犯罪、事故、性暴力等の被害者・家族へ、支援の手を届けさせてください

▼自己紹介

　私たちは、公益社団法人とっとり被害者支援センター（鳥取県公安委員会指定「犯罪被害者等早期援助団体」）です。

　私たちは、鳥取県で犯罪、事故、性暴力などの被害者とその家族、あるいは遺族の皆さんを支援しています。

　　　＊支援内容：電話・面接相談、生活支援、医療機関・警察・裁判所等への付添いなど

　　　　　　　令和２年度　相談件数　　353件　付添い　24件　その他支援　 10件

　　　　　　　令和３年度　相談件数　　706件　付添い　67件　その他支援    74件

　　　　　　　令和４年度　相談件数　　820件　付添い　88件　その他支援  118件

 

　理事長あいさつ

　　　　　　　

　　　　理事長　佐野　泰弘(弁護士)

 

　民間被害者支援団体である当センターは、本年度で設立から１５年目を迎えました。この間、鳥取県内の犯罪被害者やそのご遺族への支援活動を地道に続けてまいりましたが、支援を必要とされる方に確実に支援を提供していくためには、当センターの認知度をより一層向上させることが必要です。

　そのような問題意識から、令和２年度より「涙のち　晴れ」プロジェクトを実施しています。「涙のち　晴れ」は、設立当初から用いられてきた当センターのスローガンであり、この言葉には、「今は被害を受けてつらく悲しい状態かもしれませんが、いつか明るい日が訪れることを願って私たちとっとり被害者支援センターの職員やボランティアが支援させていただきます。」という気持ちが込められています。

　この「涙のち　晴れ」プロジェクトで令和３年度にテレビＣＭを制作し、犯罪被害者週間やボランティア募集期間に放映してきましたが、今年度も是非とも放映を継続したいと考え、そのための財源を確保したく、クラウドファンディングを実施することとしました。

　当センターの認知度のより一層の向上と、必要とされる方への確実な支援の提供の実現のため、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。　　　　　　　　　

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

　公益社団法人になって１０年が経過しましたが、意外にもその存在が皆さんに知られていませんでした。（鳥取県が実施したアンケートで認知度２７．３％<出典：鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画（令和２年４月）＞）

　そこで、令和３年度に鳥取県の補助金で私たちを紹介するテレビＣＭを制作・放送しました。

　令和４年度も鳥取県の補助金で放送できましたが、悲しいことに今年度（令和５年度）の放送のための財源がありません。そこで今年度の放送を目指して，より多くの方にクラウドファンディングをお願いすることにしました。

　　

　　　制作したテレビＣＭ

　　　　　https://www.youtube.com/watch?v=bXWHnGIEMAQ　　

 

 

▼プロジェクトの内容

　制作したテレビＣＭは、県外にも知られた鳥取砂丘を想起してもらえるようサンドアートパフォーマー田村祐子さんのサンドアートの映像と、公募オリジナル楽曲「涙のち晴れ」（作詞：高田拓人、作曲：高田拓人・谷口宗輔、歌：みわりん）をコラボさせた３分間動画(YouTubeなどで公開)を30秒に再編集したものです。（楽曲の公募には、北海道から福岡県まで12都道県から23曲の応募がありました。）

　今回のプロジェクトでは、このテレビＣＭを鳥取県内地上波民放3局で18回放送するとともに、街頭広報用ノベルティーグッズとして映像と関連したデザインのウェットティッシュを製作し街頭広報に活用するものです。　　　　

 

　　テレビＣＭに編集前のオリジナル動画

　　　　https://www.youtube.com/watch?v=b3QwQun1Ssw　

 

　　製作する街頭広報用ウェットティッシュ

 

　　　　　　                 　　

 

　　　作者の言葉

　　　　　　　　　　　　映像制作　田村祐子さん

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　「とっとり被害者支援センターのみなさんと何度も話し合いを重ね制作を進めました。

　言葉の選び方、絵の細かい表現の希望まで、センターのみなさんが被害者の方々と日々真摯に向き合い、寄り添っていらっしゃることを感じました。この作品が、苦しさを抱え困っている方に届き、ご自身のための一歩を踏み出すきっかけになることを願っています。」

 

　　　　　　　　　　　　　楽曲制作　高田拓人さん

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　谷口宗輔さん（作曲）みわりんさん（歌）高田拓人さん（作詞・作曲）

 

　「こんにちは。「涙のち晴れ」の作曲をした髙田です。一昨年に開催された楽曲公募において優秀作品の栄誉をいただき、CM曲として放映いただきました。

　被害者支援センター様の活動を広め、被害に遭われた方の心に寄り添えるような曲を作れたらと考えたところ自然と歌詞が浮かび、それに合うようにメロディーを考えました。

　私は編曲が苦手で、かつ歌唱力もないので谷口宗輔、みわりんの両名にそれぞれ補ってもらい、レコーディングに力を貸してくれた友人とともに思い描いたとおりの楽曲を作り上げることができました。

　本楽曲は、被害者支援センター様の広報活動に大きく活用いただいており、ぜひ本年も放映していただき、被害者支援の輪を広げ、苦しみを抱える方に寄り添い共に歩んでいくことができるよう、ご支援の程何卒よろしくお願いします。　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　街頭広報風景　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

　今後ともテレビＣＭ放送と街頭広報などを継続し、私たちの存在を多くの方に知っていただくことにより、被害により困っている方たちとの繋がりができ、つらい思いを軽くしてもらえるよう頑張ります。皆さんのご支援をお願いします。

 

　スケジュール

　　　10月　　　　ウェットティッシュ製作

　　　11月　　　　テレビＣＭ放送（災害などにより放送できなかった場合には、放送時期を延期）

　　　11月～　　　街頭広報

 

▼応援メッセージ

　　犯罪被害者自助グループ「なごみの会」会員　Ｔさん

「私たち犯罪被害者自助グループ「なごみの会」では、とっとり被害者支援センターさんと協力して、会員が心情や悩みを語り合い、自らの体験に基づいてお互いに相談に応じ、また、精神科医、臨床心理士、弁護士などの助言を受けるなどの活動をしています。

　私たちと同様、多くの被害者やその家族のみなさんがとっとり被害者支援センターの存在を知って少しでも悩みや苦しみが和らぐようこのプロジェクトを応援しています。みなさんのご協力をお願いします。」

　

　　　　　　　　　なごみの会が開催する「いのちのパネル展」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　

　　とっとり被害者支援センター支援ボランティア　Ｉさん

「私にとって犯罪等は、ニュースで触れる程度の遠い出来事でした。

　ある日突然、犯罪被害者・家族、遺族になられた方々の戸惑いや喪失感は、ボランティアこそ受け止められるのではないかとの思いで支援員になりました。

　警察などと日常の生活で縁がない被害者などの気持ちに寄り添いながら日々活動しています。

　このプロジェクトへのご理解をいただき，ご協力をお願いいたします。」

 

▼税制上の優遇措置（税額控除等）について

　このプロジェクトを通じて寄付される場合には、以下の税制優遇を受けることができます。

＜内容＞

　・個人の場合：2000円以上の寄付をされた方は、寄付金受領証明書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。

　　一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。

　・法人の場合：「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。

　詳しくは、自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。

＜寄付金受領証明書の発行について＞

　寄付をされた方には、後日「寄付金受領証明書」を送付いたします。

　　証明書名義：READYFORアカウントにご登録の「リターン／ギフトの発送先の氏名」を宛名として作成します。

　　証明書発送先：READYFORアカウントにご登録の「リターン／ギフトの発送先ご住所」にお送りします。

　　寄付の受領日（証明日）：READYFORから実行者に入金された日となります。

　　証明書の発送日：令和５年１０月ごろを予定しています。