食特集インタビュー1

食特集インタビュー2

「食べて守る」ムーブメントを広げ、
地域の魅力を守る

第2回 映画
 「よみがえりのレシピ」監督

特集企画のテーマで過去にプロジェクトを実施した方々を紹介する本連載企画。第2回目は、映画監督として活動する渡辺智さん。Readyforを始められた理由や体験されたご感想をを伺ってきました。

映画「よみがえりのレシピ」監督を務め、在来野菜を食べて守るムーヴメントを広げてきた渡辺さん。縁あって自身の故郷・山形県鶴岡市で在来野菜の存在を知り、もっと多くの方に映画を通して魅力を伝えることを実現するために、Readyforを利用しクラウドファンディングを成功させました。Readyforを通じてプロジェクトを成功させた想いに迫ります。

在来野菜を細々と守っている生産者の方々を応援したい

――Readyforを始められた理由について教えてください。

渡辺全国各地で細々と在来野菜のタネを細々と守り続けている生産者の方々について1人でも多くの方に知ってもらいたい。そのためには東京上映を成功させる必要がありました。
そのための広報活動に対する資金支援を集めたく始めました。又、映画を通して在来野菜の取り組みに興味を持ってくださる方や、応援してくださる方との関係を可視化したいという気持ちもあり、クラウドファンディングのサービスを選択しました。
他のクラウドファンディングサイトではなくReadyforを選んだ理由は、社会を市民の力で良くしていくような、お金を集める志の部分が自分の活動とマッチすると思ったからです。

オトナもコドモもみんなが平等な場所 「asobi基地」子どもたちと楽しく触れ合う小笠原さん。

映画「よみがえりのレシピ」監督 渡辺さん。

1981年生山形県鶴岡市出身。 東北芸術工科大学在学中に東北文化研究センターの民俗映像の制作に参加。2002年「関川のしな織り」で撮影を担当。03年山形県村山市の茅葺集落五十沢の1年を追う。上京後イメージフォーラム付属映像研究所に通いながら、映像制作を開始する。 05年有限会社アムールに入社し飯塚俊男氏に師事する。 06年障がい者が参加する第九合唱を描いたドキュメンタリー映画「An Die Freude 歓喜を歌う」撮影・編集。07年「映画の都ふたたび」を撮影。08年フリーで活動開始。「湯の里ひじおりー学校のある最後の1年」を監督。10年映画「よみがえりのレシピ」を撮影開始、
11年の秋に山形県内で公開する。2011年山形国際ドキュメンタリー映画祭、2012年香港国際映画祭に本作品を正式に出品している。

クラウドファンディングの経験が初めてでわくわくしていました

――プロジェクトを始める前のお気持ち

渡辺支援金設定は、35万円でしたが、皆様からのお金を集めるという意味で小さい金額だとは思っていませんでした。支援金が目標額に達しない場合は0円なのでリスクも感じていました。ただクラウドファンディング自体が初めての経験で、仲間からアドバイスをもらったりみんなで公開ページの相談をしながら作り上げていくことが初めての経験でとても楽しくワクワクする気持ちでいました。

同じ志をもつ仲間と話し合うをする小笠原さんたち。

18日で目標金額を達成

――プロジェクトが成立された際のお気持ちを教えてください。

渡辺最後までどうなるかわからないという不安がありました。ただ知り合いの方や知らない方からも支援をもらえたことと、プロジェクトを始めてから出会った人達が他の人にもどんどん紹介してくれて、何とか目標金額を達成することができました。

皆さんの支援のもと、2日で目標金額を達成。プロジェクトを通してたくさんの笑顔が生まれた。

親身に相談に乗ってくれたことに感謝しています。

――Readyforを体験されていかかでしたでしょうか。

渡辺慣れない初めてのプロジェクトでしたが、キュレーター(担当者)の方が親身に相談にのってくれたことに感謝しています。
18日という短い期間設定でしたが、無理だと決めつけずに一緒になって実現するために取り組んでいただけて嬉しかったです。

ますます広がっていくasobi基地のプロジェクト。

お金以上に支援者との関係を築くことができました。

――実際のプロジェクトを実行し、成功したお話を聞かせてください。

渡辺集めた支援金額で東京上映の広報活動を実施することができました。又、上映初日には沢山の方にご来場いただけました。在来野菜を守っている方々を応援する空気がReadyforを通じて徐々に盛り上がり、沢山の方々に活動を知っていただけたことがとてもよかったです。又、お金を集められたこと以上に支援者の方々との関係を築くことができたことがとてもよかったです。さらにReadyforでプロジェクトを実施することでメディアの方にも注目していただき、活動の幅が広がったと感じています。