大洪水の被害に苦しむパキスタンの子どもたちを支えたい

支援総額

768,000

目標金額 700,000円

支援者
56人
募集終了日
2022年11月30日

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2022年11月20日 18:51

COP27閉幕「補償」制度の合意&シンド州からの報告 (11/20)

 皆様、こんばんは。

 エジプトで開かれていたCO27にて、これまで大気圏に排出された温室効果ガスに多くの責任を有するいわゆる「先進国」が、気候変動による自然災害で大打撃を受ける国に対する「補償」を行う仕組みについて歴史的な合意にたどりついた、というニュースを先ほど耳にしたところです。どの国が支払い、どの国が支払いを受ける国か、またより具体的な方法については今後数か月かけて協議されることのようですが、この「喪失と損害(Loss and Damage)」をめぐって国際的な枠組みをつくることについて合意がなされたことは非常に大きな意義があると思います。具体的には、例えば中国が「支払う側」に入るのかどうかは未定のようです。

 しかし、その一方で、今回のCOPでは、「2100年までに地球の気温上昇を1.5度以下におさえる」というパリ協定の最重要コミットメントは残されたものの、合意文書のなかではその優先度は落とされてしまっている、とも報道されています(COP27: What are the sticking points in COP27 negotiations? - BBC News)。

 また、「補償」枠組みができることについて、歓迎すべき声が大きい一方で、環境グループのなかには、温室ガス排出者が補償金を支払うことで削減するインセンティブが低減してしまう、と危惧の声もでているようです。

 この夏、大打撃を受けたパキスタンのような国へ補償がなされると同時に、我々の誰もが温室効果ガス排出を抑制する行動を取り続けることが必要です!(私は車を持っていないので、いつもガソリン価格緩和補助金は、車を乗らない人にとっては何の利益もならない、と思っています!)。

 この「補償」枠組みの交渉をリードしたのがパキスタンの気候変動大臣でした。

 

 そのパキスタンのシンド州のREADのイクバル氏と今日、Zoom会議を開きました。前回のご報告では、シンド州のかなりの面積が浸水したままであることをお伝えしましたが、READが活動する州の中心部のナワブシャ―周辺の地域は、2010/2011年の大洪水以降、州南部や北部と異なり、洪水被害はほとんどなかったため、今回の洪水の規模に対して住民は心理的なショックも受けているようです。

 READの避難キャンプには現在70家族、約350人が暮らしています。彼らはもともと農業労働者として働いてきた人が多く、サトウキビ収穫の季節になったため、女性を含め浸水していないサトウキビ畑で働き始めたそうです。READは、これまで一日2回あたたかい食事をキャンプで料理して、被災者が食べることができるようにしてきましたが、今後まもなく、食料を配布し、各世帯がそれぞれ自分たちで料理できるようにしていくことを計画中とのこと。

 

 

避難キャンプで生活する子どもたち(11月半ば、シンド州)

 

 イクバル氏が最も心配していることは、学校が破損し、教員も避難しているため、子どもたちの教育が完全にとまってしまっていることです。今回の日本の皆様からのご支援のおかげで、暫定教育センター(Temporary Education Centers)を開くことが可能になる、ととても喜んでいます。ご支援をいただいた皆様に、心より感謝いたします、というお礼のメッセージがありました。

 

今日のZoom会議

 

 改めまして、皆様の温かい支援、励ましの言葉にお礼を申し上げます。30日までNext Goalに挑戦しておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

 

リターン

3,000+システム利用料


①感謝のメール

①感謝のメール

テント暮らしをする被災者に蚊帳を10個提供できる金額です。
★感謝のメールをお送りします。

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

10,500+システム利用料


②感謝のメール、プロジェクト報告レターをお送りします

②感謝のメール、プロジェクト報告レターをお送りします

テント暮らしをする被災者に毛布を3枚提供できる金額です。
★感謝のメールをお送りします。
★事業完了後にプロジェクトの報告をお送りします(メール)。

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

3,000+システム利用料


①感謝のメール

①感謝のメール

テント暮らしをする被災者に蚊帳を10個提供できる金額です。
★感謝のメールをお送りします。

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

10,500+システム利用料


②感謝のメール、プロジェクト報告レターをお送りします

②感謝のメール、プロジェクト報告レターをお送りします

テント暮らしをする被災者に毛布を3枚提供できる金額です。
★感謝のメールをお送りします。
★事業完了後にプロジェクトの報告をお送りします(メール)。

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月
1 ~ 1/ 5

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