生活保護受給中の精神障害者が力を合わせて行政書士事務所を設立します

▼自己紹介

私たち2022年7月に設立された「NPO法人日本弱者男性センター」と申します。

主な活動は

●ホームレスや職を失っている男性の生活保護受給や就職活動支援

●DVや性犯罪被害者、痴漢等の冤罪に巻き込まれた男性の支援

●精神疾患や障害を持つ男性の生活支援 等を行っております。

 

今回のプロジェクトである「精神障害を持って生活保護受給の方達が今までの経験と知識を活かして行政書士事務所を設立」を始めるきっかけの様に、精神障害（疾患）によって自身の資格や経験を活かしきれずに生活保護などを受給して生活をしている男性が多くおります。

私達はそういった社会的弱者となってしまった男性達の支援活動を行いたいと思い、「男性の幸福を願う男性」を幸せにして真の男女平等の社会を実現したいと考えてNPO法人として設立いたしました。  

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

先ず「行政書士」というものを説明させてください。

行政書士とは皆様に変わって役所へ書類を作成して提出したり、権利義務や事実証明に関する書類の作成又は提出手続が可能な職業です。例えば役所に対する生活保護の手続きや警察に対する告訴状も提出出来ますし、依頼者に変わって退職届を作成して会社に送ったり、金銭問題解決の為やトラブルを未然に防ぐ為の和解書などを作成する事が出来ます。

またそういった事案に関する相談も受ける事が可能です。

 

家族間で離婚や親権などの問題が出ますと当人同士の場合、トラブルが起きる可能性が有ります。行政書士はそういった家族間でなるべく揉め事にならない様に対応を行ったり、仕事が無く金銭の余裕が無い方の生活保護受給支援や企業への退職届代行作業、各種事件の告訴状提出、契約書や念書などの作成、事実に関する事柄の内容証明作成、相続手続きと遺言書の作成、その他行政（役所）等に申請する書類の作成を提出を行ったりする事が可能です。

 

私達のメンバーには精神障害で生活保護受給中ですが過去に行政書士事務所や弁護士事務所で勤務していた方や行政書士試験に合格はしているけど実務経験が無い方達がおります。そういった方達の経験や知識、そして資格を利用して行政書士事務所を設立しようと思ったのです。

 

皆さんのお悩みを解決したりトラブルや問題を未然に防ぐ事が出来て、社会的弱者になってしまった方々も人の役に立てるきっかけを持ってもらう事が出来るのが当プロジェクトだと思っております。

 

 

▼プロジェクトの内容

今回のプロジェクトでは精神障害（疾患）を持って生活保護受給中の方達の知識や経験、資格を活かして社会貢献や誰かの役に立てる行政書士事務所を設立いたします。

当プロジェクトが成立しなくても行政書士事務所は設立いたしますが、行政書士会に対する登録費や会費など多くの費用が必要なために皆様に対するご支援をお願いする事を考えました。

また費用のご支援を頂けなくとも当プロジェクトの趣旨に賛同して頂けましたら皆様のSNSや交友関係などで当プロジェクトを広めて頂ければとても嬉しく思います。

 

メンバーが生活保護を脱する事によって税金も抑えられますし、社会的に弱者であったという経験から障害（疾患）を持った方や社会的にハンデが有る方への生活支援や他の行政書士の方があまり受けて頂けない様な案件を出来るだけ受けて行こうと思っております。

 

また障害を持たない普通の方に対しても生活の「困った」を解決する為に行政書士として出来る業務で有れば1つ1つを丁寧に問題解決に向けて頑張って行こうと思います。決して上から目線ではなく、同じ目線で皆さんの「困った」を解決する行政所事務所を目指し、目標としております。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

事務所に関しては東京都千代田区を検討しておりますが、依頼に関しては日本全国の助けを必要としている人達に対して他の行政書士事務所で断られた依頼や案件を含め、全ての業務を丁寧に行っていきたいと思います。

勿論、依頼される事へのメリットやデメリットをちゃんとお話しさせて頂いた上でご依頼者様に納得いく判断をして頂けるように心がけます。 またこの行政書士事務所内においても私達と同じように障害を抱えていたり、生活保護で仕事が無い方を雇用していくなど様々な形で社会貢献が出来たらと考えております。

 

プロジェクトスケジュール

行政書士会登録申請や事務所の賃貸は令和5年1月頃を計画しております。その為に同年2月に開所予定となっております。今回ご支援してくださった方全員に開業報告をお礼のメールとは別に送らせて頂きます。もしお困りごとが有りましたら開業後、直ぐに御対応いたします。 

またご支援を頂いていない方でもお問合せ頂けましたらちゃんと業務として対応させて頂きます（その際の開所情報は当法人のホームページ又はTwitterをご確認ください）。

 

開所に対する費用としましては

行政書士会登録費用

登録手数料：25,000円

入会金：200,000円

行政書士会の会費3ヶ月分の前払い：18,000円

登録免許税：30,000円

雑費（鍵付きロッカーや印鑑等）：30,000円

合計：約303,000円

 

事務所契約に関する初期費用費用（家賃が50,000円で敷金と礼金が１ヶ月の場合）

敷金：50,000円

礼金：50,000円

不動産屋さんへの仲介料：50,000円

火災保険代：約20,000円

前家賃：50,000円

その他（鍵交換代など）：約30,000円

合計：250,000円

 

を設立費用と考えております。

当プロジェクトで御支援頂いたお金はこの費用に割り当て、差額は自己資金にて補填します。事務所を借りる理由としまして当初は行政書士事業を行うメンバーの居住アパートでも良いと思ったのですが行政書士会の規約により「プライベートと業務空間に別れ、更に秘密保持が可能な状況」が必要という為にメンバーの居住アパートでは業務空間維持と秘密保持が不可能だという事で事務所を借りる事となりました。

雑費に記載してあります鍵付きロッカーも秘密保持の為に必要な家具となっております。他に必要な物はフリマサイトや地元交流サイトで無料もしくは格安で用意しようと考えております。

 

 

▼最後に…

今回のクラウドファンディングのプロジェクト内容を読んで

「精神障害（疾患）者に大切な依頼を任せられるのか？」

といった不安も有るかとは思います。 精神障害（疾患）とは外的要因（人間関係等）によって誰にでも現れる可能性が有る一般的な障害（疾患）です。ことによっては頭痛や目眩といった体調的な症状や希死念慮などといった自死に対する精神的な症状も有りますが、それを理解してくれる人や環境があれば普通の人と変わらなく過ごしております。

 

皆様の支援によって私達だけではなく、私達に相談や依頼をして頂ける方も助ける事が出来ます。そして、もし皆様自身に何かお困りごとが有りましたら是非、私達の行政書士事務所に御依頼ください。必ず出来る限りの事を行うとお約束いたします。