行政からの保護依頼　急増！

こんにちは

夏至も過ぎ、２０２４年の後半がスタートしました。

 

最近は、家庭内で起きている、でも、ご本人がヘルプを出せない状態のものを、行政の方がつないでくださることが増えています。

かつては、そのまま共倒れや、猫の場合は暗黙の遺棄、保健所での処分、しか選択肢がなかったものが、知らせていただけるようになった、と前向きにとらえています。

ただ、飼育困難になっているこうした場合は、犬猫の体調が悪く、受け入れ直後から通院開始！となることがほとんど。

さらに、高齢であることも多いので、譲渡はまず不可能です。

 

それでも、人を頼ってしか生きられない彼らを見捨てることはできません。

飼い主さんにもいろんな事情があります。

出来ないけれど気にかけている場合も少なくありません。

 

 

☆難しい病気のために、生活もままならず、フードバンクを頼りに暮らしている２０代女性。

　母の形見の猫ではありますが管理できず、女の子の方は眼球の摘出手術を受けている、13歳になる兄妹猫です。

　でも、医療費支払いも困難な状況で限界を迎え、引き取りました。

　まずは治療から。

　男の子の方は、人を信頼してもらう所からはじめなきゃ。

 

☆昨年、飼い主の高齢女性と共倒れ状態で発見された10歳になるトイプードル君。

　てんかん発作を投薬で抑え、何とか動けるようになってきたところ、唾液全詰まりが。

　あごの下にできた大きな袋。

　体力のないからだが揺れと重さに耐えきれずフラフラ。

　こちらも限界となり、手術の予定です。

　飼いきれなくて処分、となる前に保護しましたが、治療や維持は大変なことです。

　それでも、今までの不自由な生活から、何とか幸せな時を過ごしてほしいと願って預り宅で日々手厚い看護を受けています。

 

☆ネグレクトでたくさんの通報を受けながら、飼い主には自覚なく、救出までに4か月を要した秋田犬。

　保護時には、尿と間違うほどの慢性的な下痢。

　狭い小屋に閉じ込められていた為、背骨は曲がり、後ろ足の筋肉は無く、散歩に行っても速攻に落ちるほどフラフラ。

　およそ秋田犬とは思えない体つきに愕然としました。

　まだ、4歳になったばかり。

　毎日の散歩で、体の状態も改善。

　今のうちにたくさん散歩していただけるご家庭に何とかつながってほしい！！

 

枚挙にいとまがないいろんな事例。

とても書ききれませんが、これが日本の現状です。

なんとか早急に、動物を直接救える法律の制定を願ってやみません。

どこまで持ちこたえられるか💦

切実な問題ではありますが、やっぱり見捨てられません！

 

皆様の応援本当に励みになります。

有難うございます！！

 

また、7月も頑張りますね！！