お薬の選択について

ルルへの応援、いつも本当にありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♂️🍀

 

私たちが現在ルルに使っているお薬は、全国でFIP治療薬（国内未承認薬）として認識されている中で高額な種類のものです。

（注射だともっと高いものもあるようですが。）

 

そしてFIPの治療をして下さっている病院での取扱いは

⚫︎現在使用中の高額なお薬

⚫︎モルヌピラビル（2021年末に人の新型コロナ抗ウイルス薬として認可されています。）

 

の2種類でした。

今回はこの安価なモルヌピラビルを選ばなかった理由。

そして個人購入を選ばなかった理由をお話させて下さい。

 

尚クラウドファンディングの規約上、現在使用しているお薬の名前は出せません。

ご了承下さい💦

（XやInstagramで名前を表記している部分もあります。）

 

【安価なお薬を選ばなかった理由】

84日間の投薬は必須なので、値段のことを考えればモルヌピラビルはとても有難いものでした。

ですがモルヌピラビルはあくまでも人用の抗ウイルス薬であり、FIPの薬ではありません。

薬の選択をする上で懸念材料が多いと判断し、先生とも相談した上で現在のお薬の投薬を決めました。

 

理由は主に下記のものになります。

 

① 副作用で肝機能・腎機能に予期しない影響を及ぼす可能性がある。

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肝機能・腎機能の数値が既に悪いルルに、そのお薬の使用は合併症のリスクが高すぎる。

 

② 発がん性のリスクがある。
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まだ腹部の腫瘍に対し、リンパ腫の可能性が0ではありませんでした。
万が一リンパ腫だった場合、命の期限を縮める可能性がある。

 

③ そのお薬を素手で触れた人や他の動物へ、副反応を起こす可能性がある。
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私たちはどうとでもなりますが、我が家にはルルの他にも3匹の猫がいます。
万が一、我が子たちの口に粉末が入って体調を崩したら？
病気になってしまったら？

もちろんモルヌピラビルで治療し、寛解してる子もいます。

ただ現段階でFIPに対しては、治験段階であるのも事実なのです。

 

ルルは混合タイプの中等度でしたので、400mg飲まなければならない。

長期（84日）、多量投薬での副反応や合併症の発現は未知数…。

そう考えるとどうしても選べませんでした。

 

ルルが毎朝5時に飲んでいるお薬です。

↓

 

【個人購入を選ばなかった理由】

転院前にかかりつけ病院からFIPの可能性を聞いた時、調べて情報としては知っておりました。

ですが個人購入には模倣品を掴まされるリスクがあること。

そして何よりも、その段階でルルは命の期限が迫っていました。

 

かかりつけ病院での取り寄せでも早くて5〜7日間。

ルルは待ってる間に持たない可能性が高い。

と言われ、即日投薬治療を開始できる病院に転院しました。

そしてFIP治療に力を入れている現在の病院でも、FIPであるならばすぐに投薬しなければルルは3日持たない、とも。

 

あの段階で個人購入の舵をきっていれば、今ルルの命はなかったと思っています。

 

 

結果的にクラファンを立ち上げ、皆様にご支援を募らざるを得ないことは大変心苦しく思っております。

ただこうしてプロジェクトを開始した以上、目標達成に向けて全力で取り組みたい。

どうか引き続き応援いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

※直接支援も引き続きお願いしております🙇‍♀️🙇‍♂️