二度の大手術を乗り越えた保護犬のトイプードル「クル」を幸せに

二度の大手術を乗り越えた保護犬のトイプードル「クル」を幸せに

支援総額

763,000

目標金額 480,000円

支援者
130人
募集終了日
2023年7月10日

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プロジェクト本文

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二度の大手術に耐えたトイプードル「クル」を幸せに。

 

プロジェクトページには一部、動物がケガをしている画像等センシティブな内容が含まれています。

 

▼自己紹介

ご覧いただきありがとうございます。「一つでも大切な命を守りたい」「その大切な命をつなげたい」。私たちworld love heartは奈良県で2007年から動物保護活動を行っている団体(第二種動物管理業)です。行政機関や飼育放棄の人から保護した動物を一時的に私たちが預かり、新しい里親さんを探しています。これまで2,000匹(22年9月現在)を越える動物(犬・猫・鳥類・うさぎなどの小動物・爬虫類等)を譲渡してきました。 動物たちのお世話には100人以上いるボランティアが当たります。365日、晴れの日も雨の日も風の日も、炎暑の真夏も、酷寒の冬も、みんな仕事や家庭を持ちながら、時間をやりくりして駆けつけています。人繰りが難しい時もありますが、「動物たちを必ず幸せにする」という信念を持ってやっています。私たちボランティアは里親さんが見つかってお届けした時、見違えるように幸せな姿で里帰りしてくれる時、本当に幸せな気持ちになります。また日頃のお世話でもとても癒されます。私たちにとって保護動物はとても愛おしい存在です。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

私たちは、引き取りを拒否する選択はできなかった

 

★引き取りの状況

5月7日、トイプードルを連れた青年が施設を訪ねてきました。「飼えなくなったから引き取って欲しい」という要請です。パートナーだった人が家を出て行ってしまい「一人では世話ができなくなった」という理由です。しかも「クル」と名付けられたそのトイプードルは右後脚を骨折しているというではありませんか。原因を確認しますと、その青年の不注意によるものでした。「飼育放棄することはやめなさい」「ローンを組んででも治療費を工面しなさい」と強く説得しましたが、経済的、また環境の事情でできないといいます。

 

そんな事情は私たちにとっては無関係です。ですが、人間の呆れた身勝手さに翻弄され、心と体に深く傷を負っているこの犬に無関心ではいられません。「クル」は痛みに堪えながら、悲しい目でこちらを見つめてきます。断るとどこかに捨てられるとわかっていました。複雑な思いを抱きながらも、命に代わるものはありません。このトイプードルには何の罪もないのです。当団体の代表はどうしても引き取りを断るという選択肢をとることはできませんでした。このような経緯でクルはやってきました。コロナ禍でペットに癒しを求める人が増えた一方で、安易に動物を飼っては飼育放棄する飼い主が後を経たない現実が社会問題になっています。当団体でもその問題に直面することになったのです。

 

★当施設にて保護後~大手術

5月8日・病院でレントゲンを撮ってもらうと、右後脚大腿部が3か所複雑骨折をしていることが判明しました。かなり難しい手術になること、費用も高額になることの説明を受けました。

 

 

5月9日・世話にきたボランティアが真っ先にクルのケージを見ると、ペットシーツにおしっこをしていて、不安そうにボランティアを見上げていました。おしっこをした後、寝床に移れなかったようなので、別のボランティアがふあふあの敷物を敷いてくれました。朝のご飯は完食、痛いでしょうに、足を浮かして立っていたりもしていました。クルはぬいぐるみみたいにかわいい子です。

 

5月10日・この日の夜に緊急で手術してもらえることになりました。病院に連れて行くとき、ボランティアが抱きかかえると大きな悲鳴をあげました。それまでも痛かったろうに鳴いたこともなかったのに、、「ごめんね、絶対治してもらうからね、、」。かわいくてけなげなクルを乗せたボランティアの車が病院への道を急ぎます。医師からは、「複雑な折れ方をしているので、(骨に)ピンを入れて強化する施術ができず、プレートを添わせる方法をとる。手術後は絶対安静、1~2週間の入院になる」と説明を受けました。手術は5時間におよび、終わったのは翌10日の未明になりました。でもクルは頑張りました。ですが、予期せぬことが起こってしまいます、、、、、

 

 

◆二度目の大手術

 

5月14日・執刀してくださった獣医師と話ができ、翌日退院となりました。退院後は二週間ごとにレントゲンを撮って、再生具合を見ながらリハビリの運動開始、治療終了までは最低8か月くらいかかるであろうとの説明。それでも翌日退院です。私たちも安堵しました。ところがその夜獣医師から再び連絡があり、、・なんということでしょうか、骨折した足に埋め込んだプレートが折れ曲がってしまっていることが判明し、再手術となってしまったのです。

 

5月16日・再手術はより高度な設備が整った専門の病院で受けることに。最初の病院の獣医師の先生が、クルを自ら連れて行ってくださり、専門病院の先生と二人で執刀に当たってくださいました。先生方お二人による懸命の手術は無事に終了。クルは二度目の大手術も頑張りました。

 

 

5月19日・退院。入院中のクルは再手術を受けたクリニックでもいい子にしていて、スタッフの皆さんにかわいがってもらっていて、爪も切ってもらったそうです。退院後1か月間は絶対安静。歩いてもいけないので小さめのケージに入ってもらって動かないようにします。

 

 

 <今後の治療予定>

5月末・抜糸とレントゲン検査以後、12月まで月に一度のレントゲン検査。治癒までに要する期間は8か月以上 私たちの活動(保護・飼育・医療ほか諸費用)の原資は、譲渡代金、ご厚意でいただいたご寄付となります。活動はそれぞれ仕事を持ち、家庭を持つ、ボランティアが献身的に行っています。しかし私たちを取り巻く状況は厳しく、保護した時点で怪我や病気を患っている子たちも多く、医療費はかなりの高額になっているのが現実で、1か月に100万円を越えることもあります。それでも必要な医療は受けさせてあげたい。そんなときは不足分を、当団体の代表が私財を投入しています。こうしてこれまでやってきましたが、クルの手術では高額の医療費となり、完治まで長期間を要することとなりましたので、広くご支援をお願いできないかと、プロジェクトを立ち上げ、挑戦させていただくこととしました。 

 

 

▼プロジェクトの内容

このプロジェクトが成立しましたら、クルの治療費として、下記の内容で使用させていただきます。

 

**支払い済みの医療費**

●5/8(初診)2,310円 写真①

●5/10からの医療費(2回の手術費用込)397,650円 写真②

**今後の医療費**

5月〜12月レントゲン@1,650円(税込)🟰13,200円(順調にいった場合)

 

治療費合計 413,160円

ready forの手数料12% 49,579円

手数料への消費税 4,957円

合計 467,696円

 

写真①5/8 初診の領収書 2,310円

 

写真② 5/10からの医療費の領収書と明細書(2回の手術費用込)397,650円 

 

◆現在1か月間の絶対安静期間は、中で歩かないようにキャリーケースに入っていますが、食欲はあります。歩くのは絶対だめですが、抱っこはできるので、ボランティアに甘えています。かわいいクルにボランティアはメロメロです。キャリーケースのチャックを開けると外へ出たがります。医師によると、もう痛みはないだろうとのこと。安心しました。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

クルは現代社会と人間の身勝手がもたらした被害者です。彼にはなんの罪もありません。私たちのような団体がクルを見捨てるわけにはいかないのです。当施設でお世話をしながら、新しい家族(里親さん)を見つけます。クルの幸せの橋渡しをすることが、私たちに課せられた使命だと考えています。 

 

当施設には常時20-30頭の犬(加えて預かりさん宅で5-10頭程度)、50匹を越える猫(預かりさん宅を含む)、他に鳥、うさぎ、亀などの様々な動物がいます。このなかには毎日の医療が必要な子たちが何匹もいます。私たちは動物が健やかに、少しでも居心地よく過ごせるように、気持ちを込めてお世話していきます。 私たちが一番うれしいのは、里親さんにもらわれていった子たちの元気な姿を見る時です。毎年里親同窓会を開催して、幸せになった子たちの姿を見せてもらっています。23年の同窓会にも500人を超える方にお越しいただきました。 world love heartは保護動物たちと共にあります。私たちは人間の勝手で捨てられ、虐待を受けた小さな命を守り、その命を里親さんにつなぐことに決意と誇りを持っています。皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

▶︎ 1. ペット保険の有無について:無し

▶︎ 2. 万が一の場合の代替の資金使途について: 万が一、治療の途中でクルが亡くなってしまった場合、誠に勝手ながら返金は致しかねます。今までの治療費に充当させてください。

▶︎ 3. 本クラウドファンディングに関する問い合わせ先について:本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。world love heart 連絡先:world.love.heart2007@gmail.com

▶︎ 4. 掲載している資料の掲載許諾について:病院名、個人名を伏せた上での掲載の許可を病院や獣医師に得ています。

▶︎ 5. 治療方針などが変更になった場合について
プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

▶︎ 6. READYFOR事務局からのご連絡
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/

プロジェクト実行責任者:
world love heart 石谷洋子
プロジェクト実施完了日:
2023年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

world love heartが、頂いたご支援金を保護した犬「クル」の今までとこれからの治療費に使います。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、団体に頂いているご寄付や活動資金、代表の私財からまかないます。

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プロフィール

「一つでも大切な命を守りたい」「この子たちみんなを幸せにしたい」。私たちworld love heartは奈良県で動物保護活動を行っている団体です。行政機関や飼育放棄の人から、保護した動物を一時的に私たちが預かり、新しい里親さんを探しています。2007年から活動し、活動歴は15年になります。この間、行政機関からの引き取り依頼は断ったことがありません。これまで1,700匹(21年9月現在)を越える動物たちを譲渡してきています。 オフィシャルHP https://worldloveheart-nara.jimdofree.com/ Instagram https://www.instagram.com/world_love_heart1/ YouTube https://www.youtube.com/channel/UCrlX9UOuRoN4dGcuY2ojEOQ

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リターン

1,000+システム利用料


応援コース1

応援コース1

お礼のお手紙と当団体オリジナルステッカーをお送りします。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

3,000+システム利用料


応援コース2

応援コース2

お礼のお手紙と当団体オリジナルステッカーをお送りします。

支援者
40人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

5,000+システム利用料


応援コース3

応援コース3

お礼のお手紙とオリジナルポストカード2枚をお送りします。

支援者
37人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

10,000+システム利用料


応援コース4

応援コース4

お礼のお手紙、当団体オリジナルカレンダー2023(1月〜12月)、ポストカード2枚とステッカーをお送りします。

支援者
35人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

30,000+システム利用料


応援コース5

応援コース5

お礼のお手紙、当団体オリジナルカレンダー2023(1月〜12月)、ポストカード2枚とステッカーをお送りします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

プロフィール

「一つでも大切な命を守りたい」「この子たちみんなを幸せにしたい」。私たちworld love heartは奈良県で動物保護活動を行っている団体です。行政機関や飼育放棄の人から、保護した動物を一時的に私たちが預かり、新しい里親さんを探しています。2007年から活動し、活動歴は15年になります。この間、行政機関からの引き取り依頼は断ったことがありません。これまで1,700匹(21年9月現在)を越える動物たちを譲渡してきています。 オフィシャルHP https://worldloveheart-nara.jimdofree.com/ Instagram https://www.instagram.com/world_love_heart1/ YouTube https://www.youtube.com/channel/UCrlX9UOuRoN4dGcuY2ojEOQ

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