海外で起業をする人材の手本になる。

▼自己紹介

 

　2016年に初めてベトナムにコンドミニアムのプロジェクトマネージャーとして来ましたが直ぐに

工事が停止してしまいました。工事再開を数か月待ちましたが、三か月を過ぎても目途が立たなかった

ので、会社に相談して、自分で工事を探す事にしました。

　

　主に工業団地の日系企業にアプローチをかけたところ、色々引き合いを貰い見積を提出致し

ましたが、なかなか金額的に折り合いが付かなかったので、先方様のアドバイスもあってコン

サルタントの立場で動く事にしたところそこそこの実績を上げる事が出来ました。

　

　その後コンドミニアムの工事の中止もあったので、思い切って会社を辞め地元企業と提携して工事を

受注して建築コンサルタントとして実績を積み、2016年にベトナムで得た収入をもとに997,755,599

VNDの資本金でKOBARIN CONSTRUCTION AND CONSULTING CO., LTDという建設会社を立ち上げ

ました。この会社は工業団地の日系企業の改修工事を請け負いしております。

 

　2020、2021年とコロナ禍の中で、大変厳しい状況にありましたが何とか生き残って、次の世代に

バトンタッチするために鋭意努力の最中であります。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

　KOBARINの取引先の日系企業の８０～９０％はEPE企業と申して、ほぼ１００％製品を輸出する会社

ですので、KOBARINは取引先から、VAT(付加価値税)を受け取る事が出来ません(後日ベトナム政府より

還付がある）が、地元の業者にはVAT取引時にを支払わなければなりませんので、しばしば資金しばしば

状態に陥ります。実際還付該当年度から実際の還付を受けるまでの期間が非常に長く(2020年分は2023

年の6月に実行された）、書類不備、罰金とかで、実際の還付金額は５０％未満になって仕舞いました。

2020年分は現在集計しておりますが、今年中に書類提出が出来るかどうかの段階です。

 

　したがって、会社及び小林個人がより発展するためには、このジレンマからの脱却が重要だと考え、

日々の資金調達を模索する日々がここ数年の日課になっておりました。

 

　そんな中で、昨年の5月に高山に立ち寄った時飛騨牛の焼肉屋さんの名前が気に入り、経営者様の次の

日に面談をお願いしたところ、快くお話をさせて頂き、生来の肉好きなのでベトナムハノイで食べたいと

思って是非ベトナムで支店を出してくださいとお願いしたところ、中国でやらかしたので二の足を踏んで

いますとお答えされました。

 

　その後ハノイに戻って、自分が食べる良い肉料理の店が少ない事に気が付いたので、どうせなら自分の

嗜好と合わせて、自分でトライするのも一つの手かなと思うようになりました。幸いにも計画に賛同する

ベトナム人夫婦に出会って運営面でサポートする事を約束してくれました。

　

 

 

▼プロジェクトの内容

 

　小生は肉好きなので、焼き肉とステーキ両方を食したいと思いますので、どちらも提供するレストランを

いまから立ち上げる事にしました。現在客席35席の第一号店を工事中ですが、8月中にはにこぎつけたい

つけたいと思っております。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

　今回の申し込み金額は残りの設備工事費4.000.000VND、広告宣伝費100.000.000VND、運転資金300.

000.000VND　にあて来年中に数店舗を立ち上げ、KOBARINとレストラン経営を次の世代にバトンタッチを

して、自分はコンサルタントとして死ぬまで働きたいと思っております。