
支援総額
目標金額 15,000,000円
- 支援者
- 279人
- 募集終了日
- 2022年11月6日

病理標本、病気の顕微鏡所見、デジタル化した学習サイト運営を継続する
#医療・福祉
- 総計
- 11人

私がいのちの主人公|突然の病気に備える動画教材制作にご支援を

#医療・福祉
- 現在
- 7,215,000円
- 寄付者
- 232人
- 残り
- 50日

子どもたちの笑顔のために!こころ病棟にもファシリティドッグを!

#子ども・教育
- 現在
- 25,003,000円
- 寄付者
- 1,611人
- 残り
- 33日

鳥サポーター募集中|鳥と人の共生を目指す活動にご支援を!

#子ども・教育
- 総計
- 39人

ヤンバルクイナの郷基金〜世界自然遺産 やんばる〜

#まちづくり
- 総計
- 3人

恐竜調査研究最前線 ―極寒の地で生きた、恐竜たちの痕跡を求めて―

#大学
- 現在
- 6,430,000円
- 寄付者
- 382人
- 残り
- 5日

戸隠から世界へ!戸隠出身のスキーヤーをワールドカップ出場に導きたい

#スポーツ
- 現在
- 7,232,000円
- 支援者
- 272人
- 残り
- 2日
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼自己紹介
https://pathos223clinic.com HPもぜひご覧ください。
堤寛(つつみゆたか)1951年9月9日生まれ、男性。
1976年3月、慶應義塾大学医学部卒業
1980年3月、同大学院修了。医学博士。
1980年4月~2001年5月:東海大学医学部病理学講座に所属(計21年間在籍)。
2001年6月、藤田保健衛生大学(現、藤田医科大学)第1病理学講座教授。
2017年3月、定年退官(計16年間在籍)。
2017年4月~2018年3月:はるひ呼吸器病院(愛知県清須市)、病理診断科部長
2017年4月:つつみ病理相談所開設(愛知県豊明市)。
2019年10月:つつみ病理診断科クリニック開設(愛知県名古屋市緑区有松)
2021年3月:つつみ病理診断科クリニック移転(愛知県稲沢市矢合町)
病理専門医#885、細胞診専門医#768、感染管理医師#3586
40年来、病理診断を専門としてきた病理診断医です。感染症病理を得意としています。
病理領域の多彩な症例を経験し、数多くの研究論文を執筆し、症例報告をしてきました。
また、病理診断や感染症病理に関する単著・共著の教科書を執筆してきました。
外部医療施設からの相談症例を含めて、数多くの病理標本が手元に収集されています。
趣味:オーボエ演奏。妻佐代子によるピアノ伴奏を得て、市民・患者さんに向けた小さな演奏会・コンサートを積み重ねてきています(「輪の和」活動と称しています)。
▼病理診断とは?▼
患者さんの適切な治療のために、「病理診断」が必要で、「病理診断」は最終診断として大きな役割を果たします。患者さんの体より採取された病変の組織や細胞から顕微鏡用のガラス標本が作られます。この標本を顕微鏡で観察して診断するのが病理診断です。そして、この病理診断を専門とする医師が病理医です。病理診断は主治医に報告され、治療に活かされます。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
病理医の終活として、これまでに集積した貴重な病理標本(染色されたガラス標本)を世に残したいと願っております。そのために最適な方法として、病理標本のデジタル化があります。特殊な顕微鏡(ヴァーチャル顕微鏡)を使うことによって、コンピュータデータ化された病理画像を、顕微鏡の代わりにコンピュータ画面でみることができるようになります。
このプロジェクトを現実化するには、個人で購入するには高額すぎるヴァーチャル顕微鏡が必要です。重たい病理画像を保存するサーバーも必要です。つまり、みなさまの協力が不可欠なのです。
これまでに収集してきた顕微鏡標本は数千枚に及びます。その中には、珍しい貴重な症例も数多く含まれています。この貴重な資料を、多くの医療者、病理医と共有できれば、教育資源として生まれ変わります。画像に付加する簡単な臨床情報を英語化することによって、世界中の医療者、とくに病理医に利用してもらうことができます。
▼プロジェクトの内容
保存してある顕微鏡標本を、ヴァーチャル顕微鏡でスキャンしてデジタル化し、サーバーにデータ保存する。それを多くの医療者、とくに病理医がウェブ上でみられるようにする。具体的には、データ利用者が保存サーバーにアクセスできるようにアクセス権をつくる。このプロジェクトで実施することは2つ。1つは「顕微鏡標本をヴァーチャル顕微鏡でスキャンしてデジタルデータ化する」こと。もう1つは、「そのデータを公開するためのサイトを開設する」ことです。
病理標本は、実施責任者が40年にわたる病理診断の経験のなかでこつこつと収集してきた財産です。標本はすべて「連結不可能匿名化」されます。個人名はもちろんのこと、病院名や病理番号は開示しません。つまり、だれの標本なのかは絶対にわからない形で提示されます。病理標本は、パラフィンブロックから薄切・染色されますが、収集した標本は例外なく、追加の形で薄切・染色されています。つまり、各病院には同じブロックから薄切・染色された標本がきちんと保存されています。標本に付加される英語情報は、年齢・性別・採取部位・採取方法・染色名・臨床診断に限られます。これらは、いずれも個人情報とみなされない内容です。
デジタル化される病理標本群は次のようなカテゴリーに分類する予定です。
1)病理専門医試験用の標本セット(約250枚予定)
2)医学生向け標本セット(約200枚予定)
3)感染症病理セット(約400枚予定)
4)日本に多い疾患(約50枚予定)
5)小児疾患(約50枚予定)
6)細胞診標本セット(一般、約100枚予定)
7)細胞診標本セット(感染症、約100枚予定)
8)分野別標本セット(消化管疾患、約300枚予定)
9)分野別標本セット(肝・胆・膵疾患、約100枚予定)
10)分野別標本セット(呼吸器疾患、約150枚予定)
11)分野別標本セット(循環器疾患、約50枚予定)
12)分野別標本セット(頭頸部疾患、約200枚予定)
13)分野別標本セット(腎・泌尿器、男性生殖器疾患、約200枚予定)
14)分野別標本セット(婦人科疾患、約250枚予定)
15)分野別標本セット(神経、筋疾患、約200枚予定)
16)分野別標本セット(リンパ、血液疾患、約200枚予定)
17)分野別標本セット(内分泌、代謝疾患、約100枚予定)
18)分野別標本セット(乳腺疾患、約150枚予定)
19)分野別標本セット(皮膚疾患、約300枚予定)
20)分野別標本セット(骨軟部疾患、約100枚予定)
21)分野別標本セット(眼疾患、約50枚予定)
▼プロジェクトの展望・ビジョン
病理標本のデジタルミュージアムは発展途上の状況にあります。特定の領域に限った資料は公開されてきていますが、本プロジェクトのような系統的な病理標本のデジタルミュージアムはこれまでに類をみないと信じます。この病理標本のデジタルミュージアムが病理標本の「辞書的存在」となることをめざします。世界中の医療者、病理医、病理医を目指す若手医師や医学生に、教育資料として活用してもらえるよう願っています。医療資源の保存に対する新しい形の提唱となるでしょう。付加情報の英語化によってグローバルな医療資源となることを目指します。
★リターンについて、金額コースによって、アクセスできるプログラムの数を取り決めさせていただいておりますが、プログラムは上記の21分野を予定しています。デジタルデータ作成のあと、データ管理システムが当然必要となります。今回の募集ではアクセス権はとりあえず1年間としてありますが、継続使用する場合はある程度の利用料をいただく格好になると思います。有料とするも、これは、営利目的ではないです。あくまでもシステム利用料です。利用者が増せば、当然ながら利用料は安くなると思います。プロジェクトの完了後、アクセス利用は1年としておりますが、その後も継続できるように、プログラムサイトへのアクセスについて、システム利用料にするのか、会員制にするのか、どのようにするかは現時点未定です。詳細については、後日決定次第、プログラムアクセスするサイト利用者さんにお伝えします。
- プロジェクト実行責任者:
- 堤寛(つつみ病理診断科クリニック)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年3月10日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
完了日までに、顕微鏡標本をヴァーチャル顕微鏡でスキャンしてデジタル化し、それらをデータ保存したサイトを作成し、学びたい人がアクセスすればみられるようにします。資金の使途は、このプロジェクトを行うのに必要なものを買います。必要なものは、(1)バーチャル顕微鏡 約590万円 (2)データサーバー 約510万円 (3)デジタル標本プログラムを作る費用 200万円 などに使用したい。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は、自己資金投入する予定。それが困難な場合は、事業縮小して実行する。
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プロフィール
1970年3月 慶應義塾高等学校卒業 1976年3月 慶応義塾大学医学部卒業(第5612号) 1980年3月 慶応義塾大学大学院医学研究科博士課程修了 1980年4月 東海大学医学部病理学助手 1982年3月 医学博士(慶應義塾大学) 1986年4月 東海大学医学部病理学講師 1988年3月~90年1月 米国ボストン市タフツ大学医学部病理学教室留学 1992年4月 東海大学医学部病態診断系病理学部門助教授 1993年12月~94年3月 国際協力事業団の専門家派遣でケニア中央医学研究所に滞在 1996年4月~2000年3月 東海大学医学部附属病院病理診断科科長(兼任) 2001年6月 藤田保健衛生大学医学部第一病理学、教授 2021年3月18日、愛知県稲沢市矢合町 つつみ病理診断科クリニック開院
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リターン
5,000円+システム利用料

お礼に今治のミニタオルを2枚送ります。
お礼に今治のふわふわミニタオル2枚送ります。
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 11
- 発送完了予定月
- 2023年2月
10,000円+システム利用料

著書1冊プレゼント。1つのプログラムにアクセスできます(1年間)。
著書を1冊送ります。デジタル化した全プログラムのなかから、1つのプログラムを選んでアクセスできます(1年間)。
- 申込数
- 93
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
5,000円+システム利用料

お礼に今治のミニタオルを2枚送ります。
お礼に今治のふわふわミニタオル2枚送ります。
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 11
- 発送完了予定月
- 2023年2月
10,000円+システム利用料

著書1冊プレゼント。1つのプログラムにアクセスできます(1年間)。
著書を1冊送ります。デジタル化した全プログラムのなかから、1つのプログラムを選んでアクセスできます(1年間)。
- 申込数
- 93
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
プロフィール
1970年3月 慶應義塾高等学校卒業 1976年3月 慶応義塾大学医学部卒業(第5612号) 1980年3月 慶応義塾大学大学院医学研究科博士課程修了 1980年4月 東海大学医学部病理学助手 1982年3月 医学博士(慶應義塾大学) 1986年4月 東海大学医学部病理学講師 1988年3月~90年1月 米国ボストン市タフツ大学医学部病理学教室留学 1992年4月 東海大学医学部病態診断系病理学部門助教授 1993年12月~94年3月 国際協力事業団の専門家派遣でケニア中央医学研究所に滞在 1996年4月~2000年3月 東海大学医学部附属病院病理診断科科長(兼任) 2001年6月 藤田保健衛生大学医学部第一病理学、教授 2021年3月18日、愛知県稲沢市矢合町 つつみ病理診断科クリニック開院