支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 70人
- 募集終了日
- 2023年2月23日
見える子も見えない子も一緒に歌える喜びを。インクルーシブな社会を。
#子ども・教育
- 現在
- 379,000円
- 支援者
- 29人
- 残り
- 25日
「ちいさな音楽家サポーター」プログラム マンスリー(毎月寄付)会員
#子ども・教育
- 総計
- 71人
低賃金の新人アニメーターに住居支援し、割の良い仕事を作りたい!
#映画・映像
- 総計
- 36人
311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
#災害
- 総計
- 292人
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 21,782,000円
- 支援者
- 787人
- 残り
- 58日
盛岡の地に新しいシンボルを、みんなで。カワトクとともに、
#地域文化
- 現在
- 12,375,000円
- 支援者
- 717人
- 残り
- 51日
進行を止めにくい「糖尿病性腎臓病」 治療薬開発に向けた研究の加速へ
#医療・福祉
- 現在
- 14,503,000円
- 寄付者
- 766人
- 残り
- 17日
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼目標額達成!ありがとうございます。セカンドゴールにチャレンジします!
51人の皆様からの温かいご支援により、第一目標の60万円を無事達成することができました!
これにより、2月25日に豊中市で行われます「世界のしょうない音楽祭」に無事大槌の子どもたちが参加する目処が立ちました。 ご支援くださった皆様、SNSやお友達、お知り合いにお知らせくださり、応援くださった皆様、そして、応援の言葉をかけてくださった皆様、その他、このクラウドファンディングに心を寄せてくださった全ての皆様に心より感謝いたします!
これから、私達はさらなる挑戦を行います!「大槌子どもオーケストラ」、「豊中みんなの音楽教室」の活動を継続的、安定的に運営していくためには、さらなる資金が必要です。
第2目標を100万円(システム使用料含む)として、残りの期間で目指したいと思います。 第2目標の100万円で、「世界のしょうない音楽祭」への参加費用60万円を引いた40万円は、今、切実な問題となっている、楽器の修繕・メンテナンス・消耗品購入の費用として活用させていただきます。
エル・システマジャパンでは、皆様から楽器を寄付・寄贈いただき、大切に扱いながら、子どもたちは活動を行っています。しかしながら、楽器はメンテナンスが必要です。子どもたちが使う弦楽器の弦の張替え、弓の毛の交換、弓の毛の洗浄、楽器本体も、指板の修繕、剥がれの直し、ニスのタッチアップ、等、こまごまとした修繕が欠かせません。現在、一度にその費用が出せないため、楽器店からの協力を得ながら、必要に迫られた楽器から順番に修繕に出しているのが実情です。
40万円の内訳は、子どもたちの楽器の修繕・メンテナンス・消耗品購入費35万円、システム使用料5万円となります。 ネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金で可能な限り活動を継続していきたいと思いますが、子どもたちのための充実した活動環境の整備や、より多くの子どもたちを対象とするためには、皆様の応援と、ご支援が必要です。
これからも皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします
▼音楽で子どもたちの生きる力を育むエル・システマジャパン
はじめまして、一般社団法人エル・システマジャパンの代表理事・菊川穣です。私たちは、南米ベネズエラで始まった「El Sistema」という音楽教育プログラムをベースに、「立場や能力に関わらず、全ての子どもが集団での音楽教育を通して積極的に自己実現をはかっていく」ことを支援してまいりました。
「El Sistema」はスペイン語で「システム(仕組み)」という意味です。貧富の格差が大きいベネズエラで、音楽を通して青少年に生きる力を与えて、犯罪予防や地域振興ができる「仕組み」を作ろう、という壮大なビジョンをもとに1975年に始まり、現在は100万人以上の子ども達が参加しています。さらにこの「仕組み」は、現在70以上の国と地域で、様々な社会課題に取り組む実践が広がっています。
日本でのエル・システマジャパンの誕生は2012年。「共創の音楽で子どもたちに生きる力を、地域に元気を」をミッションに掲げ、これまで、東日本大震災の被災地である福島県相馬市と岩手県大槌町において、自治体を通した「子どもオーケストラ&コーラス」の活動や部活動支援などを行ってきました。東北の被災地だけでなく、2017年からは長野県駒ケ根市、東京都に活動を広げ、今年は大阪府豊中市、京都府舞鶴市でも地域の特色を生かす取組みが始まっています。
10周年を迎えた2022年3月には「音楽を通じて子どもたちが世界とつながり、自分に自信を持つよう工夫された活動であり、同時に地域活性化にも貢献している」として、栄誉ある「国際交流基金地球市民賞」を受賞しました。
▼震災を経て紡がれた大槌町と豊中市の絆
城下町としての歴史を誇り、水産業が盛ん。それが人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった蓬莱島も浮かぶ風光明媚な大槌町です。12年前の東日本大震災で発生した津波は、その町の大半をほぼ壊滅させ、町長や幹部職員の多くを失った行政機能は麻痺しました。その後発生した火災で、被害はさらに広がり、人口当たりでの死者・行方不明者の数が最も大きな市町村となりました。
そうした中、岩手県を支援する大阪府からの要請で、初期の頃から職員を派遣していたのが豊中市です。
(大槌町に派遣された豊中市の消防隊:写真は豊中市役所提供)
大槌側からは支援への謝意、豊中側からは応援を継続したいとの思いから、両自治体の交流は様々な形で続いており、2013年には、大槌町にある大槌高校吹奏楽部と豊中市にある桜塚高校吹奏楽部が豊中市内で、演奏会を合同で実施しました。また、翌2014年には、豊中市内の4つの高校の吹奏楽部員が大槌町を訪問し、演奏会を行いました。
(2013年 大槌高校と桜塚高校との合同演奏会 豊中市役所提供)
(2014年大槌町にて豊中市内の高校吹奏楽部員による演奏会 豊中市役所提供)
私達、エル・システマジャパンは、2014年6月に「音楽を通して子どもたちの生きる力を育む」事業で大槌町と連携協定を締結し、以来、音楽を通して町の復興を目指す地元の一般社団法人・槌音の協力のもと、放課後や週末の弦楽器教室や、中高吹奏楽部への支援を継続してきました。各々の事情で様々な困難を抱える子どもたちにとっての居場所としての機能も果たしつつ、子ども達の奏でる調べは震災からの復興を目指す町の活力にもなってきたと思います。
(大槌子どもオーケストラ 浪板ビーチフェスで演奏 ©FESJ2022)
設立10年を迎えた2022年には、5か所目の拠点として、大阪府豊中市にて、豊中市と公益財団法人・日本センチュリー交響楽団との共催事業として「豊中みんなの音楽教室」を開始しました。
人口減少が進む市南部庄内地区の活性化を目指し、豊中市が進める小・中学校の統廃合を経て設立される庄内さくら学園の放課後支援事業「まちごと暮らスクール」の音楽部門として、10月から庄内・野田小学校と島田小学校にて弦楽器教室の運営が始まっていますが、その仕組みのモデルとされたのが、大槌の、誰もが無料で参加でき、仲間とともに楽しく学べる放課後弦楽器教室でした。
(豊中みんなの音楽教室 庄内・野田小にて ©FESJ2022)
(豊中みんなの音楽教室 島田小にて ©FESJ2022)
▼大槌の子ども達が豊中の「世界のしょうない音楽祭」へ
こうした、幾つもの偶然のご縁があったことから、豊中市が毎年、日本センチュリー交響楽団や、同じく地元の大阪音楽大学と開催している「世界のしょうない音楽祭」にて、豊中の子ども達による初めての演奏披露を、という計画が進む中、ここに大槌の子どもたちも一緒に参加し、演奏をすることは、大きな意味があるのではないかと考えました。
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「世界のしょうない音楽祭」概要
日時 2023年2月25日(土)開演14:00
会場 センチュリー・オーケストラハウス
(大阪府豊中市服部緑地1-7)
入場無料
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今回、この「世界のしょうない音楽祭」に参加するにあたり、大槌から豊中への子ども達・スタッフの旅費・宿泊費をまかなうために、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
震災後、5か月間にわかって、豊中市から大槌町に応援職員として派遣されていた小倉さん(現、豊中市消防局長)は、今回の音楽祭への期待を次のように語ってくれました。
「東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町の震災を知らない子ども達が、支援と交流を続けてきた音楽あふれるまち豊中に音楽を届ける。その音色であらためて被災地の心の復興と、災害のない平穏な暮らしを祈りたい。」
▼交流を経てこれからも
これまでもエル・システマジャパンでは、音楽を通じた様々な交流が子ども達にとって、かけがえのない経験となり、その経験を糧に成長していく姿をたくさん見てきました。
大槌子どもオーケストラの子ども達が2019年8月に宮城県仙台市で行われたイベントコンサート「響け!復興へのハーモニー」に参加した際には、こんな感想を寄せてくれました。
「相馬子どもオーケストラの人も那覇ジュニアオーケストラの人もうまかったです!私ももっと練習して上手になりたいと思いました。」(大槌・小5)
「響け!復興のハーモニーin名取」2019年宮城県名取市にて ©FESJ 2019 Dai Takaaki
エル・システマジャパンでは、拠点同士での共演もあれば、地元の学校や外国からの楽団との共演もこれまでいくつもおこなってきて、そのたびに音楽上での学びのほかに、日常ではなかなか経験できない、様々な人々や新しい価値観との出会いが生まれています。
2019年 「第5回エル・システマ子ども音楽祭 in 相馬」オックスフォード大学管弦楽団との共演©FESJ 2019 Mariko Tagashira
「エル・システマフェステイバル2018」東京芸術劇場にて ベネズエラ・ララソモスとの共演
©FESJ 2018 Koichi Kitashita
また、イベント参加後には、楽器に取り組む姿勢だけではなく、「先輩だから…」っと言って初心者の子を積極的に教えたり、先生に自らアドバイスを貰ったりと今までになかった姿が見られ、担当の先生方を始め、交流での成長にスタッフが驚くこともしばしばです。
今回、豊中で演奏する大槌の子どもたちの中には、2011年以降に生まれ、震災を直接体験していないメンバーも含まれています。こうした形で、次の世代に震災の記憶を伝えていくことは、参加交流をする子どもたちのみならず、これまで大槌の復興を支えてくれてきた様々な方々へのかけがえのないメッセージになることと信じています。
※ストーリーで紹介している各関係者の皆さまおよび、ストーリーで紹介している画像については、掲載の許諾を得ています
- プロジェクト実行責任者:
- 菊川穣
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年2月25日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
大槌子どもオーケストラの子ども達が2023年2月25日に大阪府豊中市で開催される「世界のしょうない音楽祭」で演奏を披露するほか、豊中市の子ども達とも共演(予定)。 大槌子どもオーケストラメンバーおよびスタッフの交通費と宿泊費をクラウドファンディングでまかないたいと思っています。 ※必要経費(60万円)大槌子どもオーケストラメンバーおよびスタッフの大槌~豊中往復交通費32万円、宿泊費 20万円(食費こみ)、システム使用料 8万円 ※※また目標額を超えた金額は、今後の大槌子どもオーケストラ、および豊中みんなの音楽教室の活動を維持し、持続的な活動を行っていくための費用として活用させていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上でのリスクについて
- 出演者・関係者の間で、新型コロナウイルス集団感染が認められた場合など、やむを得ずコンサートへの参加中止、開催中止の場合も想定されます。その場合、お預かりしたご寄付は、大槌子どもオーケストラ、豊中みんなの音楽教室の活動継続のための資金として活用させていただきたいと考えておりますが、ご希望の場合はご返金にも応じます。
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プロフィール
南米発世界70カ国以上で展開するエル・システマ。「子どもたちが音楽を通してたくましく成長するとともに、活性化された地域と共生社会の実現を目指しています。」の理念で、日本でも活動を展開しています。
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リターン
3,000円+システム利用料
オリジナルクリアファイルプレゼントコース
●エル・システマジャパンオリジナルクリアファイル
●感謝のメール
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
5,000円+システム利用料
全力応援コース(5,000円)
●感謝のメール
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
3,000円+システム利用料
オリジナルクリアファイルプレゼントコース
●エル・システマジャパンオリジナルクリアファイル
●感謝のメール
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
5,000円+システム利用料
全力応援コース(5,000円)
●感謝のメール
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
プロフィール
南米発世界70カ国以上で展開するエル・システマ。「子どもたちが音楽を通してたくましく成長するとともに、活性化された地域と共生社会の実現を目指しています。」の理念で、日本でも活動を展開しています。