「北海道百年記念塔」解体差し止め住民訴訟にご支援を！

目標の3分の2　200万円に到達しました！

みなさまご支援まことにありがとうございます。

前回、このクラウドファンディングと訴訟について少し弱気な発言をしましたが、やはりラウドファンディングは訴訟にも大きな影響があります。そうした話しをさせていただきます。

これは弁護士の原先生から教えていただいたことですが、一般的な個人の私的な財産や名誉などを守るのとは違い、住民訴訟というのはまさに住民が中心になった社会的な訴訟であるため、この訴訟に向けられた社会的な関心の大きさも判決に大きく影響するというのです。

裁判所も行政機関なので、行政訴訟ではどうしても行政の味方をしてしてしまう。北海道百年記念塔がいかに素晴らしいものであって、それを解体する手続きにいかに不明朗なところがあっても、存続を求める声が数人では裁判所としては、行政の決定をなかなか覆すことができない。ですから、原先生からこの訴訟の社会的な関心をできるだけ高めて欲しいと先生から言われました。

そうしたなかで、クラウドファンディングで積み上がった支援は、この塔の存続に向けた住民意向の極めて具体的な例証となります。

もうひとつ付け加えたいのは、この塔の今後をどうするかという議論への影響です。百年記念塔を維持することへの「将来世代の負担」は道が解体理由に挙げているところで、道内マスコミを通して高額な維持管理費が広報されています。（強く異論はありますが）

そうしたなかで解体反対の運動には「そんなに守りたいなら、守りたいやつで金を出せ」という冷笑派からの声が浴びせられてきました。私たちも、民間資金も活用したなかで守っていくべきと考えますが、「果たして民間資金が集まるのか？」という疑問は少なくあるわけです。

そうした疑問に対して、裁判支援というかたちではありますが、このクラウドファンディングが成功は確かかな答えとなっていきます。

裁判においても、解体差し止めの判断を裁判所が下したとしても、維持できなければ無駄な判断となってしまうと、裁判官は思いかねません。クラウドファンディングの成功は、そうした裁判の心理にも好ましい影響を与えるはずです。

弁護士の原先生とと話して感じたのは、実際の裁判というのは原告と被告とで裁判官の心を奪い合う心理戦なんだなということでした。そしてその心理戦において、クラウドファンディングの成功は大きな意味を持つと感じました。

ですから、クラウドファンディングの成功が直接裁判に影響しないものの、間接的には大きく影響すると言うことができます。

みなさま引き続きよろしくお願いいたします。