居場所を移転してより快適にしたい

▼自己紹介

一般社団法人ともえは、グループホーム”ともえ”をはじめ、就労支援B型事業所”えもる”、不登校・引きこもりの居場所の”居ばしょ食堂”、不登校の親の会の”UCHI”、居住支援法人”すみか”を運営しています。

その中で今回資金集めをしているのが、居ばしょ食堂です。不登校・引きこもり・学校行き渋りの子供達に向けて居場所を無料で提供しています。2022年12月から法人から資金持出しでオープン。

実際に来てくれている子どもたちからは、『呼吸が出来る場所』『気持ちの充電できる場』あってよかったという声が聞かれます。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

当法人で障害福祉サービス（ともえ・えもる）を運営しており、その中で関係機関などから、学校にも家にもいたくない、公衆トイレに一日中隠れたりして誰にも見つからないように街を歩く子ども、更にはこんな田舎でも大人たちに声を掛けられ着いて行く子たちがいることを知りました。そこで、福祉でもない、教育でもない、居場所が必要だと感じました。大人になるという不安、社会に対する怖さ、地方あるあるかも知れないが選択肢の少なさ、親等からの虐待も含め、深く呼吸ができ、ご飯も食べられて、ゴロンとできて、ただの話し相手がいるような、親も地域や学校も居場所を求める子どもたちも安心して過ごせる場所を作りたいと考えたのがきっかけです。

▼プロジェクトの内容

活動場所：石川県七尾市

活動内容：居場所の提供、お菓子やパン作りの体験、学習支援、自習室開放、働く前の働く体験、個別でのチャレンジ企画（バスの乗り方・スタバの注文の仕方等）、一人暮らし体験、相談には24時間対応

資金の使い道：子供達の年齢層や趣味なども違い、現在の場所で混在するのが難しくなってきている。

　　　　　　　その為、ある程度の広さや年齢層にあった差別化が図れる戸建ての購入にあてたい。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

今はまだ始めたばかりで知名度も低く、行政のフォローも無い中で継続して、学校に行けないというような似た悩みを持った子供達同士が関わりを持ったり、学校には行けないけれど、社会と関わりを持ち続けるための場所になれたらいいなと思っています。いずれ大人になり自分の足で立つ時、居場所での経験が微力ではあるかもしれないが彼らの力になればと考えています。

社会で活躍しても、継続して戻って来れる居場所を継続していきたい。また彼らが次世代へと自分たちの経験を伝え、奥能登、七尾市で、呼吸ができる場を守っていってくれたら、、という思いも強くあります。

ありきたりな言葉かも知れませんが、生活、暮らしが安定していないと積み重ならないと居ばしょ食堂は考えます。

その暮らしの部分を丁寧に、一緒に考え、悩みチャレンジして行きたい。

今後は、居場所事業のない、奥能登地方に向けて、『居場所食堂号』を走らせ呼吸がしっかり出来る子供達が増えていくこと。七尾市の拠点を中心に継続して、福祉や教育でもない視点で子どもたちと関わって行きたい。