視覚障がい者ランナーみっちゃんと伴走者をロンドンマラソンへ!

視覚障がい者ランナーみっちゃんと伴走者をロンドンマラソンへ!

支援総額

1,332,000

目標金額 500,000円

支援者
173人
募集終了日
2014年3月2日

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プロジェクト本文

視覚障がい者ランナー道下美里さんと伴走者2名に、

4月13日開催のロンドンマラソンで思いっきり走ってもらいたい!

 

初めまして、福岡の大濠公園ブラインドランナーズクラブ(OBRC)の江口と申します。視覚障がい者の方と晴眼者のサポーターが歩いたり走ったりしてるジョギングクラブです。この大濠公園ブラインドランナーズクラブ(OBRC)に所属する女性ブラインドランナー道下美里さん(みっちゃん)が4月13日開催のロンドンマラソンの招待選手に選ばれました。

 

しかし、滞在費は大会から出して頂けますが航空運賃は伴走者を含め自費になります。この3名の航空運賃を本人たちの負担でなく、皆さんにご支援いただけないでしょうか。

 

(選手と伴走者をつなぐ「絆」です。)

 

 

道下さんが努力を重ねて、ロンドンマラソンへの招待を受けました!

さらに去年自己ベストと日本記録を更新し、世界ランクで1位になりました!

 

まず、この道下美里さん(みっちゃん)について紹介します。現在、福岡県太宰府市在住。1977年下関に生まれる。中学校在籍中右目の視力を失う。それでも短大まで卒業し、働きながら調理師免許を取得。調理師としてこれからというときに左目も発症。彼女の病気は日本人約三万人に一人が発症するという、膠様滴状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー。角膜にアミロイドという物質が溜まって視覚障害を起こす。視力は0.01以下。

 

調理師を辞めた後に、道下さんはマラソンの練習を始めました。次々と自己記録を更新し、大阪国際女子マラソンをきっかけに日本盲人マラソン協会の強化選手に選ばれ練習を積んでいます。去年の11月初めにIPC(国際パラリンピック委員会)からロンドンマラソンへの招待を受けることになりました。

 

(防府読売マラソンで日本新記録でゴールする様子です。)

 

さらに去年の12月15日開催された防府読売マラソンで道下さんが3時間6分32秒で自己ベスト更新、これは日本新記録となり、IPC(国際パラリンピック委員会)が発表した2013年の世界ランクで1位になりました。

 

今回ロンドに行く航空運賃は伴走者を含め自己負担になります。過去の南米遠征で道下さんは約100万円自己負担したこともあります。今後も海外遠征等が続く中でそのような状態が続くと、選手や伴走者によっては実力もチャンスもあるのに資金不足で夢をあきらめざるを得ない人がでてくるかもしれません。私たちは、このチーム道下(道下さんと伴走者2名)を応援するため、今回のプロジェクトを立ち上げました。この3名分の航空運賃にご支援をいただけませんか。道下さんの夢に応援しましょう!

 

(2012年6月 阿蘇カルデラスーパーマラソン 100キロ 12時間23分完走 )

(2013年 IPC(国際パラリンピック委員会)世界ランク)

 

道下美里さん本人の思いを聞きました。

 

——マラソンを始めたきっかけは何ですか?

 

道下: 私は右目は中学生のとき視力を失いました。左目の視力は現在0.01。目が不自由になりはじめた当時は調理師として働いてました、しかし仕事を続けることが困難になり25才で仕事を辞めました。その時のわたしは夢をもつことは、もうこの先ないかもしれないと、人生にあきらめと絶望を感じていました。


日常的に運動の機会も減り、そんな中でも何か始めなければと思い通い始めた盲学校。そこで、目が不自由でも走れることを教わりました。安全な場所、伴走してくださる方がいれば走れる!学校の体育の授業でグラウンドを久しぶりに、風をきって走ったときの爽快感は、今でも忘れられません。それからダイエットのつもりで放課後ランニングを始め

ました。

 

当時は学校の200mのトラックを10周走るのがやっとでした。すこしづつ距離を伸ばし、参加した大会で走れたこと、記録が縮まっていくことが自信につながり、2008年からはフルマラソンを走っています。現在はたくさんの方にサポートいただき、週5、6回、月に最低300キロ走ってます。

 

(道下さんは新しい夢を見つかりました!)

——実現したい夢がありますか?

 

道下:そんな私にはいま夢があります。「リオパラリンピックで走りたい」という夢です。しかしまだこの夢は叶えることができません。なぜならパラリンピックの正式種目に盲人女子マラソンがないからです。男子はあります。しかし女子がないんです。私たち女子にも平等に夢を見る機会を与えてほしい。


現在はOBRC(大濠公園ブラインドランナー

ズクラブ)に所属しながら、JBMA(日本盲人マラソン協会)の強化指定選手として全国各地の大会に参加しています。今回のロンドンマラソンは夢を掴むための第一歩だと思い参加を決めました。自らが動かなければ何も変わらない。

 

同じ思いをもった選手が日本から4人参加します。皆IPC(国際パラリンピック)上位のランキングに名を連ねる選手たちです。みんなリオでの女子マラソン開催を信じて走ってます。日本はマラソン大国。世界のリーダーシップを取り、盲人女子マラソンの魅力をこのロンドンから世界にアピールしてきたいとおもいます。

 

今回の大会ロンドンマラソンがIPCワールドカップとして正式に開催されれば

、パラリンピックでの女子マラソン開催へつながると信じてます。仲間に恵まれ走れる今に感謝し、ロンドンマラソンではベストを尽くしてきたいと思います。

 

(2012年11月 下関海響マラソン 自己ベスト更新 3時間14分54秒

 国際女子マラソン参加基準3時間15分をクリア)

 

 

盲人マラソンは1人で走る競技でなく伴走者と「絆」と呼ばれるロープを持って走ります。

 

今回は海外なのもあり万全なサポーターが必要となります、また伴走者の負担を少なくするためにも伴走者2人で分担して走ってもおうと考え、選んだOBRCの伴走者2名とも仕事を休んで引き受けて頂きました。そんな素晴らしい伴走者2名にそれぞれ紹介して頂きました。

 

その1人目、樋口敬洋(ひぐち たかひろ)さん

 

道下さんとの伴走歴2年。道下さんの性格、走りの癖、変化、成長に至るまで隈なく知り尽くしている樋口さん。常に冷静沈着でガイドされ、持ち前のポジティブシンキングで道下さんのみならず周囲をリードしてくれる兄貴的存在。走りのみならず、普段から道下さんのよき相談相手でもあります。今ではブラインドランナーの環境整備にも積極的に活動され、仲間からの信頼感は抜群。そんな樋口&道下コンビがロンドンでも疾走します!

 

(2012年5月、二人で山口萩往還マラニック大会のゴールに着く際の様子です。)

 

樋口さんからのメッセージ

 

「約2年前、ある大会に出場したいのに伴走者が見つからずに困っている道下さんに出会いました。やる気も実力もあるのに環境が整わないという理由で出られないかもしれない。 非常にもったいないと感じて伴走者に立候補したのが一緒に走るきっかけでした。


日々、練習を重ねて道下さんは大きな夢の入り口にいます。パラリンピックの舞台を掴み取るための第1歩がロンドンマラソンです。道下さんと一緒に走ってたくさん多くの事を学びました。可能性を信じることの大切さも教わりました。


夢を現実にするために!しっかり準備してロンドンを伴走したいと思います。きっと笑顔で皆さんに嬉しい報告ができると信じています。」

 

そして2人目、堀内 規生(ほりうち のりたか)さん

 

堀内さんは常にチームでの向上を考えてくれる伴走者です。練習内容はじめ様々な情報を常に共有し、皆で結束を固めるために様々な提案をしてくれます。日本体育大学時代から培ってきた専門知識とムードメーカーとなる明るい性格で「チーム道下」を盛り上げてくれています。道下美里さんがパラリンピックの表彰台で輝くメダルを目指す時、きっと彼の存在が大きな力となることでしょう。道下さんだけでなく私にとっても「伴に走る人」となってくれている大きな存在です。このチームなら、きっと達成できる!可能性を信じています。

 

伴走経歴…
2012年1月より~東京のバンバンクラブにて始める。
2013年5月より~福岡のOBRC入会

 

(堀内さんと練習する様子です。)

 

堀内さんからのメッセージ

 

「たくさんの出逢いに恵まれ、たくさんの人に支えられて生きてきた私達。出逢いが出逢いを生みこうして巡り会った仲間と、決して1人では挑むことのできない世界への挑戦ができることを幸せに思います。全ての巡り会いに感謝し一生懸命楽しんできたいと思います。」

 

今回、こんな素晴らしい最強のチーム道下が結成されました。

そしてロンドンで道下さんの走りを見て頂きパラリンピックで女子マラソンが開催される夢を求め走ります。

 

(チーム道下です。)

 

私たちは、このチーム道下を応援するため、今回のプロジェクトを立ち上げ、支援してくれる皆さんの気持ちを持ってロンドンを走ってもらおうと考えました。
この3名分の航空運賃が必要です。皆さんの協力をお願いします。

 

道下美里さんのランナー経歴

 

●2006年 ジャパンパラリンピックにて
  視覚障がいT12部門。日本記録樹立。

  800M(2分29秒70)1500M(5分12秒73)
●2007年 ブラジルで行われたIBSA世界選手権出場。

  1500M 5位入賞
●2008年よりフルマラソンに挑戦
●2009年 トヨタカローラ山口CM出演
  茨城県かすみがうら 国際盲人マラソン大会にて

  視覚障がい女子 総合優勝
  山口放送『だから私は走ります』番組放送 
  競技の傍ら、学校や社協などでの講演やトークショー、ゲストランナー等の活動
●2010年 結婚を期に福岡県太宰府市での新生活をスタート
 テレビ朝日系『発見!人間力』番組放送

 第3回下関海響マラソン フル一般女子11位
    (自己記録更新)    3時間19分42秒
   国際青島太平洋マラソン大会  フル視覚障がい女子優勝
●2011年 私が所属する福岡の大濠公園ブラインドランナーズクラブ(OBRC)に在籍。

    現在も、走りながら講演活動などを続けている。

●2012年参加した主な大会★

  2月 沖縄マラソン フルマラソン 
  5月 山口萩往還マラニック大会 70キロ 8時間31分完踏

  6月 阿蘇カルデラスーパーマラソン 100キロ 12時間23分完走
 11月 下関海響マラソン 自己ベスト更新 3時間14分54秒
     (国際女子マラソン参加基準3時間15分をクリア)

●2013年参加した主な大会★

  2月 大阪国際女子マラソン 自己ベスト更新 3時間9分55秒

  12月15日 防府読売マラソン 3時間6分32秒

  自己ベスト更新(日本新記録、2013年世界ランク1位)

 

引換券について

 

●みっちゃんメーリングリスト登録

定期的な練習状況、本人からのコメント、ロンドンでのレース状況等の配信

 

●ロンドンマラソンでの道下さん、伴走者のメッセージ、及び写真、動画を入れたCD

 

●大会前のロンドンマラソン壮行会への参加券と写真撮影

チケットは、壮行会の日程に1回有効なものとする。
チケットは、飲食費用を含まない。

 

●帰国後に開催するロンドンマラソン報告会の参加券と写真撮影

チケットは、報告会の日程に1回有効なものとする。
チケットは、飲食費用を含まない。

 

●ロンドンマラソンの応援ツアー参加券、およびツアー割引券

チケットは、4月11日に福岡空港を出発し4月15日に帰ってくるツアーにのみ有効なものとする。
ツアー割引券は今回のツアーに参加する場合のみ有効で割引額は集まった金額によって変動する。

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プロフィール

通称「走るウルトラ飲兵衛」、2007年から大濠公園ブラインドランナーズクラブ(OBRC)を始め運営やマラソンサポートで活動中。

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リターン

3,000


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メーリングリストへの登録
定期的な練習状況、本人からのコメント、ロンドンでのレース状況等の配信

道下さん、伴走者のメッセージ、及び練習風景等の写真、動画を入れたCD


支援者
102人
在庫数
制限なし

10,000


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3,000円の引換券に加え、
大会前のロンドンマラソン壮行会への参加券と写真撮影、
帰国後に開催するロンドンマラソン報告会の参加券と写真撮影

支援者
64人
在庫数
制限なし

30,000


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10,000円の引換券に加え、応援ツアーの参加券、及び応援ツアー割引券

支援者
9人
在庫数
制限なし

プロフィール

通称「走るウルトラ飲兵衛」、2007年から大濠公園ブラインドランナーズクラブ(OBRC)を始め運営やマラソンサポートで活動中。

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