかったとしても、目の前の1人の子ども、1つの家族だけでも笑顔になってもらえるように民間から草の根的に行っていくことは変わらず続けたいと思っていました。

同じ志をもつ仲間と話し合うをする小笠原さんたち。

なんと2日で目標金額を達成

――プロジェクトが成立された際のお気持ちを教えてください。

小笠原本当に驚いたのですが、プロジェクトの支援を開始してから2日間で目標金額の30万円達成しました。びっくりすると同時にやろうとしていることが、社会に必要とされていることを強く実感しました。あとはこの応援していただいた気持ちを、どう形にして返していくのか、ということを意識しました。そこがしっかりできていないと次はないと感じていたので。支援金に込められた皆さんの思いをしっかり受けとめたいと思いました。

皆さんの支援のもと、2日で目標金額を達成。プロジェクトを通してたくさんの笑顔が生まれた。

本当に心から感謝しています。

――Readyforを体験されていかかでしたでしょうか。

小笠原キュレーター(担当者)の方がついてくださるのは、1回目も2回目もとても心強かったです。キュレーター(担当者)の方はプロジェクトを沢山こなしているので、そのアドバイスはとても確かだと感じられたのと、丁寧に対応していただいたので、信頼することもできました。
掲載される文面も、客観的にチェックしていただきコメントや適宜修正もしていただいたことで、プロジェクトが公開された後も伝えたいことがわかりやすいなど、周囲からの評判も良かったです。あとキュレーター(担当者)の方から、自分達のプロジェクトに共感していて応援したいという気持ちが伝わってきたことも嬉しかったです。

ますます広がっていくasobi基地のプロジェクト。

活動開始への大きな一歩になりました。

――実際のプロジェクトを実行し、成功したお話を聞かせてください。

小笠原第1回目に集めた支援金額では、asobi基地のモデルとなったカナダのトロント視察費用や、こども達が使う素材の調達費用、HP作成、ステッカー・グッズ作成費用にさせていただきました。実際に現場を視察することで学びと同時にたくさんの素敵な人との出会いがありました。1月の報告会、2月のChild Future Session、そしてその後の子育て支援の充実に向けて、この旅で得たものをしっかりと未来につなげていきたいと思いました。2回目に集めた支援金額では、「期間限定asobi基地カフェ」を実施しするための場所のレンタル代、各コンテンツ開催費に充てさせていただきました。イベント開催なので事前に場所を探し、お金の入る時期に支払いができるよう交渉し、参加してもらうアーティストにも声がけをし、スタッフ集めも実施しながら準備を進めました。カフェの場所となったお店もとても協力していただいて、asobi基地カフェは2日間とも無事に終了しました。沢山の方に集まっていただき、とても充実した2日間を終えることができました。Readyforをきっかけに沢山の方に知っていただけたこと、出会えたことで活動の幅が大きく広がりました。