トレーニング終了のご報告
先日9月9日に無事トレーニングを終えました。
とりあえず無事に終えることができてホッと一安心です。
今振り返ってみると長いようで短かった3ヶ月間ですが
本当に多くの方に支えられここまでこれたなあと感じています。
ありがとうございました。
トレーニングは9月4日から9日までの6日間、10名の女性を対象にトレーナー3名と私の14名で行いました。
1日目はインターン先のボスであるBettyに来てもらい、フェアトレードの10の原則についてや、彼女がそのビジネスを始めたきっかけ等を話してもらいました。
そのあとは原料の染色についての講義をしました。綺麗なバスケットを作る上で重要になってくるのがその色になります。
染色にはパウダーを使うのですが、何色と何色を足すのか、どれくらい混ぜるのかほんのちょっとで全然違う色になってしまうんです。
トレーニングでは少しずつ足しながら何色か作ってみました。
その後は実際に原料を染める作業です。パウダーを混ぜて煮込むみたいな感じです。
二日目からはひたすらバスケットを編みました。
基本毎日スタートは9時なのですが8時半に着いたらもう何名かの女性たちが来ていて、バスケットを編む作業を始めていました。
初日に30分以上遅刻してきた女性は二日目には一番に来ていました。
正直に初日に遅刻してきた時はああ、やっぱりなと思っていたんです。ウガンダの人全てがそうではありませんが、やはり時間通りに物事が進む方が少なくて遅刻もなんだか’当たり前’の感覚になってしまっていたんです。
だから彼女たちのその姿勢が嬉しく、また私も頑張らなければと思いました。
小さなことかもしれませんが、そういった変化や姿勢が見られたことはよかったです。
今回はシングルウィーブとダブルウィーブの2種類のデザインを選びました。
ダブルウィーブは他のお店にはあまり見られない本当に細かいデザインで、そして難しい、、悪戦苦闘しながらもなんとか編み終えました。
最後の日は8時前にはほとんどの人が集合していました。
時間がたらず2つ全て作りきれなかった人もいましたが、全員が終わらせようとそれぞれの全力を出してくれたと思います。
最後はまたボスに来てもらいひとつひとつのバスケットのクオリティチェックをしてもらいました。正直に今回作ったものはまだまだ海外の市場に出せるレベルのものではありません。この6日間が生かされるかどうかは彼女たち次第だと思います。これからが勝負です。
これからも引き続き練習し続けて欲しいです。
今回Readyforさんへの手数料約8万円、
トレーニングに必要な原料に約2万円(トレーニング後も練習に使えるように購入しています)トレーニング運営に約12万円(トレーナー人件費、交通費、滞在費等に使っています)リターンに約2万円を使いました。
残りは既存の生産者に原料を買いたいと考えています。
最近の原料の値段が高くなってきているためこれが少しでも素敵なバスケットを作る助けになればと思います。
リターンは前回お知らせしたように手紙はウガンダから、バスケットは日本から送らせていただきます。
あと2週間ほどで手紙は届く予定です。
今後は私が滞在している間は定期的に彼女たちに逢いにいく予定です。その後もボスが月に2度のペースで彼女たちのグループを訪れバスケットのチェックをします。
トレーニング自体は6日間で終わりでしたがこれからも引き続きチェックをしていきます。
いつか、彼女たちのバスケットが日本に届きますように願っています。
最後にご支援いただいた皆様、応援してくださった皆様
本当にありがとうございました。