次々と外で産み落とされては、消えてゆく子猫達の命。お助けください。

エリスは早々にたいそう見初められ、エリスに会いたくて何度も彼女の元に通い続けたご家族が、里親にと申し出てくれました。

エリスは「みかん」ちゃんとして幸せな第2章を始めました。

一方、エリスの元親さん。エリスの幸せを手放しで喜びつつも、とても淋しい気持ちに包まれています。

妊娠した母ねこが九州の義母宅（旦那様のご実家）に現れ、どうしようと戸惑ううちに、どこかで出産を果たし、間もなくして３匹の子を連れて現れたのでした。その1匹がエリスです。

元親さんご夫婦が母子を保護し、エリスの検査や予防接種、そして母ねこの手術を施したのでした。そしてはるか九州から遠路はるばるエリスを連れてきたのです。

九州～東京間の往復を繰り返しました。時間も労力もかかりました。もちろんねこ達の医療費の負担もありました。

でも、目の前の一匹をなんとしてでも助けたい・・・ただひたすらにその思いだけだったのです。それはいうまでもなく、愛だったと思います。

嬉しいけれど、淋しくてたまらない元親さんご夫婦。

そんなご夫婦から、チョコレートをいただきました。

よく見ると、なんとエリスが！

エリスの写真入りオリジナルチョコレート

元親さんの淋しいお気持ち、とてもよく分かります。

間違いなくそれは幸せな旅立ちのはずなのに、ねこ達を見送りながら帰りの途では涙がこぼれて仕方ないのです。私たちも同じです。

生まれた時からいつもたくさんの愛に包まれていた。

エリスは元親さんのこと忘れないと思います。