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マンスリーサポーター総計

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プロジェクト本文

▼「NPO法人もふっこひだ」とは

 

 岐阜県高山市を拠点に、全員が本業を持ちながらも、身の周りで起きている人と動物たちの困った現状を放っておけない一心で活動している、ボランティアグループです。

あえて、「動物福祉団体」と称し、20代から60代の幅広い年代層が集まり、様々な課題に知恵と工夫を持ち寄って挑戦しています。

 

 始まりは10年ほど前ですが、たくさんの経験を積み重ね、4年前にはNPO法人となり、さらなるステップアップに挑んでいます。

 

 

 

▼活動内容のご紹介

 

 私たちの活動は、「動物愛護」「保護活動」では語れません。

なぜなら、動物に関する問題や不具合が起きるところには必ず、人の問題があるからです。

 高齢化・孤立化・地域の対立・貧困・精神疾患や障がい、そして、動物を大切にしない行動が他人を深く傷つけている現実に関する理解の欠如。

 

 目の前の犬や猫を「保護」したところで、根本の問題が解決しなければ、繰り返されるだけ。そこに安心や幸せは訪れません。時にはかえって、人を傷つけてしまう、そんな危うい対処法を戒める必要があります。

 たくさんの事例に接するにつけ、人との切れない関係の中で、翻弄され苦しんでいる動物と人とを目の当りにしてきました。

 

 社会通念を整え、やさしく安心できる社会へと行政や地域ぐるみで取り組めること、福祉と連携すること、などを主眼に活動しています。

それが、「動物福祉団体」と称する所以です。

 

 

 飼えなくなった、地域で問題が起きている、などの場合は、その理由を含めた相談や解決策をともに考え、

 TNR(地域猫活動・不妊手術)では、生き物の体に勝手にメスを入れ本来の機能を奪う重みを十分認識し、手術を受ける猫たちには、事前の体調確認から手術後の回復確認までを大切に、実施しています。

 年間200匹近い不妊手術と、

 通算1000匹を超える引き取り。

 現在は130匹余りを保護しています。

 

 

 この活動は、保護頭数が減る見込みはほとんどありません。

なぜなら、「事故などで重篤な状況になっている」「親のいない乳飲み子」「人なれしていないが虐待などで保護の必要があるもの」など、一般家庭では対応が難しいものを優先して入れざるを得ないため、譲渡が難しい、というジレンマがあるからです。

また、そのような受け入れは、高額な医療費や療養食などを伴い、費用もかさんでいきます。

 活動を頑張るほど、保護頭数が増え、譲渡も難しく、重い費用負担が発生する、ということになるのです。

 

 最近続いているのは、多頭飼育崩壊。

待ったなしの保護は、犬猫と同時に、そこにいる人をも救うために欠かせません

多頭飼育崩壊は、周りの協力をうまく得られなかった力の無い人が、孤立を深めどうにもならなくなってしまう、社会現象です。決して個人だけの問題ではありません。

さらに、保護した犬猫は心身の状態が悪く、医療措置だけでなく、生涯飼育を覚悟しなければならない事案がほとんどです。

その費用は、たとえ行政からの相談案件であっても、負担はすべてもふっこひだになります。どこからも助けはないのが現状なのです。

 

 

 これらを少しでも改善するために、行政や福祉関係機関に積極的にアプローチ。

動物愛護法を基に、現代の動物とのかかわり方の具体的提案や、福祉との連携を図るべく定期勉強会なども行っています。

 最初は、まったく門前払いでしたが、今では、積極的に話を聞いてくれるところが増えました。相談は、全国から来ています。いかに相談場所がないかを痛感しています。

 


 以上のような状況のため、相談事業と同時に、

 ・シェルターや、保護宅での犬猫の保護、家庭適応訓練や、傷病の治療看護。

 ・飼育相談や、実際の見本を見てもらう場所として提供

 ・TNR(外猫を手術して戻す)活動

 ・譲渡会などで里親探し

 ・現代に即した飼育方法の啓発

 ・災害時同行避難についての啓発

 ・飼育困難家庭などへの援助

 ・様々な通報などへの対応、現場確認、行政との連携など

このようなことを同時並行で行っています。

 

 

 

 

▼ご支援のお願いと使い道について

 

 ・上記の通り、常に100匹を優に超える保護頭数があり、重篤な状況で保護されるものには、手術をはじめ医療費が膨大になります。

 ・乳飲み子たちを育てるのもミルク代など費用がかさみ、また、内臓疾患を発症することが多い猫には、高価な療養食が必要となります。

 ・最安値なエサを利用すれば疾患が増え、ある程度の水準を保つ必要があります。

 ・年間の医療費は300万円前後となり、エサなどは、現物のご寄付やメンバーの自費にて賄われており、それがなければ200万円を超える出費となります。

 ・またTNRの際に、臨時預かる猫たち(1回20匹ほど×12回)にも経費が掛かります。スポンサーのいないものも多く、これらはすべてもふっこひだの負担となります。

 ・その他、シェルターや預かり部屋の維持費や、修繕費、消耗品など、生き物を健康な状態に保つためには、環境を整える必要があります。

 モノなどとは違い、ただいるだけで出費がかさむのが生き物を扱う難しさです。

 

 預かり猫たちの衣食住と、医療費、これが安定供給されることそれが最も大切なものとなります。

 

 また、私たちは全員が本業を持っているため、どうしても100匹越えの猫たちのお世話を賄いきれません。慢性的な人手不足で困り果て、お手伝いをしていただけるパートさんを募ることにしました。そうすることで、安定したお世話ができるようになり健康管理がしやすくなりました。

 また、膨大な相談をこなすためにも、サポートしていただける人材を確保することも活動維持のために必須となってきています。

 

 

 

▼伝えたいメッセージと今後の展望について

 

 私たちの10年間、最初は全く相手にもされなかった活動が、ポピュラーなものになり、TVでも取り上げられるようになってきました。

とはいえ、その実態はまだまだ始まったばかりの危うさが散見されます。

まだ成熟していない、これから整えていかなければならない活動だと痛感しています。

 

 

相談者の第一声は

「どこに聞いたらいいかわからないんですが・・・」

 

さんざん悩んだ挙句、ようやくたどり着いた・・・

そんな相談を受けるにつけ、どうしてもやめることのできない活動であると強く感じるのです。

 

 

 現代社会に共に暮らす生き物たちは、人によっては家族でありかけがえのないパートナー

でも、ある人によっては、殺したいほどの害獣です。

動物愛護法ができていても、その運用や周知は恐ろしく遅れており、全く機能していない実情もあります。その狭間で、モノとして扱われている動物たちの立場の危うさが、そのまま、かばう人と嫌う人の軋轢のもとにもなっているのです。

 

 これらを整え、法の下の秩序として、適正な共生の在り方を周知していくためにはまだまだ時間がかかります。

 

 

 殺処分ゼロを掲げる一方で、ゆがんだ責任を民間に押し付け頼り切っている今の状況。

片や商品として量産され続けるペット業界のしわ寄せ

まだまだ、公的なものと一緒に整備しなければならないことがたくさんあります。

まずは、現場最前線で必要な状況を見極めながら活動を続け、情報発信と協力体制を作っていくために、倒れることができない!

そのための支援をお願いしたいと思っています。

 

 もの言えない動物を大切にできる社会は、

人の弱者にも優しい、安心できる社会である

 と信じています。

 弱者とは、一部の人のことではありません。明日わが身に起きることかもしれないのです。

 真の意味での安心できる成熟した社会に一歩でも近づくことができますよう、願っています。

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
袈裟丸 聡美(もふっこひだ)
団体の活動開始年月日:
2013年5月15日
団体の法人設立年月日:
2018年11月16日
団体の役職員数:
2~4人

活動実績の概要

犬猫に関する相談事業。行き場のない犬猫(その他)の引き取り飼育と里親探し。 譲渡会や、啓発活動を目的としたイベント開催。地域猫活動(外猫不妊手術代行など) 行政や福祉関連機関に対する助言要望及び、相談対応。 多頭飼育崩壊や困難家庭に対する救援。訪問ペットシッターなど家庭における飼育援助。

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プロフィール

岐阜県飛騨地方で活動する動物福祉団体です。現在100匹余りの保護犬猫と暮らしながら、身近な動物たちに関する困りごと相談や、飼育相談を受けています。 高齢化や地域の分断など、不安定な人間社会で翻弄されている犬猫の問題を、行政とも協力、解決に向けて試行錯誤の毎日です。 「優しい人が苦しまない、生き物とのあたたかな関係」を目標に走りながら考えています。

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