【緊急開催】今年のクリスマスプレゼントは『虹』にしませんか!

【緊急開催】今年のクリスマスプレゼントは『虹』にしませんか!

支援総額

1,389,000

目標金額 1,200,000円

支援者
69人
募集終了日
2022年12月29日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 

みなさま、こんにちは。

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

CandYシアター支配人のみのわそうへいです。

 

宮崎県にあるCandYシアターは、私が副代表をしているコンテンポラリーダンスのカンパニーんまつーポスと、地域の認可保育園が連携・協力してオープンさせた小さな劇場です。

 

んまつーポスのアーティストは、私を含めて3人。一人は、代表の豊福彬文。もう一人は、副代表の児玉孝文です。

 

(写真)Photo by:ryoichi kojima
左から、みのわ、豊福、児玉です。

 

(写真)Photo by:Jyunnosuke Nishi

   

実は、このCandYシアターの正式名称は「透明体育館きらきら/国際こどもせいねん劇場みやざき」です。なぜ、こんなに長いのでしょうか。

 

それは、劇場の空間が、平日の日中は、きらきらアート保育園の体育館にトランスフォームするからです。平日の夜と週末だけが劇場。こんな劇場は、日本のどこを探してもないと思います。

 

それだけでもユニークなのに、なんと地方では珍しいコンテンポラリーダンスを鑑賞する劇場です。だからといって、難しい作品を上演するわけではありません。

 

ここで上演する作品は、子どもと大人(昔の子ども)にやさしい、けれどみんなが興奮するコンテンポラリーダンスばかりです。

 

Photo by:Ayano SO

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

文化庁の支援事業の影響は大きい

 

CandYシアターのような小さな劇場や、んまつーポスのような小さなダンスカンパニーにとって、文化庁の支援事業の採択&不採択は、どちらも一大事です。

 

劇場名に「こども・せいねん」と付けたからには、少なくとも子どもたちがお小遣いで質のよいコンテンポラリーダンスを鑑賞できないと意味がありません。

 

そこで、オープンからずっと、小さな劇場や小さなダンスカンパニーが申請できる助成金・補助金を見つけては、申請する、不採択でがっかりする、あるいは採択されて飛び上がって喜ぶ等を繰り返してきました。

 

例えば昨年度は、文化庁の支援(コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業)で、二つの公演を実施しました。

 

これは、いわゆる、しっかり内容を書いて申請すれば採択される文化事業で、一つは、コンテンポラリーダンスのロングラン公演 『キリギリスとアリ』(10月31日〜11月5日)。他の一つは、ダンス×建築×ゲーム 2.5次元ダンス公演『たがる#3』(12月28日・29日・30日)。

 

両公演とも、チケット料金は一律1,000円。もし文化庁の支援がなければ、コロナ禍で座席数を減らして実施する公演に、これほど安価な料金設定はできませんでした。

 

ダンス×建築×ゲーム 2.5次元パフォーマンス『たがる3』(文化庁 令和2年度 第3次補正予算事業「ARTS for the future!」)/
Photo by:Ayano SO

 

ところが今年度、文化庁の支援(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)が、教育的にガラリと変更になりました。小さな劇場、小さなカンパニーも甘えている時ではない!公演は応援する。その代わり利益もしっかり出しなさい!と叱咤激励が加わりました。

 

具体的には「申請事業の収入規模が補助金申請額の1/2以上あることが必要です。」と言う条件が追加となりました。

 

CandYシアターの座席数は50席(コロナ対応)。昨年度と同様に、6日間で8公演のロングラン公演を実施するとして、チケット料金を昨年の3倍の3,000円に設定すれば条件はクリアできます。

 

でも、それだと「大人劇場」です。

 

どうしたら、こども・せいねん劇場の面子を保ちつつ、子どもと大人にやさしい、けれどだれもが興奮する公演を実施することができるのか・・・

 

ロングランダンス公演『キリギリスとアリ』(文化庁 令和2年度 第3次補正予算事業「ARTS for the future!」)/Photo by:Ayano SO​​

 

劇場に向かう園児たち

 

 

▼プロジェクトの内容

 

「逆さ」が好きなダンスカンパニー「んまつーポス」

Photo by:Ayano SO

 

カンパニー名が「ん」から始まるのは、“しりとり”を続けたいからではありません。

 

んまつーポスは「スポーツマン」の逆さ読みです。海外ではnamstropsナムストロプス)と呼ばれています。子どもたちの中には「恐竜みたいだから」と海外の呼び方が好きだという子もいます。日本では、五十音順に出演者や関係者を紹介するケースが多いので、いつも最後尾になります。

 

“先頭ではなく最後尾もいいね!”のように、いろいろなことを、逆さから観たり考えたりすること、そして「観たことや考えたことを価値づけること」を大事にしてきたダンスカンパニーです。

 

結成は2006年。もう16年も続いています。

特筆すべき特徴は、全員(と言っても3人)が振付家・ダンサーで、ソロの作品でさえも3人で創作。なぜなら、「んまつーポス」の出自が、あの学校体育で取り扱う創作ダンスだからです。

 

現在はリズム系のダンスの勢いに押されていますが、今もしっかり体育に存在している創作ダンス。グループで話し合って正解のない課題を創造的・創作的に解決する美的運動。

 

んまつーポスの3人は、入学年は違いますが、それぞれ保健体育の教員を目指して大学に進学。そこで、スポーツやリズム系のダンスを極めたい人は多いのに、創作ダンスを極めたいという人が “いない”、という事実に気がついてしまいました。しかも、そういう人は、日本中を探してもいなさそうでした。

 

「いない」=「やり甲斐」です。

んまつーポスは、逆さ創作ダンスの2つで繋がっているカンパニーです。

 

そこから、子どもではなく「未来の大人」、大人ではなく「昔の子ども」。さらには、大劇場ではなく「敷居の低い小劇場」、未就学児お断りではなく「ようこそ未就学児」、ダンス鑑賞ではなく「ダンス観戦」(思わず声を出したり、身体が動いたりしてもOK) といった発想が生まれました。

 

ロングランダンス公演『キリギリスとアリ』(文化庁 令和2年度 第3次補正予算事業「ARTS for the future!」)/Photo by:Ayano SO

 

国際こども・せいねん劇場2周年記念公演/Photo by:Jyunnosuke Nishi

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

コロナ禍の先へみんなでジャンプするために

 

今年のクリスマスシーズンに、どうしたら、こども・せいねん劇場の面子を保ったまま、子どもと大人にやさしい、けれどだれもが興奮する公演を実施することができるか・・・

 

まず、逆さへのこだわりを、一旦、脇へ置いてみることにしました。そうしたら、実現に向けた挑戦の第一歩が見えてきました。クラウドファンディングで支援を募ろう!

 

実は、劇場オープンの際に、クラウドファンディングで支援を募ったことがあります。当時、最低限の劇場としての機能は揃えることができましたが、平台や箱ウマのための予算がありませんでした。

 

3年前でしたから、ちらほらと、アーティストがクラウドファンディングを活用して夢を叶えたという情報が飛び交っていて、興味もありました。そこで、今回と同様、クラウドファンディングで支援を募ろう!となりました。

 

この3年間、支援者の氏名や団体名が記された箱ウマを運んだり、平台で仮説の舞台を設営したりするたびに、支援もですが多くの人の繋がりで劇場の今があるのだと感じます。

 

2019年3月のオープニング公演は、平台でランウェイを作りその上で踊る演出でしたが、お陰様で成功裏に終えることができました。

 

国際こども・せいねん劇場みやざきオープン記念公演 国際共同制作作品『グラスホッパー』/Photo by:Ayano SO

 

 

支援者の名前入り箱ウマ

 

 

▼ご支援金の使い道とお礼のリターンについて

 

今回、支援を募るクラウドファンディングの目標額を、3,000円×400人分(1,200,000円)としました。もしこの金額が達成できれば、お小遣いの1,000円でチケットを購入した400人(50席×8公演で入場できる観客数)の子どもたちが、クリスマスシーズンにダンスを鑑賞することができます。

 

目標が決まれば、善は急げ。チケット料金一律1,000円でチラシを発注しました。出来上がったチラシがこれです。

 

 

ロングランダンス公演『太くて低い虹』(文化庁 令和3年度 補正予算事業「ARTS for the future!2」)/チラシデザイン:松尾由佳(Nica)

 

 

わざわざ劇場にお越しくださる人は1,000円(3歳以下無料 要予約)

ライブ配信(おうちでゆっくり観たい!)は2,000円

 

実は、ここにも逆さが隠れています。気づかれた方も多いと思いますが、対面での鑑賞よりオンライン鑑賞のチケット料金が高い。ふつうは、オンライン鑑賞の方が対面よりも安いものです。それなのになぜ逆さにしたのかというと、「わざわざ」劇場へ足を運ぶことが、芸術鑑賞ではとても大事な行動だと考えてきたからです。

 

子どもや住民の近くに劇場をオープンさせたのも、「わざわざ」劇場へ来やすくするためでした。「わざわざ」のためなら、無料(ご招待)にしたいぐらいです。しかし、“ただより高いものはない”という諺もあります。それは、芸術鑑賞も同じではないでしょうか。

 

せっかく「わざわざ」来場していただくなら、チケットを購入するというワクワクする行為を、幼い頃から楽しんでほしいのです。だから、「わざわざ」の来場者のチケット料は、ライブ配信料より安い金額としました。もちろん、この「わざわざ」割引は、大人にも適用されます。

 

何歳になっても「わざわざ」劇場へ行くという非日常を大事にしてほしいのです。

 

そして、今回のお礼(リターン)は、本公演のライブ配信です。

 

ただし、クリスマスシーズンでもあり、公演の時間に、生憎、おうちでゆっくり鑑賞できない方も少なくないと思います。そうした方に鑑賞していただけるように、アーカイブ配信も実施します。

 

もちろん、ライブ配信で鑑賞された方も、1回と言わず、家族や友だちと一緒に、アーカイブ配信で鑑賞していただくことができます。配信期間につきましては、後日ご案内させていただきます。


加えて、宮崎なんて遠くて行かないよ!かもしれませんが、私たちは、全国から、海外から、「わざわざ」劇場へ来ていただきたいので、これから3年間有効の「わざわざ」ご招待チケットを進呈いたします。

 

それがあれば、“宮崎なんて遠くて行かないよ!”から、逆さの、“いつか宮崎へ行ってみよう!”となるかもしれません。否、きっとなります。

 

そうなるために、私たちは、これから少なくとも3年間、子どもと大人にやさしい、けれどだれもが興奮する公演を企画・実施することをお約束します。


また、他にもリターンを考えておりますので、ご選択いただき、ご支援賜りますよう、よろしくお願い致します。

 

※新型コロナウイルス感染症の拡大状況等によって万が一開催ができなくなった場合は次回以降の創作、公演活動などの費用に充当させていただきます。(その場合でもご支援金の返金はいたしませんので予めご了承ください。)

 

 

▼今回の作品について

 

後先がになりましたが、本公演で上演する作品を紹介させてください。

 

作品名は、『太くて低い虹』です。初演は2016年の香港です。それから現在まで、香港の空にどんな虹がかかったのでしょうか。きっと、6年前に私たちと香港のダンスカンパニー「Unlock Dancing Plaza」芸術監督:Ong Yong Lock)が想像・創作したよりも低い・低い空に、太い・太い虹がかかったに違いありません。

 

そんな日本の空にはかからない、太くて低い虹を、んまつーポスと日本人ダンサー3氏(仁科幸塙睦美池田達哉)、そしてアニメーション作家の姫田真武氏が共創して、CandYシアターに出現させます。また、8公演のそれぞれには、地域の子どもたちの身体が想像・創作した、できたてほやほやの「太くて低い虹」も出現します。

 

誰もが、さまざまな方法で、自分の虹を、手が届く好きな場所にかけることができる、想像と創造の世界を目撃してください。

 

Unlock Dancing Plaza(香港)との国際共同制作 Chapter 2(新作「太くて低い虹」上演)※海外初演は香港/photo by Elsie Chau

 

長い文章を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!! 

 

アニメーション作家の姫田真武さんが描いた国際こども・せいねん劇場みやざき

 

プロジェクト実行責任者:
高橋るみ子(一般社団法人namstrops)
プロジェクト実施完了日:
2022年12月29日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

一般社団法人namstropsがCandYシアターでダンス公演『太くて低い虹』を開催する。集まった資金は、お小遣いの1,000円でチケットを購入した子どもたちが、クリスマスシーズンにダンスを鑑賞するために補助をします。また、公演に必要な、会場費・備品費・謝金等に使用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己資金にて補填いたします。補助金の採択もあるので、プロジェクトを実行しますが、万が一自己資金でも確保できなかった場合は、規模を縮小するなどをして対応し、返金は致しかねます。

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リターン

3,000+システム利用料


純粋応援

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この公演を応援していただける皆さま

【全コース共通】
●お礼
●3年間(2023年1月〜2025年12月)有効のCandYシアター公演「わざわざ」招待チケット
●本公演『太くて低い虹』のアーカイブ配信『太くて低い虹』

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

6,000+システム利用料


限定んまつーポスTシャツ

限定んまつーポスTシャツ

んまつーポスの限定Tシャツをお送りします!
※写真はイメージです。サイズやデザインについては、ご相談させてください。

【全コース共通】
●お礼
●3年間(2023年1月〜2025年12月)有効のCandYシアター公演「わざわざ」招待チケット
●本公演『太くて低い虹』のアーカイブ配信

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

10,000+システム利用料


CandYシアターに名前を刻む

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CandYシアター内にお名前が掲載されます。
※10文字以内(お名前以外の言葉やメッセージなどはご遠慮ください)

【全コース共通】
●お礼
●3年間(2023年1月〜2025年12月)有効のCandYシアター公演「わざわざ」招待チケット
●本公演『太くて低い虹』のアーカイブ配信

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

100,000+システム利用料


【宮崎県内限定】んまつーポスによる出張ダンスパフォーマンス

【宮崎県内限定】んまつーポスによる出張ダンスパフォーマンス

んまつーポスが、ご支援いただいた方のご自宅等で、出張ダンスパフォーマンスをします。児玉処女作「風景の中の少年(4分)」を、あなたのために踊ります。
※2023年1月以降に実施。日程や場所については、ご相談させてください。

CandYシアター内にお名前が掲載されます。
※10文字以内(お名前以外の言葉やメッセージなどはご遠慮ください)

【全コース共通】
●お礼
●3年間(2023年1月〜2025年12月)有効のCandYシアター公演「わざわざ」招待チケット
●本公演『太くて低い虹』のアーカイブ配信

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

100,000+システム利用料


CandYシアターに名前を刻む(法人向け)

CandYシアターに名前を刻む(法人向け)

CandYシアター入口にお名前が掲載されます。
※10文字以内(法人名以外の言葉やメッセージなどはご遠慮ください)

【全コース共通】
●お礼
●3年間(2023年1月〜2025年12月)有効のCandYシアター公演「わざわざ」招待チケット
●本公演『太くて低い虹』のアーカイブ配信

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

200,000+システム利用料


んまつーポスによる企業研修(法人・団体向け)

んまつーポスによる企業研修(法人・団体向け)

んまつーポスが、ご支援いただいた企業・団体で、企業研修(ワークショップ)を行います。時間は90分〜120分です。
※2023年1月以降に実施。日程や場所については、ご相談させてください。

また、CandYシアター入口にお名前が掲載されます。
※10文字以内(法人名以外の言葉やメッセージなどはご遠慮ください)

【全コース共通】
●お礼
●3年間(2023年1月〜2025年12月)有効のCandYシアター公演「わざわざ」招待チケット
●本公演『太くて低い虹』のアーカイブ配信

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

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