顕彰碑に新千円札を報告！

伊東市でも早くも７月４日に新千円札が登場。
早速手にした顕彰委員会の杉本会長は顕彰碑の柴三郎顔写真にその新千円札をかざして、喜びをともどもに分かち合った。

伊豆新聞の掲載記事をアップします。

伊豆新聞　2024年7月5日 

北里博士の新紙幣、伊東に　顕彰委が早速入手

　３日に発行された新紙幣が、伊東市内にも出回り始めた。新千円札の肖像に採用された北里柴三郎博士の顕彰委員会（杉本正人会長）は４日、新札を早速入手し、竹の内の顕彰碑の前で記念写真を撮るなどして大いに喜んだ。
　県内では４日から、静岡銀行など一部の金融機関が新紙幣の取り扱いを始めていた。杉本会長は待望の新千円札を早くも手に入れ、北里の肖像画をしげしげと眺めた。「千円札は一番使われる紙幣。伊東と北里博士のつながりを知ってもらいたい」と語った。
　新千円札の裏面は葛飾北斎の富嶽（ふがく）三十六景「神奈川沖浪裏」で伊東が面する相模灘の景色とあり、同委員会メンバーは親しみを持って迎えている。
　北里は伊東に別荘を構え、通学橋の架橋や国鉄伊東線の誘致など多くの功績を残した。同委員会は１月に伊東大川（松川）沿いへ顕彰碑を建立した。