アフリカのルワンダ共和国で空手のレベルアップを支援する

アフリカのルワンダ共和国で空手のレベルアップを支援する

支援総額

668,000

目標金額 500,000円

支援者
48人
募集終了日
2022年9月20日

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プロジェクト本文

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▼ご支援ありがとうございました。ネクストゴールを設定させて戴きます。

多くの皆様に応援戴き、目標金額の50万円にこんなにも早く達成することができました。ありがとうございました。これほど短期間での達成は、皆様の関心の高さ、熱意によるものと受け止めています。本当にありがとうございました。まだ、出発まで十分な期間が残されているので、ネクストゴールを設定し、目標金額を80万円とします。資金の用途は、当初と同じく、渡航費等の一部補助です。コロナ禍と原油価格高騰や戦争による影響での物価高が顕著です。また、コロナ禍で旅行保険などもしっかりと準備していく必要があり、目に見えぬ費用が嵩んでいます。空手道着は、現時点で10着を確定させて注文しています。贈呈する空手着の枚数をもう少し増やせたらと思うのですが、空手指導や段位認定で持ち込む荷物も多いため、多くても15着(1着約1万5千円)くらいが限界です。一行は、9月14日から20日までのルワンダへの渡航は確定し,チケット等も購入しています。仮にネクストゴールに達成できない場合でも、自己資金でプロジェクトは実施致しますので皆様からのさらなるご支援を戴けたら幸いです。

 

ネクストゴールは80万円。募集終了は、9月20日23時です。

 

引き続き、この地道な活動が行われていることを多くの方々に知って戴き、関心を持って戴き、そして、応援して戴ければ嬉しいです。

 

▼自己紹介

はじめまして。プロジェクトの発案者の角田慎一郎と申します。私は、2020年から1年余、ルワンダ共和国の日本国大使館で勤務していました。ルワンダ共和国は、発展途上の国です。首都のキガリ市では、近代的なビルが次々と建設される一方、すぐ郊外に出ると、田畑が広がり緑も多く、のどかな光景が残っています。職場で一緒に働いたルワンダ人や友人になったルワンダ人は、真面目で勤勉で、優しく少し恥ずかしがり屋なところもあり、日本人と似ているなと感じるところがあります。アフリカというこれまで自分にとって未知であった大陸にこぢんまりとあるルワンダという国、そして、そこに住む人々に強く惹かれ、日本に戻ってからもいろんな形でルワンダと関わりを持ち続けたいと思っています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

約10年前にルワンダ共和国の日本国大使館に勤務していた原野氏は、現地で休日に地域の人々を対象に空手の指導を始めました。その後、原野氏の師範(日本空手協会所属)ら数名の有志が、ボランティアでルワンダ共和国にまで行き、現地での空手指導を継続して行ってきました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックで3年余、活動が途絶えていましたが、ルワンダ空手道連盟のテオジーン・ウワヨ会長からの強い要望もあり、今秋、原野氏を中心としたメンバーによる現地での指導を再開することになりました。今年は、日本とルワンダ共和国との国交60周年の記念年でもあり、空手を通じた日本とルワンダ共和国との繋がりを多くの人に知ってもらい、一緒に応援して戴きたいとの思いから、このプロジェクトを立ち上げました。

 

▼ルワンダ共和国ってどこにある?

ルワンダ共和国は、アフリカ最大のビクトリア湖(参照1)の西側に位置する四国の1.5倍ほどの広さの国です。人口が約1,327万人(2021年)で(参照2)人口密度は日本より高いです(参照3)。海に面さない内陸国で、南側には同じくらいの国土で人口を持つブルンジ共和国があり、北側にはウガンダ共和国、西側には広い国土を持つコンゴ民主共和国、東側には多くの野生動物が生息するタンザニア連合共和国が位置しています。南緯2度と赤道に近いのですが、首都のキガリ市は標高が1,500m程度と高地で、気温は21℃前後で日本ほど湿度が高くないので年間を通じてとても過ごしやすい気候です(参照4)。ルワンダ共和国の地形は、「千の丘の国」と称され、周辺国と違って平地が少なく、なだらかな丘と谷がどこまでも続きます。北西部は火山密集地域で、国内の最高峰である4,507mのカリシンビ火山があります。東部の国境近くになるとようやく平原が広がり、野生動物が見られる国立公園があります。

 

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https://www.freemap.jp/itemFreeDlPage.php?b=africa&s=africa_1

 

参照1:(キッズ外務省)世界の広い湖|外務省 (mofa.go.jp)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/lake.html

参照2:ルワンダ| データと統計 - knoema.com

https://jp.knoema.com/atlas/%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80

参照3:【最新】世界の人口密度ランキング 人口密度の高い国・都市は?日本は何位? | ELEMINIST(エレミニスト)

https://eleminist.com/article/1653

参照4:気象庁|地点別データ・グラフ (世界の天候データツール(ClimatView 月統計値)) (jma.go.jp)気象庁|https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/graph_mkhtml.php?&n=64387&p=24&s=1&r=1&y=2021&m=7&e=0&k=0&d=2

 

▼ルワンダの悲惨な歴史

本や映画などで知っている人もいるでしょうが、ルワンダ共和国には悲惨な歴史があります。1994年4月に当時のジュベナール・ハビャリマナ大統領の暗殺を機に国内でフツ過激派による大量虐殺が行われ、約3ヶ月間でおよそ100万人の人々が犠牲となりました。首都のキガリ市内にジェノサイドメモリアルが設立され、地方には、惨状をそのままの状態で残している教会もあります。当時の虐殺をありのままに後生に残して二度とこのような悲惨なことを起こさないようにとの願いがあります。

 

▼ルワンダは観光とコーヒー生産の国、そしてICT立国を目指す

ルワンダ共和国の産業は主に農業です。コーヒーの生産に力を入れていて、JICA(国際協力機構)の支援で品質、付加価値の高いコーヒーを輸出しています。生産量がそれほど多くないためか、日本では見かけることはあまりないですが、独特の酸味、香りのあるコーヒーです。また、観光にも力を入れていて北西部の山岳地帯には野生のゴリラが生息し、観察するツアーが人気です。東部の平原では、キリン、ゾウ、ライオンなどの野生動物が見られるアカゲラナショナルパークがあります。

ルワンダ共和国は、アフリカの中でも携帯電話の普及率が極めて高く、ICT立国としての地位を確立しようとしています。信じられないかもしれませんが、コロナ禍で一気にモバイルマネーが浸透し、ガス代、電気代などの公共料金やインターネット使用料、ケーブルテレビの支払い、レストランでの精算も電子決済で行えます。

 

▼ルワンダでの空手の歴史とこれまでの取り組み

ルワンダ共和国での空手の歴史はまだ浅く、1994年までは独立した組織はなく、ルワンダ武術連盟の中に組み込まれていました。当時のムサンガニャ会長は、ドイツ、ベルギーで空手の修行をしていました。1994年、ジェノサイド後にルワンダ空手道連盟(FERWAKA)が発足し、初代会長をンデュウムウェ先生が務めました。ンデュウムウェ先生は、カナダ、スイス、エジプトで空手の修練をしました。その後、2001年から2007年までシンジ先生が第二代会長を務められました。シンジ先生は、初めて日本人より空手の指導を受けました。指導したのは、Yoshikazu KAMIGAITO先生と青年海外協力隊員としてルワンダに来ていた水谷英和先生です。そして、現在のテオジーン・ウワヨ会長は、第三代目です。ウワヨ会長は、1981年、18歳の大学生の時に空手を始めました。ジェノサイド後、一時、空手から離れていた時期もありましたが、再び空手を始め、2008年に会長に就任しました。その後、日本国大使館に勤務していた原野氏と出会い、日本人の有段者たちによる本格的な空手の指導が始まりました。原野氏がルワンダを離れた後も原野氏の大学時代からの師範である神野八段ら一行が、定期的に訪問して指導、段位の認定などを行い、ルワンダ共和国の空手のレベルの底上げに尽力してきました。

2018年10月にルワンダ空手道連盟(FERWAKA)に対して空手の普及と日本とルワンダの関係強化に貢献したことにより外務大臣表彰が行われました。

   2019年の第3回のセミナーのポスター          ウワヨ会長と神野師範

 

2021年4月にテオジーン・ウワヨ会長は、空手の普及に尽力した功績により「旭日双光章」が授与されました。また、ウワヨ会長は、2021年5月にルワンダオリンピック委員会会長に選出されました。

                 叙勲式でのウワヨ会長

 

▼プロジェクトの内容

ルワンダ共和国までの渡航にかかる費用の一部にあてます。新型コロナウイルスパンデミック後の現地での空手指導の再開を記念し、空手に興味を持ち、日々研鑽している子供たちに空手着の寄贈を行います。

約10年前に始まった原野氏の空手指導や日本国大使館主催の空手大会(大使杯)、原野氏の師範である神野氏らによる現地での指導は、ルワンダにおける空手の普及、日本との関係に大きな役割を果たしてきました。まさにSDGsを先駆けた継続的な活動が行われてきたのです。

これまで、原野氏、神野氏らは、ルワンダへの渡航費、滞在費等を自費で賄い、完全なボランティアとして指導、段位の認定を行ってきましたが、コロナ禍と最近の原油価格の高騰により渡航費用がかなり高騰し、以前の渡航費の倍近くの価格にまで跳ね上がっています。日本からルワンダ共和国までは、欧州や中東で一度乗り継ぎが必要で、30時間ほどかかります。決して簡単には行けない国に出向いて指導を行う一行に、渡航費の一部を少しでも支援できたらなあと思いました。そして、指導者達がこれまで継続して行ってきた空手の指導は、確実に実を結び始めています。2018年には、ルワンダ空手道連盟(FERWAKA)は、これまでの功績に対して外務大臣より表彰されました。2021年には、ウワヨ会長が「旭日双光章」を受章されました。そして本年、2022年は、日本がルワンダ共和国と国交を樹立して60周年の記念の年です。是非、これからもルワンダの子供、若者からお年寄りまで幅広い世代の多くの人々に空手を通じて日本を知るきっかけにしてもらいたいと思います。空手を通して強い精神力を培うことは、ルワンダ共和国の発展のためにきっと役立つと思います。必ず、ルワンダ共和国がアフリカのリーダーになれる日が来るはずです。国交60周年とコロナ後の初の現地での空手指導を行う年といろんな意味で2022年はメモリアル年となるので、その記念として子供たちに空手着を是非プレゼントしたいと思っています。寄贈できる枚数は限られますが、空手着もしっかりした作りのものを購入して持参します。ルワンダでの滞在時間は限られているため、どの施設、どの子供にプレゼントするかは、これまで原野氏と二人三脚でルワンダの空手の普及や底上げに取り組んできたウワヨ会長に一任するつもりです。今回のセミナーの最後に贈呈式を行い、新型コロナウイルスパンデミック後も継続してセミナーが行えるようにしたいという思いを、原野氏より伝えてもらいます。ウワヨ会長は、ルワンダ共和国内にある空手支部の活動状況、指導者を把握しているので適切に配布して戴けることと思います。

                原野氏とウワヨ会長

▼最後に

本プロジェクトを最後まで読んで戴き、ありがとうございました。今やインターネットで地球上のあらゆる国のストリートビューまで見れる時代です。しかし、日本を離れてその地に暮らし、その土地の人々と直に触れあうことを通じてしか、その国、人々のことを真に知ることはできません。私は1年余ですが、ルワンダ共和国に住んでみて、このアフリカの内陸にある小さな国で、これほど携帯電話が普及し、ネット環境が整っているとは思いもしなかったです。職場の人も友人になった人も自分と関わりのあったルワンダ人は優しく、礼儀正しく、真面目でした。ルワンダに住んでみて、初めてルワンダの国、人々について感じ取ることができました。空手の指導は、オンラインでweb上で行えるかもしれません。しかし、実際に空手の指導者の技、型を間近で見て体得することは、ルワンダの人達にとってはとても貴重な機会です。そして、その空気感は対面でしか感じとることができません。是非、今回のメンバー達が、日本からちょうど地球の裏側に位置する小さな国にまで出かけて指導することの大切さに賛同して戴けたら幸いです。国交60周年の節目でもあり、新型コロナウイルスパンデミック後の初めての現地での指導です。多くの人からの応援を是非よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
角田慎一郎
プロジェクト実施完了日:
2022年9月20日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

9月14日から20日まで原野氏を中心としたメンバー6名でルワンダ共和国へ行き、空手指導と段位の認定を行います。渡航費、滞在費、PCR検査代等で1人あたり約43万円ほどかかります(新型コロナウイルス感染症パンデミック前の約2倍)。1人あたり6万円-10万円の補助として36-60万円。 子供たちへの空手着のプレゼント14万円-42万円(子供用空手着1着が約1万4千円×10-30着+別送代金)。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填します。プレゼントする空手着の枚数を調整することはありますが、プロジェクトは決行しますので返金は致しかねます。

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リターン

3,000+システム利用料


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感謝のメールを送ります

今回のプロジェクトを一緒に応援して戴いたことへの感謝のメールを送ります。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


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感謝のメールと現地での指導の様子(写真)を送ります

今回のプロジェクトを応援して戴いたことへの感謝のメールと現地での活動の様子(写真)をメールで送ります。

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

30,000+システム利用料


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感謝の手紙とルワンダコーヒーのプレゼント

・感謝の手紙を送ります。
・なかなか日本では手に入らないルワンダコーヒー(250g)1袋を送ります。

支援者
6人
在庫数
24
発送完了予定月
2022年11月

50,000+システム利用料


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感謝の手紙とルワンダコーヒーとジンジャーティーをプレゼント

・感謝の手紙を送ります。
・ルワンダコーヒー(250g)1袋とジンジャーティ(ティーバッグ)を送ります。

支援者
4人
在庫数
16
発送完了予定月
2022年11月

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