支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 143人
- 募集終了日
- 2023年3月23日
低体温への対応
基本、生き物は暑さの方に弱いです
大家畜の獣医だった頃も畜産農家に梅雨前に「暑熱事故注意」とか呼びかけてました
本格的に暑くなる前、暑さに馴れてない頃の方が事故が多く、台風の季節になるとこれまたフェーン現象などで暑熱事故は増えます
西日本だから。。と言うこともありますが
ただ、子牛・子豚も生まれたて・若齢の時はコルツヒーターなどで加温はします
しかしながら、誰からも守ってもらえない野外で暮らしてる子猫には暑さも 寒さも大敵です
昨年、梅雨の時期ですが、仔猫が死んでる!!と電話が入りました
死んでたら、もう何もすることないんですが、3匹の仔猫が運び込まれました
軒下で雨に浸かって一晩、すごしてたようで、仮死状態というか低体温で厳しい状態でした
確かに死んでるみたいに見えます
体温計がピクリとも上がらない状態でした
こういう時に よし!熱い風呂に入れよう!!というのは禁忌です
急激な加温は血圧低下・不整脈・心停止など復温ショックを誘発します
自分のやり方ですが、ヒートマットにバスタオルに包んだ3匹を並べます
その上をもう1枚、バスタオルで覆い、この2枚のバスタオルの間にドライヤーの熱風を吹き込ませ、外側のバスタオルを気球にのように膨らませます
カマクラというやり方です
※呼称が一般的かどうかは不明
やりながら、これは意味があるのか分からないけど、単シロップをシリンジで口に含ませます
誤嚥するといけないので 飲ませるのではなく、口に少しだけ入れるというものです
効果は不明ですが、自分はやっています
ずっと、温めていると2匹が震え始めて、しばらくしたら弱々しく鳴き出したので、何とかなると思いましたが1匹はずっと眠ったようになってて、この子はダメかもな。。。と思いました
結果的に3匹とも生還しました
その子たちはこのプロジェクトの5000円支援コースの写真の子達です
いつもなら、自腹で対応しますが、この時はボランティアさん・猫カフェさんのご協力でこの3匹の子猫は猫カフェデビューを経て里親さんがみつかり、他の仔猫達5匹も保護、譲渡出来、母猫2匹はTNRとなりました(2世帯猫家族でした 詳細はHPのお礼の頁、ご参照ください)
五匹の猫(猫カフェ)さんのご厚意で募金も頂き、本当に助かったのです
自分は大家畜獣医だった頃、経済動物相手ですから命を奪うことばかりに従事していました
伝染病が出た時は展示動物までがその対象となりました
動物が好きで獣医になったのに…という思いは常にありました
年をとれば慣れるかと思いましたが逆でした
国家防疫・食糧生産に貢献するという大上段に構えるものはあったけれど、人生の後半戦に移った時に、このままでは後悔すると思い、地域ネコ病院を始めました
違う意味で命の重さに直面して苦しいし、全く儲からないし、服も買えないし、カルビも8年くらい食ってないし、とうとうクラウドファンディングまでする事になったけど、己の本質に合った 偽りのない暮らしは幸福だなと思います
リターン
3,000円+システム利用料
3000円支援コース
感謝のメールを送ります
- 支援者
- 39人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
5,000円+システム利用料
5000円支援コース
感謝のメールを送らせていただきます
- 支援者
- 37人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
10,000円+システム利用料
1万円応援コース
感謝のメールを送ります!
- 支援者
- 57人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
30,000円+システム利用料
3万円応援コース
感謝のメールを送ります
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
50,000円+システム利用料
5万円応援コース
感謝のメールを送ります!
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
70,000円+システム利用料
7万円激励コース
感謝のメールを送ります
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月