【かつての職人おばちゃん・・・！】

今、東京から沖縄に戻りました・・・。

 

昨日突然にお願いしたのですが、旭面を娘時分の頃から最後に生産が終了するまでの間、旭面の組み立てを業務として行っていたという一人の年配の女性を訪ねて東京でお会いしてきました・・・。

 

この方は以前金型を探していた頃お会いすることが出来既に知ってはいたのですが、お会いするのは今回で二回目でした・・・。

 

兎に角会って直接当時の組み立て方やノウハウを色々聞きたかったんです・・・。

 

やっぱり全てが一つ一つ手作業で行っていたらしく、そのやり方を聞いても、よもやそれはマジックでした・・・。

 

説明の付かない、感覚的なフィーリングで手作りで一つ一つを組上げていたらしく、部品の制度も今の時代と違っていたので、一つ一つが全部微妙にズレや相違があったらしく、それを長年現場で培った技術でその都度臨機応変に変化させながら完成させていたそうです・・・。

 

僕にはそこまでは難しいなー・・・。

 

でもありがたいことに、それを今はカバーしてくれる材質や技術加工が存在しているので、もうそれらを駆使するしかないのですが、それにはやはりお金が・・・。

 

今必死で考えながら作っているガラス面をはめ込むフレームとなる金属枠・・・。

 

今の技術の人とは、当時はきっと専用の冶具を作って、金属フレームをゴム面体にはめ込んだ後、それでかしめてたんだろうと現代の我々は想像していたのですが、その職人のおばちゃんが言うには、完全に手だけで、コツを使って上手にはめ込んでいたそうです・・・。

 

昔の人は凄いですよねー・・・。

 

そのおばちゃんの写真を撮らせてほしいと何回もお願いするのですが、恥ずかしいのか物騒な世の中を憂いでか、どうしても写真を撮らせてくれません・・・。

 

なので残念ですがご本人の写真はありません・・・。