プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

ネクストゴールに挑戦します!(8/16追記)

 

開始から約3週間で目標金額を無事に達成することができました。というか、皆さんに達成していただきました!ご支援いただいた皆様、このプロジェクトを周りに広めてくださった皆様、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

これで何とか、監督派遣事業に必要な経費の約3分の2を獲得することができました。幸いにも、支援募集プロジェクトの終了期限まであと4週間ほど残されています。そこで私たちは次のゴールを設定することにしました。次の目標ゴールは、650,000円です。

→資金の具体的な内訳についてはこちら

 

この金額が達成されれば、やむを得ない映画祭本体予算からの費用持ち出しをせず、より安定・充実した活動展開ができると思います。ぜひ、お力をお貸しください。

 

今後も、皆様のご協力のおかげでで新しい扉を開けそうです、いや拓けそうです。最後まで頑張ってみたいと思います。どうぞ、引き続き応援をいただきますよう、そして見守っていいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

 

認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
事務局長 高橋卓也

 

 

2年に一度山形に出現する、映画と人の多国籍な祝祭空間。そんな刺激的な出会いの場を、映画祭の会場を飛び出して、いろいろな地域の人たちに届けたい。


はじめまして、山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)の事務局長をしています、高橋卓也と申します。

 

■山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)とは?

1989年に、アジアで初めての国際ドキュメンタリー映画祭としてスタート。隔年開催で、2017年で15回目を迎えます。
今年も、山形市内の8つの会場で、世界中から集められた約200の作品を8日間にわたって上映します。来場者はのべ24,000人を超え、会期中は、東北の地方都市が賑やかな国際都市に変わります。

 

 

この映画祭の特徴は、上映だけでなく、多くのテーマシンポジウムやワークショップも行っていることです。私自身、映画関係者と市民が直に対話できる場を積極的に創り出していくのが自分の仕事だなと感じてきました。

 

さらに1999年からは、「そんな刺激的な出会いの場を、映画祭の会場だけでなく、もっといろいろな地域の人たちにも届けられないだろうか」という思いから、県内の他の地域にも監督やプロデューサーたちを連れていき、特に現地の人々との交流の機会を設けています。

 

yidff2015審査員 ニコラス・エチェバリア監督は、庄内の食文化や山岳信仰の世界に深い関心を寄せた。

 

今年もYIDFFの期間に合わせ、山形県内5〜6箇所への監督派遣プログラムを企画していますが、ネックになっているのが資金です。現在、映画祭の運営自体も、補助金や助成金、協賛金、入場料金収入の蓄積などで何とか賄っている状況です。監督派遣には、別途謝礼や交通費、上映費等が必要になります。


今回、クラウドファンディングを通じて多くの方々にこの取り組みを知っていただき、趣旨に賛同してくださる方から応援をいただければ、これほど嬉しいことはありません。

 

世界とつながるyidffメイン会場は、まさに多国籍、異文化交流の場でもある。

 

 

監督たちは、映画祭が終わったらすぐ帰ってしまう。それはあまりにもったいない。

 

山形国際ドキュメンタリー映画祭には、海外からもたくさんの映画監督たちがやってきて映画への思いと世界の今を伝えてくれます。そんな監督たちが映画祭が終わったらただ帰ってしまうのは、もったいない。県内の他地域や学校に監督を招き、現地の人や文化や自然に触れてもらったら、土地ごとの独自な交流が生まれるのに……。

 

そんな思いを常々抱えていたところ、1999年、庄内ドキュメンタリー映画友の会のみなさまが最初のきっかけを作ってくださいました。その年の10月のYIDFF終了後、『メイド・イン・フィリピン』を共同で監督されたフィリピンのディツィ・カロリノ監督、サダナ・ブクサニ監督のお二人が、庄内での上映交流会に登場してくださることになったのです。

 

『メイド・イン・フィリピン』のフィリピンのディツィ・カロリノ監督とサダナ・ブクサニ監督

 

これをきっかけに、その後も、映画祭開催のたびに世界の錚々(そうそう)たる監督たちが庄内を訪れ、貴重な交流を果たすことになりました。

 

庄内ドキュメンタリー映画友の会の飯野さんは、こう振り返ります。「せっかくヤマガタへ来ていただいたのだから、山形市だけでなく庄内という場所も見ていただきたかった。庄内に来ていただいた監督はいずれも気持ちのいい方々で、毎回楽しい時間を過ごさせていただきました」。

 

映画「ビラル」のソーラブ・サーランギ監督(インド)

 

2015年鶴岡まちなかキネマにて、交流上映に参加されたメキシコのニコラス・エチェバリア監督。

 

その後、2011年。東日本大震災が、さらなる転機になりました。

 

2011年も、10月に映画祭の開催を予定していました。震災があったから中止や縮小するのではなく、むしろこの時期に東北を訪れてくれる監督たちならば、より積極的に県内のいろいろな地域に送り出したいと思いました。

 

映画祭を味わうだけではなく東北や山形の自然や文化、そこに暮らす人々の思いにより深く触れていって欲しい。異文化から来た映画監督は、きっと別な視点でその魅力を発見し、地域の人たちに気づかせてくれる……。そしてこの年、新たに7つの地域に交流が広がりました。

 

震災後、避難所となっていた石巻市湊小学校。被災者のみなさんに映画を届ける活動。

 

そのごく一部をご紹介します。

 

■村山地区(県東部)

山形学院高等学校にて
 

『朝が来て終わる夜を見たことがない』のイ・ジュヒョン監督(韓国)が、「政治経済」を選択した3年生8名の授業にゲストスピーカーとして参加。同作品を鑑賞後、監督を囲んで、自由に感想を語り合いました。

 

*現場のコーディネーターからのレポート
映画を退屈そうに観ているように見受けられた男子生徒から「従軍慰安婦の問題、初めてこういうことを知って恥ずかしいと思ったし、いろいろ考えた」という言葉が出たのが印象的。「日本と韓国の架け橋になる仕事がしたい」と言う生徒もいた。また、両監督とも、終了後「映画祭で一番嬉しい交流だった」と語っていた。

 

高校生たちと語りあう監督たち。互いにとって、深い体験として記憶される。

 

■最上地区(県東北部)

赤倉温泉 湯治舎にて
 

『雨果(ユィグォ)の季節』のグー・タオ監督(中国)らと上映会を行った。

 

*現場のコーディネーターからのレポート

湯治舎は、様々な活動を行っている地域住民の交流の場。地理的条件や多忙な日常の中、映画館へ足を運ぶ機会の少ない人々にとって、馴染みのある場所で映画を観て、友人、知人らと映画製作者を交えながらさまざまな対話をできる時間というのは、その場に即した真の国際交流が生まれる貴重な瞬間。

 

上映後の監督との質疑応答では、監督が手品を披露。
子どもたちと打ち解け、言語の壁を飛び越えて交流した。


以上はほんの二例ですが、県内各地で手応えを得て、以来、映画祭とあわせて継続的に活動を続けています。例えば前回(2015年)には……

 

■東根地区(中央東部)
大森小学校にて
 

5年生92名と、「映画を作ってみようワークショップ」を開催。インドネシアの映像作家エドウィンさん、リツキさんから映画の仕組みを学び、子どもたち自身がオリジナルの映画を作った。

 

*子供たちの感想
・ぼくが描いたものに、命を吹き込んだような感じでとても面白かったです。
・わたしは「ミッキーがミニーになる」という作品を作りました。どんな作品にするか悩んだり、フィルムに実際に描くときにははみ出さないように、まちがわないようにと気をつけて描きました。難しかったけど、どうしたらよくわかるかなどを工夫する仕方が分かり、いい経験になりました。

 

*先生の感想
16㎜フィルムや映写機、数々の機器を持って来ていただき、普段の授業では決してできない活動を行うことができた。これを経験しなけれな出てこないような感想があり、児童の理解の深さを感じた。

 

透明な16ミリフィルムにそれぞれの下絵を描く子供達。それが繋がりやがて、自分たちの映画になる。

 

 

映画と人との交流を通して、地域独自の文化や自然環境に誇りを持つ機会を。


そんな交流の場を、今年も作りたいと思っています。山形国際ドキュメンタリー映画祭2017(10月5日〜12日)にて、ゲストとして招聘する海外の映画作家から数名を選び、村山地域、庄内地域、最上地域、置賜地域の学校やNPOなどに受け入れを呼びかけ、5〜6ヶ所での実施を目標とします。

 

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映画ってなに?映画祭ってなに?海外の映像作家が、この日、子供達の先生になった。

 

ただ、そのためには、映画祭とは別に費用が必要です。

 

映画作家と日本の地域や人との出会いが、お互いのその後の人生や創作に豊かな栄養となってくれることを願って、今回の監督派遣プロジェクトを進めて参ります。みなさま、どうかご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

映画祭の会場を飛び出し、様々な地域の方々や自然や文化に出会うこと。さらに豊かな世界が広がっている。

 

費用の内訳(概算)

 

旅費        200,000円

*打合せ、ゲスト・通訳等県内移動、ゲスト・通訳等宿泊
ゲスト等謝礼    200,000円

*ゲスト約5名、通訳約5名、アテンド約5名
上映費        70,000円

*映写・機材等 複数会場
会場費        50,000円
映像等記録編集費  20,000円
広報費用      10,000円

*上映会案内チラシ等作成

合計 550,000円(予定)


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