「北海道百年記念塔」解体差し止め住民訴訟にご支援を!

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支援総額

10,452,000

目標金額 3,000,000円

支援者
1,400人
募集終了日
2023年1月10日

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2023年12月11日 22:57

最高裁での論戦始まる。上告理由書と上告受理理由書を提出しました

12月6日、北海道百年記念塔訴訟団は①上告理由書と②上告受理理由書を最高裁判所に提出しました。

 

①上告理由書は、原判決について憲法違反や法律に定められた重大な訴訟手続の違反事由があることを理由とする場合の不服申立で、②上告受理申立ては原判決について判例違反その他の法令の解釈に関する重要な事項を含むことを理由とする場合の不服申立となっています。

 

最高裁については7月3日に、民事の「仮差押え」にあたる「仮の差止め請求」が却下されたことを不服とする特別抗告を申し立て9月28日に却下となりましたが、「仮の差止め請求」はそもそも判断に急を要するものなので、却下はこれを早々に処理してからじっくり本訴にかかろうという裁判所の態度の表れであって、却下になったからといって特に悲観するものではないそうです。

 

高裁までは、原告の理由書が提出されると、被告から反論の意見書が出されることになっていますが、最高裁では必ずしもそのような決まりはありません。

 

一般に最高裁は15人の裁判官が事件を担当しますが、近年上告事件は増加の一方で、この数では捌ききれないため、全国の裁判所からより集められた最高裁判所調査官という判事が、法廷で審理すべきもの、すべきではないものを事前により分けるそうで、ここで振るい落とされれば2か月くらいで判断が下るようです。弁護士はこれを「三行半」と呼んでいます。この関門を超えると法廷審理となりますが、判断が出るのは少なくとも半年以上、多くは10か月以上かかるようです。

 

しかし、「三行半」を超えたからといって必ず有利な判断が下るわけではありません。最高裁判所が二審判決を見直そうとした場合は、原告被告の双方を呼んで言い分を聞く「弁論」が行われることが多いようです。このため最高裁が弁論の期日を決めた時点で新聞が「二審判決の変更か」「逆転無罪の公算」などと報じるケースがあります。まずは最高裁に呼ばれることを期待しましょう。

 

現在、記念塔裁判は、❶原告道民に道を訴える資格があるのかを争う訴訟要件と❷記念塔を解体した道の行為の正当性を争う実体要件の二階建てとなっており、一審二審とも❶の訴訟要件で却下となりました。❷の実体論はまったく審理されていません。

 

我々は、二審の❶の判断が裁判を受ける権利を保障した憲法32条違反であるとして①上告を、❶と判断した二審に重大な判例違反があるとして②上告受理理由書を提出しました。

 

記念塔解体の正当性を問う❷実体要件について一審二審とも審理していないため、最高裁が原告の主張を認めると、改めて❷を審理するよう「高裁に審理を差し戻す」判断になると思われます。

 

そして札幌高裁で、今度こそ道の正当性を問う裁判が始まりますが、記念塔自体は失われているため、訴えの内容を変更して精神的な損害賠償を求めるような裁判になっていくと考えられます。

 

冬の間に判断が下る「三行半」になるのか、はたまた長期戦になるのか、今から見通すことはできませんが、われわれはクラウドファンディング協力者1400名の思いに応えるため、後続する訴訟に有利な判例を残すため、最後まで戦い抜きます。よろしくお願いいたします。

 

※上告書の趣旨は、改めてご報告します。

 

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リターン

2,000+システム利用料


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2,000円コース

■支援の感謝を込めたお礼メール

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2023年2月

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申込数
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