プロジェクト概要

現在、日本にいる在留外国人数は、238万人以上と言われています。(平成28年末法務省)その中には、保険を持っていても言葉の壁が大きく立ちふさがり、医療機関を受診できない外国人が多くいるのが現状です。

 

私たちNPO法人外国人医療センターは、外国人居住者が日本で第2位の愛知県で、外国人への医療・生活支援をしています。私たちが19年間つづけてきた、月1回の「無料健康相談会」を継続していくため、このプロジェクトを立ち上げました。

 

「言葉の壁」で医療機関を受診できない在日外国人をサポートしたい。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人外国人医療センター代表理事の森田興二と申します。1988年、イタリア人神父の「愛知県が在日外国人日本人の区別なく安心して医療行為を受けられる地域になること」という理念に賛同した医師、弁護士など有志が集まり「外国人医療センター」を立ち上げました。

 

「無料健康相談会」の他にも、保険証の内容の理解が難しいため活用の説明をしたり、会社検診の健診結果説明、また、弁護士・司法書士に参加してもらい労働、ビザなどの生活関連の相談も行っています。

 

毎回多くのボタンティアの方にも参加していただいています

 

活動を始めた当初は、在日外国人の多くが無保険の状態でしたが、近年は保険加入者が増えてきています。それではなぜ、相談会にくる人は減らないのでしょうか?その理由は、「言葉の壁」です。

 

外国人居住者にとって言葉の壁は大きく、身体の状態を的確に医師に伝えるのは大変難しいことです。それによって、医療機関への敷居が高くなってしまい、保険を持っていても医療機関を受診できない人や、保険を活用できていない人が多くいるのが現状です。

 

また、在日外国人の人たちの仕事は、介護や工場など、立ちっぱなしの同じ姿勢、または重いものを運ぶといった身体を酷使する仕事についている人の割合が多いため、その為、腰痛など身体が悲鳴を上げてしまうことがよく見られます。加えて忙しさと疲れから食事はコンビニ弁当など簡単な食事で済ませる人が多く、食事が偏ることから栄養不足や高血圧など成人病予備軍になっている人も多い状況です。

 

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通訳を通して、丁寧に問診をしていきます

 

そこで私たちは、通訳を交えた無料健康相談会を開催し、 医師や看護師が在日外国人の人たちの話をじっくり聞き、生活習慣の是正、アドバイスをしています。改善できるところは具体的にアドバイスし、予防の大事さを知ってもらうようにしています。 食事改善、運動の継続、自分の身体をいたわりながら毎日の生活のあり方の大事さを知って頂くように努めています。

 

―無料健康相談会では下記のような内容を実施しています―

・レントゲン

・検尿

・看護師問診(相談者の不安を生活から読み取る)

・歯科検診、正しい歯磨きの仕方の指導

・内科相談(問診をもとに相談者の不安の原因を探り、心配な場合は医療機関への紹介状を渡す)

 

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参加者は通常は10~30人、多い時は60人ほどにもなります

 

この活動を19年間続けることができているのは、多くのボランティアの方々の支えがあるからです。この活動を今後も続けていくために・・・。

 

私たちは1年間で、300人以上の外国人の方のサポートをしてきました。

 

―ビルマから来た政治難民の男性―

彼はビルマから政治難民として日本にやってきました。ずっと体調の不良は感じていましたが、日本語を十分に話せない、病院に行くお金がないという理由で、放置をしていました。

 

外国人支援のネットワークからの口コミ私たちと出会い、無料健康相談を受診しました。ここで潜在結核が見つかり、診療を進めたところ感染レベルが高かった為、感染症法による公費負担制度で治療をおこなうことができました。今は会社員として元気に働いています。

 

「ありがとう、うれしい、助かった」の言葉はもちろんですが、それ以上に、彼が自分のコミュニティーにこの体験を伝え、無料健康相談会に参加してくれる人が増えたことがとてもうれしく、印象に残っています。

 

口コミで活動が広まっていくのはとてもうれしい事です

 

この無料健康相談は、私たちの活動に共感をしてくださっている医師・歯科医師・看護師・保健師・通訳・一般の方・他医療関係者の方々が、ボランティアとして参加をして下さっています。私たちがこの活動を、19年間続けることができているのは、このような多くの方々の支えがあるからです。

 

ボランティアの方々には感謝の気持ちでいっぱいです

 

しかし、開催するにあたって、会場費やレントゲン撮影費、必要な備品代など1回につき約70,000円の費用が必要となります。これまで会費・寄付・助成金などで賄ってきましたが、継続をしていくのが精いっぱいで、受け入れの人数を増やすことなどができていない状況です。そこで、1人でも多くの在日外国人のサポートをするために、皆さまのご支援をお願い致します。

 

外国人も日本人も、全ての人が等しく医療を受けることができる地域をめざしていきます。

 

私たちが活動している愛知県は、外国人居住者数が日本で第2位ですが、在日外国人に対するサポートは足りていません。外国人も日本人も全ての人が等しく医療行為を受けることができる地域を目指して、この「無料健康相談会」に皆様のお力をお借りできればありがたいです。

 

現在、外国人労働者の中には、介護の現場などで活躍をしている人たちもいます。少子高齢化の日本では、今後もその数は増えていくことが予測されます。その時代に備え、しっかりと外国人労働者をサポートできる体制を整えておくことが必要です。

 

安心して健康に日本での生活を送ってもらうために、在日外国人の生活改善や、予防医療への関心をもってもらうことは非常に重要です。そして、より関心を高めるために、日本での保険活用を理解し医療に関する金銭や言葉の恐れをこの取り組みを通してなくしていきたいです。

 

全ての人が平等に健康な生活を送れるように、活動を続けていきます

 

 

■□■資金使途・リターン■□■

 

いただいた支援金は、手数料等を差し引いて全額、無料健康相談会の開催のための費用(会場費、レントゲン撮影料、備品の調達、事前広報の印刷・郵送代)として活用をさせて頂きます。

 


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