たんぽぽの風にエアコンを設置したい！

 

▼達成のお礼▼ 　

7月7日（金）にスタートしたフリースクール

たんぽぽの風のクラウドファンディングですが

５日目に目標金額の３０万円を達成することが

できました！  

運営スタッフ一同、あまりにも早い達成により

感謝と驚きで胸がいっぱいです。本当にたくさん

の方々からのご支援、励ましのメッセージを

いただいています。

応援してくださった皆様に、この場を借りて

重ねて感謝の気持ちを伝えさせていただきます。

ありがとうございます。  

目標金額に達したことで、これからエアコンの

取り付けを予定よりも早く行うことができるよう

になります。 暑さ寒さで、子供達の活動する場所

や内容が狭まっているのではないかと感じること

が度々ありました。これからは、どの部屋でも快

適に、思う存分やりたいことに取り組んでいただ

くことが できそうです。

本当に感謝しております。

 

▼ネクストゴールについて▼

図々しいと思われる方もいらっしゃるかもしれ

ませんが、ネクストゴールとして『５０万円』

を新たな目標にさせていただきたいと思ってい

ます。ご支援していただいた金額は、子供達が

使用する教材費。フリースクール運営に必要な

備品購入、フリースクール周辺の草刈りで使用

する草刈機などなど。

ネクストゴールの目標に達しなかった場合でも、

自己資金を充てて順次実施させていただく予定

です。お子さんたちの学びの選択肢を広げるた

め。安心して過ごしていただけるために使わせ

ていただきたいと思っています。

「応援してもいいかな」と思われる方がおられ

ましたら、継続してプロジェクトへのご支援をお願いいたします。  

 

 

 

 

▼自己紹介

はじめまして

NPO法人たんぽぽの風です。

春日井市の東の端、玉野町で「学校へ行かない

子ども」の居場所としてのフリースクールの運

営をはじめとして、様々な活動をしています。

 

活動を通じて楽しみながら、地域の支援してく

ださる方、フリースクールなどに参加している

子ども達、そして保護者のみなさんと一緒に歩

んでいます。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

フリースクールを知って欲しい!

真夏の猛暑から、子どもたち（と、おとな）の

健康を守りたい！

 

NPO法人たんぽぽの風は

令和2年(2020)9月立ち上げ

令和3年(2021)4月学校へ行かない子どもの

居場所としてのフリースクールを、代表の松本

の自宅の一室を使ってスタートしました。

その年の9月から現在の空き家をお借りして運

営をしています。

現在約60名（令和5年5月末時点）の子どもが

登録。

週に1日水曜日10:00〜17:00の開所です。毎

週おとな子ども合わせて約20〜30名が利用し

ています。

 

フリースクールは任意の事業で福祉の制度外で

すので、公的な資金の援助はありません。私た

ちは主に保護者の方から頂いている運営維持協

力費とアルミ缶や古紙回収などで得た資金、そ

して大家さんからの家賃免除によってギリギリ

の運営をしています。

「学校へ行かないだけで経済的な負担が、あた

りまえのように生じるのはおかしい」という強

い思いのもと、2年間を保護者からの利用料負

担は0円で運営して参りましたが、代表である

松本が自分の生活を犠牲にしていただけであ

り、運営の危機に直面しました。

今年度から利用者への運営維持協力費をお願い

することになりましたが、充分な人件費を確保

するには至っていません。　

 

ただ今回のクラウドファンディングは運営資

金のご支援をお願いするものではありません。

夏に向けて必要となるエアコンの購入費を募り

ます。

私たちのフリースクールを応援していただくだ

けではなく、愛知県で「フリースクール」とい

う場所、選択肢があることを知ってもらうこと

に繋げたいと思っています。

 

「学校へ行けない」「学校へ行かない」「学校

が苦手」ということを、各家庭だけで孤独の中

で悩んでいる親子が沢山います。

迷って悩んで苦しんで、ようやく顔を上げて

「たんぽぽの風」を見つけてたどり着いてくれ

る親子が確かにいます。

ひとりで悩まなくてもいいんだよ、「居場所」

がここにあるよと、どこでだって学べるよと、

今もどこかでもがき苦しんでいる親子に伝えた

い。

そのためになるべくたくさん人の目に触れた

い。

 

このクラウドファンディングを通じて、私たち

の発信や取り組みだけでは繋がることができな

かった方達へ、活動を知っていただく機会にな

ればと考えています。

 

▼プロジェクトの内容

 

応援していただく金額の30万円で、エアコン

を2台設置したいと考えています。

令和3年度の夏に1台助成金で購入しています

が、利用者の人数が増えてクーラーのある部屋

だけでの対応では鮨詰め状態です。設置できて

いない部屋が2部屋あります。ひとつは隙間の

ような部屋で、子どもが一人で落ち着きたいと

きに過ごすスペース。もう一つは入り口入って

すぐの部屋で、多目的にオープンに使っている

部屋。

どちらも大切な場所ですが、暑さ寒さがとても

厳しい状況です。

 

予定よりも多くのご支援をいただいた場合に

は、フリースクールの運営費、その他設備、備

品の購入費用に充てさせていただきます。　

 

▼私たちの想い

私たちが住んでいる春日井市には、不登校と呼

ばれる学校に行けない子ども、自らの意志で学

校に行かないことを選択した小中学生が700人

以上います。

下記資料に記されています。

 令和4年第4回教育委員会定例会 会議録 

 

行政による不登校支援の取り組みはまだまだ少

なく、施策の充実を待っているだけでは問題は

解決しません。そのため、私たちは保護者とそ

れを支援する仲間で、日中の居場所づくりをス

タートさせました。　「あせらない、がんばら

ない、でもあきらめない」を信条にさまざまな

事情で学校に行けない子ども、自らの意志で学

校に行かないことを選択した子どもが、健全な

成長をするために、主体的かつ自律して豊かな

経験ができる場としてのフリースクールの運営

に関する事業を行います。

 

▼なぜ居場所が必要か

学校へ行かない選択をすると、家で親と過ごす

または一人で過ごす時間が長くなります。子ど

もの成長には、同世代及び異年齢の子どもたち

と関わる場、さまざまな価値観のおとなと接す

る機会、社会経験の場、学びたいことを学べる

環境が必要です。

それが「居場所」です。

子どもたちが人との交流の中で、あるがままの

自分を受け止めてもらえる経験を重ねながら、

自己肯定感や生きる力を身に着けることを目指

します。　

また、子どもが学校に行かないことで孤立しが

ちになる保護者同志が共感しあい、心の安定を

得て次の一歩を踏み出せるようなコミュニティ

活動をしています。　地域のかたとも交流機会

を持ち、相互理解のもと、子どもたちの様々な

選択を受容できる地域、多様性を認め合える地

域社会になりますように。