沖縄戦終結から70年。若者と沖縄で平和を伝えるパレードを!

沖縄戦終結から70年。若者と沖縄で平和を伝えるパレードを!

支援総額

158,000

目標金額 150,000円

支援者
19人
募集終了日
2015年6月29日

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プロジェクト本文

沖縄で私たちは平和について考えなおすサウンド・アートパレード行います。

 

みなさんこんにちは。沖縄県宜野湾市出身の元山仁士郎です。私は小さい頃からあの有名な普天間基地の側で暮らし、おじぃおばぁから戦争体験の話を聞いていました。今思えば、あの時のお話こそ今の時代を生きる私たちにとって大切であり、また受け継いでいかなければいけないものだと気付きました。

 

そんな思いを旗にし、その旗を持って平和についてのスピーチをしながら歩きまわる。現代らしく若者に受け入れてもらえるようなサウンド・アートパレードを行います。

 

しかし、そのために必要な旗の資金やトラックのレンタカー代が足りません。どうかご支援頂けないでしょうか。

 

(戦争体験者の話を真剣に聞く実行メンバー)

 

平和について多くの方とゆんたく(おしゃべり)してきました。

 

 僕は普天間高校卒業して、現在は、国際基督教大学教養学部の4年生です。
去年の沖縄県知事選前に「基地のことや政治のこと、もっとみんなと話したい!」という思いから、沖縄の学生とバスツアーを企画し、私たちと身近な政治や基地のことについて、「ゆんたく(沖縄の言葉でおしゃべり)」する場や機会をつくる学生有志団体、「ゆんたくるー」を立ち上げました。

 

(ゆんたくの様子)

 

 

おじぃからもっと話が聞きたかった。その後悔が、私の原動力です。

 

 私が中学校のときに亡くなった祖父は、よく戦争体験を話してくれ、彼の体に残る銃痕にも触らせてくれました。しかし、いつも同じ話ばかりしていて、正直、「また同じ話かよ」と思いながら相槌だけして、半分聞き流していました。

 

なくなってから気付く。そんなありきたりなことでしか
学べなかったからこそ今度は自らの手で学びつくしたい。


「あの頃は何も疑問に思わなかった。私たち一人ひとりがしっかり考えて、動かなければいけなかった」と小学校の時に沖縄戦体験者から聞いたこの言葉があります。遠くを見つめていた彼女の目には、何が写っていたのか。その言葉と彼女の表情がいまでも忘れられません。

 

 祖父が病院で亡くなった時も私は「もっともっと話を聞けばよかった」と、病院のトイレで号泣したのを覚えています。私の亡くなったおじぃちゃんに対する感謝と責任、そして、沖縄戦/戦争への想像力が私の原動力です。私は、命がけで繋いできてくれたたくさんの人達のために、このプロジェクトを実行します。どうかどうかご支援頂けないでしょうか。

 

 

「沖縄戦"終結"から70年」

 

このサウンド・アートパレードは、6月20日(土)に沖縄・那覇で「ゆんたくるー」が主催となって開催します。テーマは、「沖縄戦"終結"から70年」。6月23日は、沖縄では「慰霊の日」と呼ばれています。牛島実陸軍中将が、現在は平和記念資料館や平和の礎がある、摩文仁の丘で自決をした日、つまり、沖縄での組織的な戦いが事実上終わった日だと言われており、公休日になっています。

 

そして、その前の6月20日に、私たちは平和の思いを込めた旗や横断幕を作り音楽に乗ってスピーチをしながら、学生や若い人を集めながら歩くサウンド・アートパレードを行い、社会に対して沖縄戦を忘れないということをアピールをしていきます。

 

(平和の礎で)

 

戦後のこの世界に生きる私たちが大切にすべきことは、過去を忘れずに、これからを生きていくこと。

 

僕は、小さい頃から小中高校で沖縄戦体験者の話を聞き、祖父母からも戦争体験を聞いてきおじぃおばぁから戦争体験の話を聞いていました。どうして戦争の話は常にいまもこれからも大切にしていかなければいけないのか。それは命があることを当たり前と思わずに、生きていくため。

 

今まではそう思っていました。でも私はいつも思います。ひたすらただ愚直に目の前の人を大切にし続けたいと。戦争で震災でたくさんの人が傷つき、そんな悲劇の繰り返しの中に生きる私たちだからこそ、それに立ち向かっていくだけの勇気と優しさを日常生活で表現しなければいけないと思います。

私の祖父母を始め、沖縄戦の体験者が亡くなり行く中、彼らの体験・記憶・教訓・想いの継承と発信が、今後の日本の沖縄の行方の鍵を握ると思っています。

 

(バスツアーの様子)


僕たちが動いていく。


今回のプロジェクトはめちゃカッコよくて、ワクワクするものを開催します。舞台は沖縄。最高な条件を最高な演出とともに味わえる時間にしたいです。私自身の東京で学生デモをやってきた経験を活かしながら、似たような思いを抱いている沖縄の学生や、沖縄県立芸術大学の学生、県内で活動するアーティストと出会いも活かし、アートの要素を取り入れたより自分たちが参加したいと思えるような仕方、ワクワクするような楽しいデモを行います。

 

しかし、パレードのワークショップで使用するペンや絵の具の材料費、サウンドカーのための1.5tトラック2台分のレンタカー代、そのトラックを装飾する布や横断幕などの費用、参加者や歩行者に配布するパンフレット1000部及びステッカー700枚の制作費、イベント当日に販売するTシャツ40着を作る費用が足りていません。どうかひとりでも多くの方に想いを感じてもらうために、ご協力お願い致します。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇引換券について◆◇◆◇◆◇
ご支援いただいた方には、以下のアイテムをお送りします。

 

☆サンクスメール

本イベントのため制作したフライヤーと、メンバー一同の感謝のメールをお送りします。

 

☆パンフレット

企画・運営メンバーの記憶に残っている戦争体験者やおじぃ、おばぁの言葉が刻まれたパンフレット(A6版4ページ)です。

 

 

☆ステッカー
この企画のために作る「6.20 Flag March」のロゴが入ったステッカーです。
 

 

☆Tシャツ

このイベントを表す言葉、「A Future That I Want」(私が望む未来/もの)と「6.20 Flag March」のロゴが入ったオリジナルの手刷Tシャツです。

 

 

 

 

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プロフィール

沖縄県宜野湾市出身。国際基督教大学教養学部卒業、一橋大学社会学研究科修士課程在籍。

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リターン

3,000


alt

・サンクスメール
・パンフレット

支援者
6人
在庫数
制限なし

5,000


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・サンクスメール
・ステッカー
・パンフレット

支援者
8人
在庫数
制限なし

10,000


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・サンクスメール
・ステッカー
・パンフレット
・Tシャツ

この企画のために作る「6.20 Flag March」のロゴが入ったステッカーと企画・運営メンバーの記憶に残っている戦争体験者やおじぃ、おばぁの言葉が刻まれたパンフレット(A6版4ページ)、さらに、このイベントを表す言葉とロゴが入ったオリジナルの手刷Tシャツをお送りします!

支援者
6人
在庫数
完売

プロフィール

沖縄県宜野湾市出身。国際基督教大学教養学部卒業、一橋大学社会学研究科修士課程在籍。

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