障がい者グループホームを改修し自立をサポートする環境にしたい

　

ページをご覧いただきありがとうございます。徳島市で介護事業や障がい者支援の施設を開業しております武市久利と申します。

 

平成26年10月に介護タクシー・高齢者・障がい者の方の訪問介護支援を行う「メビウス訪問介護事業所」を開設、11月に成人の障がい者さんのお仕事を提供する「就労継続支援ａ型事業所メビウス」を開設し、同年12月、児童発達支援事業所・放課後等の児童の見守り支援を開始致しました。

 

この度、障がい者さんが自立し地域の方々と共に生活できるように、徳島県三好郡東みよし町に自立支援を促すグループホームを新たに開設したいと思っております。しかし開設費用は準備でいているものの、過ごしやすい環境をつくるためのエアコンと浴室設備の費用が不足しています。皆様にご協力いただきたく今回はじめてクラウドファンディングにチャレンジさせていただきました。どうぞ、宜しくお願い致します。

 

 

 

私が障がい者さんの支援をしたいと思うようになったきっかけは、身近に障がいをもっている知人がいたことです。彼の姿をみて力になりたいと思いました。

 

障がい者さん（身体・知的・精神）と直接携わるようになり、身に染みて皆さんの苦悩や社会で置かれている立場が分かるようになりました。介護する親御さんたちも、ずっと面倒をみれるわけではなく多くの悩みを抱えています。

 

施設をご利用いただいている方からは「ここに居場所を見つけてよかった」と言ってくれています。しかし障がい者さんが本当に自立し地域社会で居場所をつくるためには、地域の方と共に生活できる環境をつくることが必要だと感じています。それには、地域や人と溶け込んで生活訓練ができるグループホームが最適の場所です。

 

平成20年4月から平成25年3月までの5年間でグループホーム利用者数は7,600人を上回りました。おそらく、これからも増え続ける予定です。（※出展元http://www.mhlw.go.jp/file.jspid=147261&name=0000013345.pdf）

 

グループホームに入所することは将来、地域の方と親密になり地域生活で幸せに暮らすことが出来る選択肢をつくります。事実、グループホームに入所したいしたいという利用者様の声もあります。

 

今回、その要望に答えるためにもグループホームを開設する運びとなりました。市町村等の各関係機関や相談支援事業所とのつながりもあり、必要とする利用者さんの紹介・募集など協力を求めたいと思っております。

 

 

 

 

今回の皆様からご支援をいただく資金で、開設するグループホームの各個室にエアコンを取りつけ、浴室を設置させていただきます。

 

場所は徳島県西部の徳島県三好郡東みよし町で、福祉の町として知られ農業の盛んな地域になります。地域の中心部で人通りも多く、病院・スーパーなど近くにあります。賃貸ですが、個人病院あとです。　　

 

定員20名規模で、浴室は3階の女性専用階4室に対して1浴室。システムバスで、シャワーも完備します。現在エアコンはボイラー設備で古く維持費が多額になるため、各20個室に空冷エアコン20個を取り付けを行い維持費を押さえ利用者さんの負担額を減らします。

 

■開設予定日：2017年4月1日

■住所：徳島県三好郡東みよし町

■入居者数：20名

※3月に職員募集・設備等改修、3月に事務的な準備をします。

 

 

 

私たちの事業をみてくださっている地域の方からは現在、無料で農地のご提供いただいております。他にも仕事のお世話をしてくれたり、様々な協力とアドバイスをいただいております。障がい者さんに対する偏見など少なく、温かいお声をかけていただいております。

 

皆が助け合い共に生きていく環境がこの土地にはあります。だからこそ、障がい者さんが過ごしやすい、生きやすい環境をつくることが私たちの役目だと思っております。私たちは将来グループホーム開設のほか、支援の必要なところに新事業所を開設するなどして、総合福祉業として地域の役に立ちたいと思っています。

　

さいごにプロジェクトにより、この取り組みが県内外の方にも知られることを願っております。より一層障がい者さんのために、支援したいと思っております。皆様、ご支援のほどどうぞ宜しくお願いいたします。