精神障害を持つ生活保護受給者達で社会に役立つ行政書士事務所を開設

自己紹介

 

私達は発達障害（ADHD等）や鬱といった精神障害（疾患）を持ち、現在生活保護を受給している人の集まりで令和4年2月14日に任意団体として活動を始めました。メンバーの中には自殺未遂を起こして警察にお世話になった方や閉鎖病棟といった精神科の病院で入院していた方もおります。そんな中、私達の中で「行政書士試験合格者」がいる事や、過去に行政書士補助者や弁護士事務所でパラリーガル経験が有る人がおり、それなら世の中のためになる「みんなの行政書士事務所」を設立したいと思いました。

※行政書士とは皆様に変わって役所へ書類を作成して提出したり、権利義務や事実証明に関する書類の作成又は提出手続が可能な職業です。例えば役所に対する生活保護の手続きや警察に対する告訴状も提出出来ますし、依頼者に変わって退職届を作成して会社に送ったり、金銭等の問題解決の為に和解書などを作成する事が出来ます。またそういった事案に関する相談も受ける事が可能です。

 

社会的に弱者と言われている自分達だからこそ出来る細かな対応、依頼者のためになる一番の行動を重視して世の為、人の為、そしてみんなのためになる行政書士事務所を設立運営したいと思っております。

 

事務所は現在、神奈川県横浜に設立予定ですが依頼は日本全国から受けれる様にいたします（法律上、事務所が神奈川県に有っても依頼自体は何処にお住まいの方でも可能です）。

但し、集まった金額によっては東京23区内で事務所を設立する事も検討しております（現在の事務所はメンバー宅を事務所として登録する予定ですので、集まった金額によっては私生活を分けるためにキチンと事務所を設立したいと思います）。 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

障害（疾患）によっては作業手順を覚えるのに時間がかかって作業が遅かったり、何度も同じような事を聞いたりと健常者と同じペースで仕事が出来なかったり、朝から動けなくて会社に出社出来なく布団で寝込む日が続いたりと私達が個々ではなかなか人の役にたてない事が多いです。また周囲に精神障害（疾患）の理解が無いと「やる気が無い人」「だらしが無い人」といった風に捉えられ一般企業では働けない事が多いです（障害碍者雇用でも実際に受け入れてくれる企業は少なく何度面接をしても落ちてしまう事ばかりです）。

しかし、今回行政書士資格者や行政書士補助者経験者、弁護士事務所でのパラリーガル勤務経験が有る方達が集まった事で同じ苦しみを理解しながら支え合あって、自分達のペースで仕事を行う事が可能になり、その結果として誰かの役に立てる事が出来ると思いました。

 

そして自分達の立場や経験を考え、出来るだけ社会的に弱い立場の方や困っている人に対して何かしら協力をしたいと考えております。

 

 

プロジェクトの内容

 

今回のプロジェクトでは精神障害（疾患）を持って生活保護受給中の人達で自分達の立場や経験を生かして社会貢献や誰かの役に立てる「みんなの行政書士事務所」を設立しようとしております。本来なら自己資金や借り入れをして起業するのが普通だと思うですが私達は生活保護受給者の為に法律的に借り入れする事が出来ず、更に生活費も月に7万円前後という事でとても開業における資金が集まりません。皆様からすると甘えに見え、厳しいお叱りを頂くような事かもしれませんがどうか私達に社会で活躍をする機会を与えて頂きたいと思います。また安定した収入になればメンバーが生活保護から離脱する事によって税金も抑えられ、尚且つ私達が税金を支払う事によって更なる社会貢献が出来ると考えております。

 

私達は自分達の立場から障害（疾患）を持った方や社会的にハンデが有る方への生活支援や他の行政書士が受けたがらない案件や断るような案件（警察への告訴状提出や金銭問題や退職に対する企業への内容証明書発送）を出来るだけ受けて行こうと思っております。また障害を持たない普通の方に対しても生活の「困った」を解決する為に行政書士として出来る業務で有れば1つ1つを丁寧に問題解決に向けて頑張って行こうと思います。

決して上から目線ではなく、同じ目線で皆さんの「困った」を解決する行政所事務所が「みんなの行政書士事務所」です。

 

プロジェクトスケジュール

事務所設立は令和4年9月頃を計画しており、今回リターンで支援してくださった方全員に開業報告をお礼のメールとは別に送らせて頂きます。もしお困りごとが有りましたら開業後、直ぐに御対応いたします。

 

プロジェクト支援金の使途

行政書士登録費用：約25万円

開業準備費用（印鑑作成代、ホームページ作成代）：約5万円

残りはその他費用がかさんだ時の対応費用やクラウドファンディングの手数料として利用させて頂きます。

もしそれ以上の金額が集まった場合はチラシの作成等の広告費、専門書購入等事務所の開業準備や運営準備の為に大切に利用させて頂きます。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

日本全国の助けを必要としている人達に対して他の行政書士事務所で断られた依頼や案件を含め、全ての業務を丁寧に行っていきたいと思います。勿論、依頼される事へのメリットやデメリットをちゃんとお話しさせて頂いた上で依頼者様にご納得いく判断をして頂けるように心がけます。

 

またこの「みんなの行政書士事務所」内においても私達と同じように障害者を抱えていたり、生活保護で仕事が無い方を雇用していくなど様々な形で社会貢献が出来たらと考えております。

 

 

最後に

 

今回のクラウドファンディングのプロジェクト内容を読んで「精神障害（疾患）者に大切な依頼を任せられるのか？」「生活保護を受けている人達に金銭を上手く活用できるのか？」といった不安も有るかとは思います。

 

精神障害（疾患）とは外的要因（人間関係等）によって誰にでも現れる可能性が有る一般的な障害（疾患）です。ことによっては頭痛や目眩といった体調的な症状や希死念慮などといった自死に対する精神的な症状も有りますが、それを理解してくれる人や環境があれば普通の人と変わらなく過ごしております。お金に関しても借金などではなく障害（疾患）の為に働けないといった状況での生活保護なので支援して頂いた皆さんの資金は大切に活用いたします。

 

他人任せで本当に申し訳ないですが私達の最後の希望は今このプロジェクトを読まれている皆様です。皆様の支援によって私達だけではなく、私達に相談や依頼をして頂ける方も助ける事が出来ます。そして、もし皆様自身に何かお困りごとが有りましたら是非、私達「みんなの行政書士事務所」に御依頼ください。必ず出来る限りの事を行うとお約束いたします。