たくさんの猫たちが入所できるシェルターをつくりたい！

 

 

自己紹介

 

みなさま、はじめまして。

 

岐阜県にて保護猫団体、保護ねこシェルター【Sho_Homeここもも】という名で保護猫活動をしております、山本翔太と申します。現在、80匹ほどの保護猫たちがシェルターに入所しており保護猫たちに新しい家族を見つけ、保護猫たちが幸せに暮らせるよう日々活動しております。

 

保護活動の中でTNR【Trap・Neuter・Return】（トラップ・ニューター・リターン）を略した言葉で、捕獲器などで野良猫を捕獲（Trap）し、不妊・去勢手術（Neuter）を行い、元の場所に戻す（Return）を専門に行なっている保護猫団体さんや個人ボランティアさんも見えますが、当団体は元の場所に戻すことは絶対に行いません。

 

それはなぜか？

 

外の世界は危険がたくさんあるからです。

 

ですが、TNRを行ってくださる方がいるからこそ、外猫たちの繁殖を減らし、私たちが保護をする。そういう循環ができているからこそ外猫が徐々に減っていき、命の危険が迫っている外猫も少なくなると私は思っております。
 

保護活動をしていく中で、外猫は外の世界で生活、生きています。もちろん人慣れもしてませんので、ものすごく凶暴な子もいます。ですが、保護をして初期医療をかけ心身のケアをし、徐々に人慣れをさせる。実際にとても凶暴な子が人に慣れ、新しい家族が見つかった時の喜びは計り知れません。その時、保護活動をしててよかった！と思える瞬間のひとつです。

 

※ 保護依頼があった現場の一つをご紹介いたします

 

こちらのお家は保護猫団体さんが何件も入っていたのですが手を引いている現場です。

(個人ボランティアさんが避妊去勢手術を行ってくれていました)

 

ご自宅で飼い主の方がお亡くなりになり飼い猫が10匹。猫たちが行き場を失い当団体に保護依頼がありました。

 

 

行き場を失った飼い猫たち10匹全て保護をし、当団体のシェルターで生活しております。現在は初期医療をかけ、心身のケアをし里親さんを探している最中でございます。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

保護猫活動をしようとしたきっかけ 

 

最初は保護猫を飼い始めたのがきっかけで保護猫に関すること、動物の殺処分など…色々調べ始め、動物愛護団体の方から預かりボランティアをやり始めました。

 

活動していくうちに猫の殺処分の多さ…

岐阜県は全国的に見て殺処分は少ない方だがまだまだ多い…

 

調べていくうちに全国の都道府県によって保健所の動物に対する違いが分かっていきました。中には即日殺処分の対象となる地域もありました。令和の時代…そんなことありえません。

 

何のために動物愛護法があるのか？

 

犬よりも猫に対する認知の低さが目に見えてわかってきました。そうしていくうちに自分たちも何かできることはないか？と考え始め、自分たちで保護猫活動を行うようになりました。

 

1匹でも多くのしっぽ達を助けたい…

 

私は岐阜県を中心に活動しておりますが、全国各地から多頭飼育崩壊、ブリーダー放棄、ネグレクト虐待…問い合わせが非常に多い状況です。まだまだたくさんの依頼があり、助けられない命も正直あるのが現状です。今までの活動の中で岐阜県はもちろん千葉、京都、滋賀で猫たちを保護してきました。

ご支援くださる皆様のおかげで猫たちの命が救われています。

 

まずは自分たちが住む岐阜県から変えていきたい…

 

全国的に見ても殺処分はなかなか無くならない…

少しずつ改善を見せる猫たちの殺処分数

しかし…それでもなお犬の殺処分数と比べると進歩が遅すぎる

 

環境省に掲載されている「犬・猫の引き取り及び負傷動物の収容状況」によると、令和元年度の猫の殺処分数は32,742匹。多くの団体やボランティアさんの活動のおかげで徐々に減少していますが、令和3年度時点で未だ年間7,407匹もの猫達が殺処分されています。 岐阜県は全国と比べると少ない数ではありますがそれでも殺処分率は24.5%。

 

さらに、同資料内記載の【全国の犬・猫の殺処分数の推移犬の殺処分率】では明らかに犬と猫との殺処分の差がわかると思います。

 

確かなことは年々しっぽ達の殺処分が少なくなってきてるのは多くの団体やボランティアさんの活動の証だと私は思います。

 

ですが殺処分はまだありますし、年々少なくなってきてるからこそ殺処分ゼロを目指すことができる！

私はそう思います。

 

出典：環境省ホームページ

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

 

活動していくうちにわかってきたこと 

 

岐阜市では保健所に団体登録していると猫を引き取ることができ、保護猫の新しい家族を探す事ができます。

 

しかし…

 

ある地域の行政によっては保健所に一旦収容になると一切、猫を引き出せない所もあるのです。

即日殺処分…それで何匹もの猫たちを助けらませんでした。

行政に掛け合い、改善していくのも私たちの使命だと思っております。

 

 

プロジェクトの内容

 

今回のプロジェクトで私たちに出来ること 

 

現在のシェルターを増築し、保護猫たちの入所数を現在よりも増やします。増設後、保護猫たちが快適に過ごせるよう設備を整え、里親さん希望の方がいつでも訪問できるような環境を作りたい！！！

 

『第1目標』

現在のシェルターの備品購入( ケージ、トイレなど )や、設備環境の改善( 換気扇の設置、隔離部屋の仕切り、エアコンの設置など )設備改善、備品購入など　【100~120万円】

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

【シェルターの増築・設備の改善】が私の最終目標であります。また保護をした際には初期医療をかけますが、保護をする数が増えると医療費も重なるためプロジェクト費用から補わさせていただきます。

 

『最終目標』

現在の猫シェルターを増築して猫の入所数を増やし1匹でも多くの猫たちを救える環境にし、保護猫たちが快適に過ごせる環境づくり【設備、環境の改善】

 

『第2目標』

［シェルターの増設］

現在の庭にプレハブを設置し、断熱を施しエアコン、換気扇の設置プレハブの購入、設置、設備改善、備品購入費用【150〜200万円】

 

『第3目標』

現在のシェルターは賃貸の為、私が今のシェルターを購入、増築し保護猫たちだけが快適に過ごせる一時避難場所『シェルター』にする。

シェルター建物購入費用【550万円】

シェルター設備改善費用【40万円】

シェルター増築費用　　【210万円】

 

このプロジェクトは新たな挑戦です‼️

 

みなさまの一人一人の力が大きな力となり、救えない命も救えるようになります。

 

いつも応援してくださる人たちがいるからこそ、たくさんの猫たちの命が救えています‼️

 

一匹でも多くの猫たちを救うため、猫と人を繋ぐ場となり、そして、地域の人と地域内外の人とが出会う場でもありたいと思います。

 

私は、為政者でも英雄でも大企業のオーナーでもありません。でも、ない知恵をしぼって、ご協力いただける方のお力を借りて、一歩踏み出そうと決めました。私のシェルターは、完成形ではありません。一歩ずつ、ひとつずつ、共存できる未来に向かってみなさんと創り上げていく猫のお家です。

 

私の理念はこの社会に共に生きる猫という存在を理解し、殺処分ゼロを目指すこと。

人と猫とが「共存」すること。

「飼い主のいないことを可哀想」「野良猫は汚い」「要らないから処分する」そうではない道が社会に出来あがるまでの、一時避難所のような場所となって欲しいと考えています。

 

そして、生きていることに何の疑いも持たない瞳と出会ってください。

 

しっぽ達も必死で生きています。

 

 

私の猫シェルターでたくさんのしっぽ達がしあわせになるように…

皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

しっぽ達が幸せに暮らせますように…