持続可能な生産とグローバル販売へ「 MADE IN KOJIMA」

 

 

持続可能な生産と海外進出へ「ONZOJEANS www」MADE IN KOJIMA  

▼自己紹介

私は競馬トレーニングジーンズのブランドONZOJEANSをしております　田中　洋之　と申します。

アパレルOEM会社で務めさせていただき、大好きな「デニム」と「競馬」を追及したブランド「ONZO JEANS」を立ち上げました。そして独立後、縫製の下請けも２年ほど経験。縫製工場、OEM、ブランドなどいろんな角度からアパレル産業を見てきました。    最高の素材と国産製造で資材-縫製-加工まで一切妥協しないハイクオリティなジーンズを作ることにしました。 そして、コロナ、物価高騰など様々の問題が急加速で進む社会に対し、立ち向かっていく児島のジーンズ産業が、持続可能なジーンズ生産を目指していくためにアクッションを起こしたいと思います。

 

▼「MADE IN 児島」のジーンズ産業は持続可能か？ 

・若い日本人に技術が継承されていない（人材育成の問題）

日本人技術者（縫製者）が高齢化、若い職人の減少で海外留学生が国産を多く作っている。問題なのは、次世代を担う日本人技術者の数が少ないことだと思います。持続可能なジーンズ産業を目指すには、間違いなく技術の担い手が必要です。 

・値上げができない…（サプライチェーンと適正取引の問題）　

長きにわたるデフレ、ファストファッションの流行などにより、衣料品の購入単価は２０年前の１９９１年と比べ６割にまで落ちています。※ ※世界的にも認められている技術があるにもかかわらず、同時に最低賃金の引き上げも加わり、製造段階の安全余裕率が低いことを意味しています。  

 

とはいえ消費が冷え込んでいる現状では、値上げできる要素がブランドにも少ないです。 現在の円安、物価高騰で「資材の高騰」「海外留学生が戻ってこない。」というデメリット面もありますが、円安であることで輸出に関してはメリットが大きい為、日本のブランドは、ブランド力を高めの世界へ販路を広める必要があると思います。

そして、児島を含め多くの繊維産地、縫製工場が設備投資や人材育成できる環境づくりが進めていけば持続可能な産業になれるはずです。

※経済産業省　生活製品課資料　「繊維産業の現状と経済産業省の取組」　令和２年１月１７日より抜粋　 https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/fiber/pdf/200129seni_genjyou_torikumi.pdf  

 

▼SDGsとの関係 

「ＭＡＤＥ　ＩＮ　児島」の付加価値向上には、SDGsを考えていかないといけません。

• 「6.安全な水とトイレを世界中に」（6-6.4）
• 「8.働きがいも経済成長も」（8-5）
• 「９.産業と技術革新の基盤を作ろう」（9-1.2）
• 「１７.パートナーシップで目標を達成しよう」（17-17）

上記の推進が必要と思います。 具体的には「6.安全な水とトイレを世界中に」（6-4）は加工でサステナブル加工で水の使用量を抑えます。「8.働きがいも経済成長も」（8-5）と「９.産業と技術革新の基盤を作ろう」（9-1.2）には、児島ブランドの付加価値を向上させ、持続可能なジーンズ産業に繋げるため、設備投資や人材育成できる環境を築き上げることだと思います。 そして地域（産官連携）全体で前へ向かっていく「１７.パートナーシップで目標を達成しよう」（17-17）これらのSDGsを少しでも達成できればと思います。

 

 

▼これからの倉敷ジーンズ生産（ディーセント・ワークJEANS生産）

製造サイド（川上～川中）-ブランド（売り手）-お客様（買い手）の3者がWINになるような理想のものづくり（WIN-WIN-WIN）それが究極の目標です。 

「これは私の意見ですが、キーマンは我々ブランドにあると思います。」  

製造様サイドには「現時点での的確な工賃」「最適な労働環境になるためのリスペクトを持ったフェアな関係」「働きがいのある人間らしい仕事（ディーセントワーク）」

顧客様サイドには「コストパフォーマンスが高い納得の商品提供」ブランド自身は、「製造様と顧客様に満足していただき、その上で双方がしっかりと業績を向上させる。」「お客様に長期的にお付き合いできる関係構築」「海外へ目を向けた新しい販路開拓」 つまり、世界のお客様に満足感の高い商品を提供し長く愛用頂き、製造サイドとも無理させず相乗的に業績を上げて、働きがいのある仕事にすることで地域を盛り上げていく。

その目標をかなえるため、微力ながらONZO JEANS www（オンゾジーンズトリプルダブリュー）を作ります。 どれだけ妥協してお手頃価格で日本国内で販売するかではなく、

「どれだけこだわって、付加価値を高めて、すばらしい商品を展開するか」そして世界に販売していく。

それこそがこれからジーンズ産業を含めたMADE IN JAPANの方向性だと考えております。

 今まで培った競馬トレーニングジーンズの知識を活かし、最高の材料・生地を厳選し、良質な国産縫製でWIN-WIN-WINを目指します。 「www」はWIN-WIN-WINの頭文字ですが「わらわらわら」と読むのもみんなが笑顔なイメージがありポジティブでいいですよね。

 

  ▼商品紹介

ONZO JEANSは競馬トレーニングジーンズとして馬の騎乗スタイルをベースとした機能性を重視したブランドです。生地も伸縮性と耐久性の双方を備えた生地を採用してきました。

 

形も立体裁断で通常のジーンズを地の目（生地の伸縮方向）をより体に負荷のないような方向に使用し、動きやすさを実現することでバイカーやアウトドア、サイクリングなどスポーティージーンズとして高く評価いただいております。

 

使用生地今回、生地は児島の生地デザイナーが企画し、「カイハラデニム」製造のハイパワーストレッチを採用し通常の1.7～2倍ほどの価格ですがONZO JEANSに最も適している生地ばかりを妥協せずに採用しました。

 製造パートナー企業パターンは株式会社Ｉｋａｊｕｍ、縫製は株式会社WHOVAL、いずれも今までもお世話になっている児島の会社で意思疎通ができている信頼できるパートナーにお願いしております。

株式会社WHAVAL様の加工も通常の水を溜めて洗う洗濯機の方式ではなく、水の使用を1/5に抑えたミストで湿らせながら洗うサステナブル加工を採用   撥水加工は児島の技術者により、世界でもトップクラスの撥水。薬品の配合、耐久性、人体への影響も考慮した最高品質です。   ONZOJEANSの特徴ジーンズのヨークといわれる部分が一枚繋がりで縦に伸びることで前屈した特に引っ張りを軽減 内腿部分に縫い目をなくし、ヒザから裾までの内側の生地が２重にすることで耐久性をアップ。競馬やバイク、サイクリングなどシーンでもメリットの大きなデザインとなっております。

世界でも注目されている加工技術の「超撥水加工」と「児島のダメージ加工+超撥水」の２種類    ※製品の製造に関する見積もり（裁断、縫製、加工，仕上げ）は外注工場と相談し、現状の相場ではなく、工場側の損益分岐点比率を下げ、安全余裕率が十分確保できる見積もりになるよう双方で話し合います。

 

スキニータイプ　（インディゴ）

 

ストレートタイプ（インディゴ）

 

スキニータイプ（ブラック）

ストレートタイプ（ブラック）

スキニータイプ（ライトブルー）

ストレートタイプ（ライトブルー）

 

▼スケジュール

2022年　8月　10日~9月25日：クラウドファンディング実施

2023年　2月 ~　：支援者の皆さまにリターンのお届け (予定)

2022年　5月末：支援者の皆さまにリターンのお届け完了 (予定)

※現在、世界情勢や円安の中、国内工場が非常に集中しており生産の予定がわかりづらい状態です。そのため少し長い期間を頂いております。少しでも前倒しができるようにがんばります。

資金の使い道

 目標金額：50万円 クラウドファンディングを通していただくご支援は、以下の費用として活用いたします。

・製造に関する資材（生地、ファスナー、ボタン等）・製造に関する外注費（裁断、縫製、加工）

・リターン梱包等の資材、送料 ・海外進出に向けた費用（海外商標登録等）

 ▼最後に

最後に最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。 私たちは、「岡山の魅力発信」と「サスティナブルな岡山県」を目標にこれまで想いを膨らませ、持続可能である前提で未来の岡山を創造する思いで今回のプロジェクトを始めました。 新型コロナウイルス感染症、円安、物価高騰などいろいろな経済の影響により多くのアパレル企業が大きなダメージを受けております。また同時に今までにないスピードで時代も加速し、「地球」や「人権」「環境」を考える必要性が高くなっております。 岡山が新たな切り口でアパレル業界・ジーンズ産業を岡山が引き続きリードしていくためにするにあたっては大きな活動です。世界屈指のジーンズ産業であり続けるために、環境や人権を考えている産地として世界へ発信できるよう応援よろしくお願いします！