地域ネコ動物病院存続にご協力お願いします

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支援総額

1,625,000

目標金額 700,000円

支援者
143人
募集終了日
2023年3月23日

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2023年02月12日 15:07

脱毛の原因は

被毛が抜けることがあります

脱毛です

保護子猫に多くみられるのは真菌です

カビですね

同じ環境下、同腹兄弟でもハゲる猫とそうでない子が出ます

人間の水虫と同じです

旅館の風呂でスリッパなど共有しても水虫になる人 ならない人がいるように

免疫が落ちてる・乳を飲み負けて低栄養などで差が出ます

 

水虫の治療薬を開発できればノーベル賞と言いますが、これは治っても再発しやすい厄介なことから言われるのでしょう

猫の真菌も同じくです

 

真菌にはケトコナゾールなどの外用薬のほか、犬の薬ですがイトラベットを出すこともあります

正直、肝毒性もあり、飲み薬は出さない方針ですが、銭ハゲが1つとかでなく、全身に脱毛が点在すると、やはり使います

副作用情報を見ると転帰がよくないものもあります

ただ、これは薬の副作用というより、免疫が低下して真菌に抵抗できないくらい悪い状態にあったからという事があると思います

 

イトラベットもメーカー終売なので、そろそろ流通から消える頃かもしれません

 

真菌以外の脱毛原因はノミアレルギーなど寄生虫によるもの、食べ物アレルギー、甲状腺機能低下症、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)、舐め壊しなどがあります

 

甲状腺機能低下症は犬に多いです

 

クッシングに至っては東京のラボの獣医に聞くと、「勤めて長いが猫のクッシングはこれまで2頭しか診断したことはない、、、」と言うので かなりレアなんだろうと思います

 

医原性のクッシング(ステロイドの長期使用で自然発生のクッシングのようになること)はあるかもしれませんが、これは投与をやめれば改善します

 

甲状腺機能低下症はチラージンの投与で対応します

 

猫のクッシングは面白い事に真菌薬のケトコナゾールを使うことがあります

これは副腎皮質ホルモン産生減少させるケトコナゾールの副作用を逆手にとった処方です

 

ただこの2つの病気は左右対称に脱毛したり、その他の症状(色素沈着・むくむなど)も出ますし、そもそも猫には稀です

(甲状腺機能亢進は猫の方が犬より多いです)

 

最後の舐め壊しというのは、同じところをずーっと舐めることによって脱毛し、時に出血まで起こす行動です

舐めたところは徒競走で転んだ膝のような状態になります

猫の舌はヤスリのようになってますから執拗に舐めるとそうなります

 

己の体を舐めることは多いですが、今日、伺ったところでは同居猫の顔(目の上)を舐めているのではないか?と言うケースもありました

 

自分でなく同居猫2匹を舐めてるように思えるのです

2匹の猫は目の上にだけ毛が無く、麻呂状態です

 

舐めてると思われる子はアレルギーがあるらしくアミノペプチドフォーミュラを給与されており、ちゅ~るなども貰えません

ストレスがあるのかもしれません

 

 

飼い主に 同居猫の脱毛が始まってから、毛球の嘔吐はないか?と聞くと

「ある」とのことで、ますます舐め壊し疑惑が高まります

 

ただ、舐めてる現場や嘔吐してる所を確認できてないので、推察です

 

この過剰なグルーミングは心因性脱毛とも言います

(常同障害とも言います)

 

分離不安(飼い主から離れて不安になることです

去勢猫は避妊猫に比べて多いとの報告があります)にも同様の行動が見られます

 

こういう時、留守番時に 食べるのに時間がかかるようにしてある玩具の中におやつを仕込むもの などが気分転換として有効なのですが、生憎、複数飼育だし食べ物アレルギーがあるので使えません

 

ソラナックスなどの安定剤も出したことはありますが、実は高齢になり、感覚機能の低下が不安傾向を高めたり 疾病が潜んでいて不安になってることもあるのです

 

スプレー対策のようにマタタビ・フェリウエイなどで不安解消になればいいのですが、容易ではないです

 

今回のように自分でなく、同居猫を舐めてるのならカラーも有効ではないでしょう

 

こういう時、ドリトル先生やソロモンの指輪ではないけど、猫と話せて不安の原因が突き止められれば・・・と思いますが、実際 コミュニケーションがとれたとして「前から、飼い主の顔がムカつく」など言われれば、信頼関係は瓦解する訳で 世の中には知らなかった方が幸せ ということもあるでしょう

蓮コラ然り

レストランのバックヤード 然り

人には何万もの顔ダニが棲息してる事 然り

食品色素のコチニールの由来 然り

お口の恋人グリーンガムの色素 然り

 

常同障害の特に敷き物吸い等はシャム猫、アジア系品種猫に多いと言われています

確かに、今日の子はシャム系の子(去勢)でした

アレルギーがストレスを引き起こすこともあるので、その疑いはますますあり得ると思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リターン

3,000+システム利用料


3000円支援コース

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感謝のメールを送ります

支援者
39人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

5,000+システム利用料


5000円支援コース

5000円支援コース

感謝のメールを送らせていただきます

支援者
37人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

10,000+システム利用料


1万円応援コース

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支援者
57人
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発送完了予定月
2023年5月

30,000+システム利用料


3万円応援コース

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感謝のメールを送ります

支援者
5人
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発送完了予定月
2023年5月

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5万円応援コース

5万円応援コース

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2023年5月

70,000+システム利用料


7万円激励コース

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支援者
3人
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2023年5月

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