支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 149人
- 募集終了日
- 2023年9月18日
多様な方が助け合って暮らすシェアハウスと地域食堂を作ります!
#地域文化
- 現在
- 966,000円
- 支援者
- 41人
- 残り
- 23日
新渡戸記念館再生へ|稲造の遺した武士道の精神、日本の心を未来へ
#地域文化
- 現在
- 5,990,000円
- 支援者
- 197人
- 残り
- 38日
盛岡の地に新しいシンボルを、みんなで。カワトクとともに、
#地域文化
- 現在
- 10,635,000円
- 支援者
- 594人
- 残り
- 79日
土津神社|ご神体が鎮座する御社殿を修繕し、「東北の日光」を再び。
#地域文化
- 現在
- 5,800,000円
- 支援者
- 303人
- 残り
- 30日
“鉄道を撮る、鉄道に乗る”を楽しむ活動で鉄道会社を応援したい!
#観光
- 総計
- 41人
新たな循環を生みだす泊まれるセレクトショップを京都亀岡につくりたい
#地域文化
- 現在
- 2,594,000円
- 支援者
- 119人
- 残り
- 12日
鳥飼八幡宮の遷宮、最終章へ|百年先に残る祈りと集いの場を皆様と共に
#地域文化
- 現在
- 2,550,000円
- 支援者
- 52人
- 残り
- 24日
プロジェクト本文
終了報告を読む
はじめに
はじめまして。当プロジェクトの代表 中川信治です。
名古屋市のログハウスメーカー夢木香(ゆめきこう)にて代表を務めております。
1987年の創業以来、900棟あまりのログハウス・木の家を作り、ログハウスや木が持つ魅力を多くの方に広めてきました。
元々は音楽業界にいた私ですが、当時毎週放送されていた倉本聰先生脚本のドラマ『北の国から』に涙し、鳥肌を立て、釘付けになり、それどころか根本的な生き方が変わり、作品をきっかけとしてログハウス作りの道を歩み出しました。
私の『北の国から』への思いは沢山あります。
このドラマはサスペンスでもなければ恋愛ドラマでもない、極寒の地北海道で暮らす、どこにでもいるような家族の姿を映した物語です。それがなぜ40年経った今でも人々の心に深く刺さっているのか。
主人公である黒板五郎・純・蛍が暮らす場所は水道も電気も通っていない山小屋。
毎朝沢に水を汲みに行くところから一日が始まり、照明もテレビもない中で懸命に暮らしていく様が描かれています。
「人は誰もが弱い、それでも生きていく。人間はその弱さを補うために、知恵を絞って生き抜く術を手に入れた。極寒の地でも生きる術を身につけて生きている。だからこそ強い。」
そんな人間の強さとメッセージ性を感じられる部分こそが、私が『北の国から』に惹かれる理由の大きな要因です。
この作品に感銘を受けて以来35年余り、倉本先生は私の人生を変えてくれた恩人であると勝手ながら私淑しております。きっと私だけでなく、多くのログハウス関係者は大なり小なり倉本ドラマの影響を受けているに違いないでしょう。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
※当プロジェクトは、倉本聰様よりプロジェクトを行うこと及びお名前を掲載することの許諾を取得しております。
今からおよそ30年前、北の国からで知られる倉本聰先生が
演劇俳優と脚本家を育てる私塾「富良野塾」を北海道富良野市郊外に立ち上げました。
倉本聰氏と言えばあの有名な脚本家。塾には膨大な数の志望者が集まりました。
そして自然にあふれるこの土地で、夢を持った多くの若者が集い、共同生活を始めました。
入塾料や授業料は一切無料。その代わりに塾生たちは近隣の農家から依頼される農作業で生活費を稼ぎ、生活のすべてにかかわることを自分たちで管理しました。そして夜になると、ヘトヘトの体で睡魔と戦いながら講義を受ける生活を続けました。
塾生たちの住まいや稽古場は、彼ら自身で試行錯誤しながら丸太を刻んで積み上げたログハウス。
慣れない重労働をこなし、北海道の厳しい自然と向き合いながら学ぶ生活は、きっとどの塾生にとっても濃密で実りある時間だったに違いありません。
全25期 計375名の卒業生を輩出。現在でも映像・舞台・脚本家・放送作家・小説家など多方面で活躍してる卒業生が多くいます。彼らが巣立ったあと塾は2010年に閉塾となりましたが、今でも塾生たち自らが作り上げたログハウスが跡地に存在しています。
縁あって私がこの跡地を訪れたとき、塾棟は写真のように悲惨な状態になっていました。
閉塾の際に倉本先生は「ここを野に帰す」とおっしゃいました。
しかしながら私は光景を目の当たりにし、ログ屋として、また先生の作品に心を動かされた一人の人間として、「人々の熱い想いが詰まったこの貴重なログハウスを朽ち果てさせてはいけない。倉本先生ゆかりの地を残すことによって、少しでも感動の恩返しができれば。」と強く感じました。
そして夢中になってドラマを観ていた40年前の気持ちに立ち返り、何としてでもこのログハウスを再生すると心に誓いました。
そんな思いから、同じ志を持った数社のログハウスメーカーと共に
「富良野塾ログハウス再生プロジェクト委員会」を発足しました。
プロジェクトの内容
昨年夏時点で、一番傷みがひどかったレストラン棟(塾生の食事棟)デッキの修繕が完了しました。
塾生たちが労働の疲れを互いに労わりあい、夢を語り合ったであろう思い出深い場所です。
まずはここを修繕することによって足場がかけやすくなり、次の工事も進めやすくなるとの判断から一番にデッキを修繕しました。
工事の際は、卒塾生で今でも大工をしている方を中心としたチームが駆けつけてくださり、崩壊していたデッキを美しく復活させてくださいました。
今後は秋にかけて第二期工事として屋根の解体と仕上げ工事、2024年夏から第三期工事として地下室(浴槽・水回り・水道・電気)のメンテナンス工事を計画しています。
第一期工事の際はいち早く修復しなければと思い、まずは弊社資金のみで工事を行いました。しかしながら工事が完了して清算したところ予想を超える額となってしまい、今後弊社の力だけですべてを成し遂げるのは難しいと感じました。
そこでクラウドファンディングの存在を知り、皆さまのお力添えをいただけないかと思い立ったのが当プロジェクトの始まりです。
今回のプロジェクトは、この第二期工事の修繕費を皆さまにご協力いただけないかという所存です。
第二期工事では一度屋根の解体を行い、補修し、葺き替えの作業を行います。
当プロジェクトの資金の使途は以下の通りです。皆さんからご支援いただいた額を、全てこの第二期工事にかかわる資金として大切に使わせていただきます。
・足場仮設 30万円
・屋根解体 50万円
・屋根補修 100万円
・葺き替え 50万円
・その他諸経費 70万円
塾生にとってはもちろん、当時『北の国から』に心揺さぶられた多くのログ好きの方々にとっても思い入れが強いであろうこの富良野塾を現代に再生させ、ログハウスの聖地として引き継いでいきたいという強い思いと使命感が私たちにはあります。
プロジェクトの展望・ビジョン
このプロジェクトは、塾生が建てたログハウスの再生工事を行うことだけが目的ではありません。
真の目的は、
この場所がログ屋の、ログハウスを愛する人々の聖地となること。
そして次世代の若者に『形のないメッセージ』を伝えることです。
日本全国のログハウス好き誰もが聖地として知るであろうこの富良野塾。
この場所を再生し後世に引き継いでいくことによって、当時の塾生の熱い想いや人とのつながりの素晴らしさを伝えたいと思っています。
そして何より、私たちに感動を与えてくださった倉本先生に少しでも恩返しができればと僭越ながら思っております。
富良野塾跡地には、倉本先生のこんな言葉が残っています。
『あなたは文明に麻痺していませんか
石油と水は どっちが大事ですか
車と足は どっちが大事ですか
知識と智恵は どっちが大事ですか
批評と想像は どっちが大事ですか
理屈と行動は どっちが大事ですか
あなたは感動を忘れていませんか
あなたは結局何のかのと云いながら
わが世の春を謳歌していませんか』
文明が発展し便利な世の中になっていく一方で、その便利さに麻痺し、私たちは本当に大切なものを見失ってしまっているのかもしれません。
便利なモノが溢れ、欲しいものは何でも簡単に手に入り、情報が日々錯綜する中で過ごしている現代社会の私たちに強く響くお言葉です。
先生のこの思いを肌で感じ取るとるこができる場所として、この富良野塾ログハウスを残し、次世代の方々に「形のないメッセージ」を感じていただけたらと思います。
また完成後は毎年秋に「富良野塾ログスクール」を開催したいと考えています。
当委員会が主催し、全国の一般のログ好きの仲間に声をかけ、5日間程度のログスクールの開催を計画しています。仲間と共に汗を流しながら、自分の手でモノを作り上げる喜び、達成感、感動を是非皆さまに体感していただきたいです。
またログスクール最終日には、全国のログハウスメーカーの方々や、当プロジェクトでご協力いただいた支援者の皆さまにも集まっていただき、プロの職人技を間近に見て、語り合い、手作りの素晴らしさと大切さを感じていただくイベントにしたいと思っています。
プロジェクト代表 中川からのメッセージ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最初にも申し上げた通り、私自身も倉本聰先生の『北の国から』で人生を大きく変えた一人です。
この富良野塾がログハウス好きのみならず、今の生きざまに疑問を感じた若者たちが集まれる、そんな場所にしたいと感じています。
ちっぽけな会社の社長がとんでもないことをやろうとしています。
ぜひ皆さんの力を貸していただけませんか。
豪華なログハウス施設はいくらでもありますが、
何十年もの歴史を持つこの富良野塾ログハウスは唯一無二です。
こんな時代だからこそ、人と人との繋がりや温かさを感じてほしいです。
プロジェクトメンバー紹介
ログハウス専門誌『夢の丸太小屋に暮らす キノハス』編集長
富良野塾は、リアル『北の国から』のような暮らしの舞台でもあったかと思います。
ここに建ち並ぶ丸太小屋群は、塾生が自分たちの住まいを文字通りゼロから積み上げたもの。
正に日本の丸太小屋文化の礎であり、これらを残すことは、日本のログハウス文化を残すことに他なりません。雑誌『夢の丸太小屋に暮らす キノハス』は、この活動を全力で応援します!!
(株)マーキュリーズ 代表取締役 梅本
「さようなら〜 1980年〜 さようなら〜 さようなら〜」
富良野の夜景へ向かって親子3人で叫ぶシーン。数々の名シーン・名ゼリフを生んできた「北の国から」の中でも、私の中ではこのシーンが印象深く記憶に残っています。純と蛍に年齢の近かった私は、ドラマを見る目線は当然ながら2人に有り、子供が夢中になってドラマをみて親から「早く寝なさい!」とよく怒られたものです。そして「初恋」「帰郷」「巣立ち」と2人の成長と共に私も大人へとなっていった。放送開始から21年とはそういう時の流れが含まれる大作であることを改めて実感しました。
当時の私にとっては純と蛍が主役でしたが、いつからか五郎さん、中畑のおじさんなど大人たちのセリフが妙に心に染みるドラマとなっていき、倉本先生の脚本で「人間の機微」を学びました。
そんな私も今年で50歳、息子は初めて富良野に来た純と同じ年です。
このご縁に感謝して、富良野塾再生プロジェクトの一助になれたらこれほど人生の喜びはありません。応援しています!
(株)アウルメンテナンス 西垣
北海道のログ屋として、父の代から34年が経ちました。
私は父が亡くなり会社を継いだ身となりますが、10数年が経過しました。
北海道の美しさ、厳しい環境、人の暮らしに関わってきました。
私は北の国からを幼少の時から見て育ち、大人になってからまた見直して、
人とは何なのか、自然とは何なのか、数々の名シーンやそれを見て自分がどう感じたのか、
特別な想いがあります。
中川さんと一緒に、何か少しでもお役に立てればという気持ちで活動したいと思っています。
(株)スケッチ 図子
株式会社Sketch 代表 図子 浩司
1967年生まれのまさに「北の国から」世代です。
が、大学4年までは全く「北の国から」を知りませんでした。
卒業旅行で訪れた富良野の民宿で「北の国から」そして倉本聰先生を知り
どっぷりとはまり込んだ口です。私が富良野を訪れた時代は、まさに「富良野塾」
最盛期だったと思います。それから数年が経ち30歳を機に自分を見つめ直し
選んだ仕事がログハウス業界でした。そして43歳で独立して㈱Sketchを立上げ、
今なおログハウス業界でお世話になり、こ人生の半分近くログハウスの世界に
居られるのも、富良野の「富良野塾」の丸太小屋を見たことが原点だと思います。
そして縁有って夢木香の中川キャプテンと巡り合い、夢木香グループに参加させ
て頂いたのも「富良野塾」繋がりと感じます。
微力ながら出来る範囲でお手伝いさせて頂ければ幸いです。
他プロジェクトメンバーの紹介
・(株)浅川建工 代表取締役 浅川
・(株)キハタトレーディング 代表取締役 喜畑
・(株)弘報舘 東京支社長 鳥居
・日本ダブテイル協会 山根
・(株)メイプルハウス 代表取締役 佐々木
・(株)ログトラスト 代表取締役 金澤
・ログビルダー 毛利
※順不同
- プロジェクト実行責任者:
- 夢木香株式会社 中川信治
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
2023年12月中に、富良野塾ログハウス再生プロジェクト委員会が、修繕の第二期工事を完了させます。資金はすべて修繕費・工事にかかる諸経費へ充てます。
リスク&チャレンジ
- リターンを実施する上でのリスクについて
- 「富良野塾ログハウスへ行こう!」参加券についてですが、当イベントの開催時期は工事の進捗等によって変動する可能性があります。2023年10月を予定していますが、変更ありましたら2023年9月中にご連絡いたします。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
名古屋市のログハウスメーカー夢木香(ゆめきこう)の代表 中川です。ログハウスを作り続けて30年以上、建築数は900棟を超えました。過去には日本ログハウス協会特別賞、日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーなどの賞をいただきました。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
10,000円+システム利用料
「富良野塾ログハウスへ行こう!」参加券
■当委員会主催イベント「富良野塾ログハウスへ行こう!」への参加券を贈呈いたします。当日はログの魅力を存分に体感できるイベントを予定しております。
開催日程:2023年10月中旬予定
開催場所:北海道富良野市 富良野塾敷地内
有効期限:発行より6ヶ月内
具体的な日程、場所、イベント詳細が決まりましたら別途ご連絡させていただきます。
■雑誌『キノハス』に支援様としてお名前掲載させていただきます。(希望者のみ)
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
10,000円+システム利用料
【現地に来られない方向け】応援コース(10000円)
■再生プロジェクト委員会オリジナルTシャツを贈呈します。
Tシャツのサイズ(M・L)をお選びいただけます。
■雑誌『キノハス』に支援様としてお名前掲載させていただきます。(希望者のみ)
- 申込数
- 80
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年11月
10,000円+システム利用料
「富良野塾ログハウスへ行こう!」参加券
■当委員会主催イベント「富良野塾ログハウスへ行こう!」への参加券を贈呈いたします。当日はログの魅力を存分に体感できるイベントを予定しております。
開催日程:2023年10月中旬予定
開催場所:北海道富良野市 富良野塾敷地内
有効期限:発行より6ヶ月内
具体的な日程、場所、イベント詳細が決まりましたら別途ご連絡させていただきます。
■雑誌『キノハス』に支援様としてお名前掲載させていただきます。(希望者のみ)
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
10,000円+システム利用料
【現地に来られない方向け】応援コース(10000円)
■再生プロジェクト委員会オリジナルTシャツを贈呈します。
Tシャツのサイズ(M・L)をお選びいただけます。
■雑誌『キノハス』に支援様としてお名前掲載させていただきます。(希望者のみ)
- 申込数
- 80
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年11月
プロフィール
名古屋市のログハウスメーカー夢木香(ゆめきこう)の代表 中川です。ログハウスを作り続けて30年以上、建築数は900棟を超えました。過去には日本ログハウス協会特別賞、日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーなどの賞をいただきました。