島本町でフリーチケットの音楽イベントを開催したい！

▼10th しまもと音楽フェスティバル2023開催します！

日程：2023年4月30日(日)

時間：10:00~15:00 (各会場によって可変あり)

会場：島本町立第一中学校グラウンド、体育館

　　　島本町歴史文化資料館、桜井駅跡史跡公園　(4会場同時開催)規模

：累計8,000人チケット

：チケットフリーイベント

 

島本音楽フェスティバル実行委員会Facebook

 

 

 

▼自己紹介

 

閲覧有難うございます！島本音楽フェスティバル実行委員会の植田ミチです。島本町で水道屋に勤めている会社員です。音楽は素人です。

 

商工会青年部に所属しており、「夏まつり」や町のイベント運営ボランティアをお手伝いしております。第１回目の「しまフェス」は「夏まつり」会場の一角をお借りして開催させて頂きました。現在では、青年部やボランティアの皆さんのご協賛やご協力を経て、４会場を同時開催で町を音楽で賑わすチケットフリーイベントになりました。

 

 

 

▼私は、音楽が大好きです

 

私が音楽好きになったきっかけは、地元の高校時代にバンドを組んだことでした。

エレキギターを弾いていましたがヘタクソなので担当がドラムになりました。

だから聴くのも演るのも大好きです。10代はカート・コバーンに傾倒し、20代は

一転ハードコアのカバーバンドをしていました。

ちなみに、ミュージシャンになるからとほざいて学校は辞めました。

 

 

 

▼鼓笛隊の少女

 

やがて所帯を持ち、小さな娘にクラシックバレエやHipHopダンスの習い事をさせる傍ら、

音楽にも嗜んでもらう機会を得ました。町でやっている小学生を対象とした鼓笛隊との

出会いでした。おそらく当時教員の方がボランティアで教えてくださっておられた

金管と打楽器のチビッ子鼓笛隊でした。

 

奥さんが市営の吹奏楽団に所属していた影響で家にハードケースに入ったトランペットが

ありました。マウスピースを新調して吹いたのが彼女にとって初めての楽器との出会いでした。

そして公立中学の吹奏楽部に所属しました。あのころは体育会系の部活に負けないぐらい

ストイックな練習量だったと記憶しています。

平日放課後練習、土日も練習、祝日も練習、盆正月も練習、練習練習…

 

おそらく、吹奏楽部員の親御さんあるあるだとおもいますが、コンクール入賞やパートのソロを

勝ち取るべく子どもを応援する日々でした。そして進路を選択するさなか、より音楽に傾倒

できる学校をみつけました。市立の音楽高校でした。

これは私見ですが、音楽や芸術は一部の人々に享受されるものではなく、ひろく誰でも自由に

触れて感じ、その意図を味わうことができる。というのが凡人の私にはありました。

 

ざんねんな親をもった所為で、彼女のさらなる厳しい挑戦がはじまりました。

その年の私の書初めは「雑草魂」でした。

 

 

▼タモリの金言

 

彼女はその後、市立音高から市立音大を経て、現在フリーランスで音楽をつづけています。

 

音楽界隈としては、決してめぐまれない環境のなか、持ち前のガッツとセンスで公立を全うした

戦士(音楽脳)です。お財布てきにも、とても親孝行なプレイヤーだ。何が云いたいかというと、

公立という環境下に於いても豊かなアイディアや優れた技能に触れる機会は、誰にでも平等に

存在し体現できるということだ。

 

かつての偉人の金言で「神様は、人生の分岐点に差し掛かった時、その人の能力値より少し高い

タスクを与える」「その時の、その人の心持ちによって、その人の人生の彩りが変わる」

と仰っておられた。ような気がする。

 

 

▼鼓笛隊イズム

 

音楽に携わるプレイヤーが誰しも第一線のプロのステージに立てるわけではない。

ライセンスが飯を喰わせてくれるわけでは決してない。一流の技能があるプレイヤーが

一流のマネジャーになれるかと問われれば、それはまったく別の話しで、どこの世界でも厳しい

現実であることは間違いない。宝くじは絶対にあたらない。

 

更に此処数年、音楽界隈は感染症の影響をモロに被った。イベントは不謹慎であるとか、

オーディションも無期延期。そしてより混沌とした社会情勢にもなりつつある様相を肌で感じている。

今、イベントを興さなくていつ実行するのだろうか？

 

自由に表現できる間に、お互いが笑い合える間に、子どもたちに伝えられる間に、大声で伝えられる間に。

音楽的に云えば、一介のおじんに出来ることは何もありません。下腹が目立ってきた素人中卒おじんに過ぎません。しかし、町と開催地の調整をしたり、面白い企画を提案したり、ダンスのバミリを作図してみたりすることは出来ます。

 

音楽のことは分かりませんが、音楽家をもつ親の気持ちは殊更よく分かります。

バレエを習う親御さんの気持ちは分かります。お月謝は控えめなのに、舞台出演代はなぜあんなべらぼうに高いのだろう。HipHopを習う親御さんの気持ちは分かります。姉妹で一緒に習わすと、妹が才能の片鱗をあらわすのは何故なのだろう。家族へのプレゼントを買いに行ったとき、楽器に限っては財布のヒモが無制限にゆるくなるのは何故なのだろう。

 

子どもたちの弾ける笑顔とライブパフォーマンスを観たとき、自分の人生まで鼓舞されることを私はよく知っています。あのボランティアの鼓笛隊先生に倣って、素敵なステージをつくることが唯一私にできることだと信じています。

 

 

▼サスティナブルな音楽イベントへの挑戦

 

今季から、実行委員会に演者であるプレイヤーの方々にも参加していただいています。

講師をされておられる方、現役で音楽活動をしていらっしゃる方、そしてあのトランペッター、さらに次女も巻き添えにしました。大学の軽音サークルの面々も演奏とボランティア要員で来てくださるそうです(ナイス)。

 

そんなスタッフと地元中学校、高等学校のこれからの未来を担う子どもたちと音楽やダンス、芸術文化を通じて一緒にイベントを共有したいというのがイベント最大の目的であり持続可能なイベント運営への挑戦です。

 

ただ、毎回毎回挑戦なんですね。毎回崖っぷちなんですね。過去3回はコロナ禍と悪天候で中止

に陥っており、正直くじけそうになることもございまして、ボランティア運営のみで自走すると

いう状況には未だ至っておりません。

 

サスティナブルなんてことをよく耳にしますが、10回目に至っても未だ「しまフェス」の周知も

足りず、広報、協賛にいたるまで持続可能な要件を満たさないまま計画を実行している自転車操業状態です。走りながら考えています。

 

しかし、イベントをお手伝いしておりますと人手不足や資金繰りに関しては、どこの団体様も

苦慮されている場面に遭遇します。当会も皆さまの支援や応援を賜りながら、4月30日の音楽

イベント開催と来期への事業継続を見据えております。高い技能と芸術性、町の魅力について

身近に触れられる地元のボランティア音楽イベントとして実行委員会スタッフ一同尽力して

参りますので、支援者の皆さまのご賛同・ご支援賜りたい所存です。

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

10thしまフェスプロモーションムービー

 

 

▼資金の使い道

 

・舞台設営費　　198,000円　…子どもたちの夢の舞台

・楽器運搬費　　83,000円　　…子どもたちの足代

・備品リース費　130,000円　…子どもたちの大切な楽器置き場

・音響費   　　　357,000円　…子どもたちの音楽のフォロー

・謝金　　　　　100,000円　…子どもたちの先輩へのご飯

・有償警備費　　65,000円　　…子どもたちの護衛費

・広告費　　　　150,000円　…子どもたちの夢のステージをお知らせする紙

・イベント保険　41,000円　　…私たちの御守り

 

今季イベント支出計画案 合計　1,124,000円(予定)

 

・クラウドファンディング目標金額　400,000円　…音響費へ充当させていただきます。

・クラウドファンディング手数料　48,000円　…子どもたちの夢を叶えるチケット代

 

※但し、プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言やコロナウイルスによる影響含む)によりイベントが開催できなかった場合、今回いただいたご支援につきましては、代替使徒と致しまして、次回開催に向けての運営資金に充当させて頂きます。

 

 

 

▼最後に

 

小さな町の、小さな音楽イベントですが、世界の皆さんと音楽を奏でる悦び、自由に表現する

慈しみを共有したいです。いただいた関心やご支援は、必ず子どもたちの後押しとなり、

日々の安寧を生んでくれることと察しております。皆さんと一緒に、彼ら彼女らを見届けたいです。

 

 

島本音楽フェスティバル実行委員会　植田 倫史