真言宗　僧侶になって　自然農　坐禅に瞑想　これが生か　よしもう一度

自己紹介

私は地元の熊本県立多良木高等学校を卒業後、東京に上京しフリーター生活をしておりました。新聞配達からトラック製造工場、警備員、キャバクラ等色々な職業につきました。あるときはトンネル工事の坑夫。またあるときはトラックの運転手。廃品回収業もしていました。

なぜ色々と職を転々としていたのか？と問われれば、密かにジャーナリストを目指していたからに他なりません。子供の時から本や新聞を読むのが好きでした。

この世の中はどうしてこうなったのか

 

なぜ僕は僕でここに生まれたのか

 

この肉体が死んでしまったら意識はどうなるのか

よくそんなことを考えていました。ですから上京後は時間が勿体無いからと歩きながら本を読み、映画を一日三本鑑賞したりして、夜は夜で街中のショットバー、シティーホテルのバーに通って文化人を気取っていました。

馴染みのシティーホテルをつくり、原稿は連泊で缶詰になって書かないと。それにいろんな職業を経験して見聞も広めないといけない、まだまだ知識が足りない。そうなると定職についてる時間も意識も全くありません。やることなすこと全部が取材対象になります。

国会議員の政治家秘書や大物任侠の親分、有名芸能人の方たちとの人脈もできていきました。退職したあるキャリア警察官には三億円事件の犯人を教えてもらいました。

シティーホテルのバーには某国の大使館員がよく訪れてきまた。そうした場合は僕の拙い英語で国際情勢を訪ねていました。常に考えていたのは、陰日向なく生きている『正直者がきちんと評価される世の中を作りたい』ということです。

この社会はそんな綺麗事ではない、という事は百も承知です。しかし99%の人がそうでも、残り1%の人が僕の考えに賛同してくれればいいかなと思って、あくせくしていました。ベトナム戦争に火を被り抗議した僧侶の動画を見た時、力強く感じました。人間はまだまだ捨てたものではないと。

近現代では、命を投げ打って祖国を守ろうとした特攻隊がその1%の人間なのではないかと思います。

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

そして、友人が運送会社をしてますのでそこに就職しました。しかし、何かが違う…

私は地元の復興と発展のために、半分は親孝行にもなるのではと思い帰郷したのです。しかし、当たり前ですが会社というのは営利目的の組織です。私のジョンレノンみたいなイマジンが相手にされるわけがありません。そんなこと分かりきっていたのですが、古い友人であるため目測を誤りました。

四ヶ月余りで退職しました。ここで私のジャーナリスト魂に火がつきました。『よし。傷ついた心と人生をリセットするにはお遍路だ！』と。元総理や干された芸能人、有名人がやってたなと思い出しました。

どうせやるからには『歩き遍路だ！』ということで、寝袋とテントを担いで昨年八月に出発しました。紆余曲折がありまして、最後に高野山の奥の院に参拝をしまして祈願達成！と相成りました。

因みにお遍路の時に、袈裟はトイレの時は外すように教えてもらいました。今でも、その時の袈裟を毎日着用しております。（首に巻くだけの簡単な袈裟ですが）

その縁で『弘法大師空海』のことに興味を持ちました。色々と調べるうちに、この人こそ現代の不条理に対しての解決策のヒントになる人だと思いました。

それまで氣功とかホロスコープとか陰陽術に興味があり自己流ではありますが、勉強しておりました。しかし、弘法大師空海は千二百年前にはその全てにおいて凌駕して、現代の科学的、工学的においても認めらております。弘法大師空海に一歩でも近づきたいと思い僧侶になる覚悟をしました。

畑作業をしていて思いますのは、現代人に足りないものは大地の土と静寂ではないかと強く思います。ドストエフスキーの［罪と罰］のラストシーンです。

プロジェクトの内容

今回のプロジェクトで集まった貴重な支援金300万円の使途内容は以下のようにいたします。

①導師養成コース65万円

②得度式10万円（＋衣費約7〜8万円）

③テキスト費2万5千円

④養成コースオプション（あなたのお住まいの地域）150万円　

※このオプションを追加することによって、私が長期不在にならずにすみます。現在自然農で育てております野菜たちにとって最も負担が少ないと判断しました。

⑤readyforへの手数料＋消費税56万1千円

⑥交通費約10万円

プロジェクトの展望・ビジョン

今後、私が目指していく「道場」「宿泊施設」「自然農」では、大地の土と静寂を体験していただくことがコンセプトとなります。十人くらいのお客様が目安のゲストハウススタイルで和気あいあいと朝晩は坐禅、瞑想、写経にお喋り。昼間は土いじりで畑作業をやっていただく。

しかし、あえて強制は無しにします。基本コンセプトは心の開放です。わざわざリフレッシュに来て疲れてしまっては私もガックリしてしまいます。夜は自然農で採れた野菜を満喫してもよし、すぐ近くに沢山ある温泉場にレッツゴーでもよし。各自ルールの中で自由を謳歌して頂きます。私自身が強制や意味のない校則が一番苦手でしたので、そこは揺るぎません（笑）

コンクリートと機械と喧騒に疲れた方々、人間関係に悩んでおられる方々、いじめや家庭環境、将来の展望などで苦しんでいる子供たちに、少しでも癒しになれば幸いです。否、そうしたいと決意しております。

『それにしても勇気は最大の殺害者である、攻撃する勇気は。それは死をも打ち殺す。つまり勇気はこういうのだ、これが生かよしもう一度！』このニーチェの言葉の意味をそういった方々に共有して頂きたいのです。

私が目指す最終ゴール。実はそれは世界の平和と発展と物質的、精神的豊かさを等しくなるように！なのです。

その第一歩が私が生まれ育ったこの土地、日本三大急流の球磨川の地域に超最先端の科学技術と土地の自然とを融合させた学校、病院、高齢者施設、子供施設、科学技術研究施設などを創り、豊かにし発展させる。

その成功例と爆発的なエネルギーを持って熊本県を豊かにし国を豊かにし、世界を豊かにし未来の子供たちにつなげたいと思っております。