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猫と暮らすような方ですから、美しいものはお好きでしょう

花とか観葉植物なども・・・

 

しかし 広く知られるように猫にとって有害な植物は多く挙げられ、むしろ無害なものを検索して部屋に置く方が早いでしょうし、猫草以外　置かない‥と言うのが無難でしょう

 

私は山口に居るころ、田舎だったし　有事の際は帰れない日もあり、猫はキャットフラップから自由に外へ出られる環境で飼ってました

飼ってたと言うより仕方なく保護。。。ご飯だけは出すよ・・・というスタンスでした

今、思えば無責任でしたが、猫は外の植物に触れ放題でした

 

それどころか　信じられないでしょうが、私は生け花を１０年以上習っていたので、部屋には水盤があり 色んな花を生け、猫はその水盤から水をガブ飲みしてました

 

更には　自分が一番、好きな花はユリで芳香ユリの生花（しょうか）１種生けを好んで生けてました

 

ユリと言えば猫には猛毒で花粉も花瓶の水も命とりと 今では常識なのですが、猫はその水をガブ飲みして１５年、２０年と天寿を全うしてました

 

菖蒲や杜若の魚道生けなども好きでしたが、猫はやはり何ともありませんでした

 

なぜなのか？花を長持ちさせる塩素とかに付けてあったりして無毒化してたのか理由はわかりませんが、花を切らしたことはなかったので（今の困窮した暮らしからは考えられませんが）猫達はあらゆる植物に触れていましたが、無事でした

 

個体差で運よく、命拾いしてたのか・・・　今となっては謎です

 

もしかしたら外に自由に出ていてノーストレスだったから「食べる」までに至らなかったから　たまたま助かっていたのかもしれませんし、外にいたからこそ、野生の勘で食べなかったのかもしれません

 

考えてみれば 毒があるかもしれない植物を食べるって動物の本能が鈍っていて淘汰される訳ですから、普通は食べません

 

しかし室内飼いでは、猫の好奇心を発散させるものが外より少なく、ストレスもたまる訳ですから、つい飾ってある花を食べる・・ということもあり得ます

 

部屋に花がないのは寂しいかもしれませんが、

猫が居れば家に芸術作品は要らないという格言もありますから

花はベランダなど猫とは別の空間で楽しめばいいかと思います

 

花以外にもスポンジマットとか紐とかゴム、繊維、プラスチック、石など　

思いもかけないものを食べる事があります

 

異嗜（一般的に食べ物以外のものを摂食する行動）は消化器疾患・貧血・肝疾患・寄生虫感染・内分泌疾患・分離不安・常同障害・飼い主の関心を引くためなどで発現します

 

遊びの途中で誤飲することもあります

中毒や腸閉塞の危険がありますので　十分、注意してください

また、上記疾病が潜んでいる可能性もあります

環境を整えると同時に、病気が潜んでいるかも・・と考える必要があるかもしれません