石垣島3高校合同企画　コロナ世代最後の思い出にやしのみまつり開催！

▼やしのみ作戦始動！　　”コロナ世代”だからこその挑戦

 

 私たちの高校生活はコロナウイルス感染症の流行から始まりました。

 

入学式が中止…

 

学校は3ヶ月遅れでスタート…

 

夏休みがなくなる…

 

学校行事が中止…

 

再び休校…

 

※↑コロナ自粛中の僕たちの気持ち 

 

そんな、「日常」とはかけ離れた学校生活を送ってきました。行事が中止になることが当たり前になっていた私たち。しかし、コロナ流行の合間を縫って行われた学校行事では、行事がどれだけクラスの仲を良くしていたいのか、思い知ることになります。しかし、私たちは、「普通じゃない」時期を一緒に乗り越えたからこそできた強い想いを持っています。

 

その想いを絆に変えて、青春の最後に、一生忘れられないイベントを開催したい！

 

その名も…「やしのみまつり」！！

 

 

▼「やしのみ…？」

 

「南国の石垣島だから「やしのみ」なの…？」

 

とよく聞かれることがありますが、少し違います。この名前は、僕達の願いと想いが詰まった名前です。石垣島には3つの高校があります。八重山高校、八重山商工高校、八重山農林高校。それぞれ、通称「やえこう」、「しょうこう」、「のうこう」と呼ばれています。しかし、小さな島にも関わらず、この3高校で合同のイベントなどが行われることはほとんどありません。

 

同じ苦しさを味わった世代の絆を活かして… 3高校全部巻きこもう！と決意し、

 

や→やえこう

し→しょうこう

の→のうこう

み→みんなで！

 

をテーマにイベントを開催を目指す事になり、「やしのみまつり」の名前の由来にもなりました。

 

石垣島の3高校に繋がりを生み、コロナ禍で苦しんだ高校生活に忘れられない思い出を残すため、3高校の生徒が自ら企画・運営し、「やしのみまつり」を開催したいと考えています。

 

 

 

 

▼やしのみまつり開催への道

 

実は、企画自体がはじまったのは2021年の12月からで、当初は2022年11月の開催を目指していました。しかし、3年生が夏休み頃から受験シーズンに入り、活動が全てストップ。3年生が卒業するまでに開催することを目標に、進路が決定した生徒から、活動を再開しました。部活、進路決定、友人と過ごす時間など、全ての時間が密で大切な中、残り限られた時間で開催に向けて活動を行ってきました。

 

 

↑企画の内容を話し合っている様子

 

過去にイベントを開催したことのある島の先輩や、市の体育協会の方に相談やアドバイスを頂きに行かせて頂いた際には、温かい応援の言葉ばかり頂き、とても励まされました。

 

 

 

↑地元のイベント会社の方との打ち合わせの様子。沢山のアドバイスを頂きました！

 

 

▼それぞれのプログラムにこめた想い 　

 

【高校生に人気のキッチンカー・屋台をお願い中です！】　

石垣島内のキッチンカーを展開している飲食店を中心に出店を依頼中です。

高校生に人気の店舗をリサーチして依頼させて頂いています！　

当日はステージや合同企画などのプログラムを楽しみながら、会場の至る場所で飲食を楽しむことができる様にしたいと考えています。  

 

【3校対抗・協力企画！】

「やしのみ」をつくりだすために、各校からの代表者、参加者による対抗・協力して行う企画を立案しています。予定している内容各校代表者・各校・協力対抗による運動会(代表リレーなど)参加する生徒が協力、対抗することによって、今までの繋がりをさらに深める事、新しい繋がりを生みたいと思っています。

※プログラムの内容には変更の可能性があります。

 

【高校生・アーティストの方によるステージ！】

高校生に人気のグループを中心に演奏を行う。バンドなどによる演奏に加え、ラップバトルを行う予定。地域のアーティストさんや、高校生に人気の高校生グループを中心に出演を依頼中！

 

【かくし芸・のど自慢もあるかも！？　やしのみディスカッション】

各校の先生と生徒に登壇して頂いて、これから「やしのみ文化」を育成するために、どのようなことが必要かを討論する予定(ディスカッションのテーマは変更する可能性あり)。各校の先生のかくし芸・のど自慢対決なども検討中…笑

 

【困りごとありませんか！？　ベストアイデア争奪戦】

プログラム間に、「ブレストタイム」を設けて会場全体でブレインストーミングを行う。

①島の大人の方が抱えている「困りごと」や「願いごと」のブースを設ける

②その困りごとや願い事をかなえるためのアイデアを紙に書く。

③ベストアイデアを出した方に相談者から景品

※チーム戦を行ったり、最多アイデア賞も検討中

 

 

 

 

↑会場となる真栄里公園。中央のステージを使ってステージを展開する。

 

 

▼やしのみまつりがつくりだす石垣島の未来

　やしのみまつりが終っても、「やしのみプロジェクト」自体は継続する予定です。私たちの「後悔」を後輩たちに引き継ぎたい。実際、運営に手を挙げてくれた1・２年生は多く、これからも真の「やしのみ」を目指し続けたいと考えています。

 

後輩たちに託したい願い

 

〇真のやしのみを実現すること

〇高校３大行事(学園祭、体育祭、舞台祭)に食い込ませること

〇学校や年代など、様々な「壁」を超える「やしのみ文化」が島に定着すること　

 

 

 

↑地域のイベントでの企画の発表

 

 

先輩の勝手な考えですが、３校にはそれぞれの強みがあると思います。いつか、地域の方達と一緒に3校の得意分野を活かして一緒に困りごとを解決したり、商品開発に結びついたり、やしのみまつりの様なイベントが年に数回開催されるようになると嬉しいと思っています。

 

 

 

 

 

↑市役所の方との打ち合わせの様子。やしのみまつりは石垣市に共催して頂いています。

 

 

 

▼高校生がもりあげる島、文化をつくりたい！

 

『なぜ「やしのみ」を目指すのか？』、「学校行事があるのに、やしのみにしかできないことって何だろう」自問自答したことがあります。学校の中でもある程度のグループがあって、好き嫌いがある。それを乗り越えないまま、学校や学年という壁を乗り越えることに意味はないのかもしれない。　

そんな時、2021年12月の、やしのみまつりを思いついた日のことを思い出しました。「そういえば、なんで島に3高校しかないのに、一緒に行事したりしないんだ？」「確かに。一緒に行事とかしたらいいのにな…やってみるか俺達で」この言葉が現在のやしのみ作戦へと繋がるのですが、その時、男子の1人が言いました。「3高校に今まで無かった繋がりを生めれば、いつかまつりを超えるなにかが生まれるかもしれない。俺たちがつくりたいのはまずまつりだけど、それだけじゃない。高校生みんなで盛り上げる地域をつくるぞ」まつりで生まれたつながりが、いつか世界中から人を呼び寄せる…「地域を高校生が自分たちの手でつくる、盛り上げる」そんな「文化」のある八重山地域の未来を、僕達は確実に見据えています。　まさに「高校生がつくる島」として世界中から人が集まるような地域を目指すため、今回、私たちが高校生でも「できる」ことを証明して、やしのみ文化の残る未来へのスタートを切ります。

 

 

 

 

▼やしのみまつり　概要

 

日程　：　2023年3月12日(11日＝準備、13日＝撤収)　計3日

会場　：　真栄里公園(予定) 主催　やしのみまつり実行委員会

共催　：　石垣市

協力　：　3高校(予定)

協賛　：　クラウドファンディングに加えて、地域の方々からのご支援を頂く予定です。

 

↑当日の会場レイアウト

 

 

プログラム概要

1日目　(11日)

終日　準備(ステージ組み立てなど準備)

 

2日目　(12日)　　

12時　開場・飲食スタート　

13時　各校合同・対抗企画　

18時　ステージ　

20時　プログラム終了　

21時　完全撤収

 

3日目　(13日)　

午前中　かたづけ

 

 

↑当日のステージのイメージ

※引用元：https://www.gettyimages.co.jp/

 

参加者　　：3高校の学生、地域住民の方

目標規模　：のべ2000名来場

 

 

▼支援の使途(想定)　概要

 

音響・照明設営費：80万円

※通信運搬費なども含む

 

施設使用料：10万円

 

アーティスト出演料：20万円

 

運営委託費：30万円

 

警備委託費：10万円

 

消耗品費：15万円

※燃料費、食糧費なども含む

 

広告費：5万円

 

クラウドファンディング手数料：15万円

 

リターン作成費：15万円

（原価がかかるもの）

・Tシャツ

・カルタ

・キャップルダー

・ポスター

・（イベント当日設置の）看板

 

合計：200万円

※このうち120万円をクラウドファンディングで集めたいと思います。

 

 

▼応援お願いします！

私たち実行委員会は、このまつりを、私たち"非日常世代"の人生のかけがえのない1ページにすること、石垣島の未来を盛り上げる未来をつくることに、全力をかけます。やしのみまつりを実現するためには、そのためには、地域の方々をはじめとした皆さんの応援が必要です。是非、ご支援よろしくお願いいたします。

 

※写真はすべて掲載許可を得ています。