おばあちゃん、長生きしてください！

こちらのお宅は、7年生のお孫さんと住んでいるおばあちゃんの家。

今、現在収入減が全くなく、食べるものにも困っているという話を聞き、立ち寄りました。

おばあちゃんの娘さんは、銀行の借金を返済するために、タイに出稼ぎに行っており、不在。

カンボジアでは、銀行は土地や家屋などの財を抵当にして、気前良くお金を貸しますが、お金のない人が借金を背負う道の行く末は、どの国も同じ。

借りれば借りるほど、その場は逃れられますが、生活は追いつめられています。

私が一時支援したところで、根本は改善されません。

でも、見て見ぬふりはできないのです。

もしも、空腹で道端に倒れている人を見かけたら、あなたならどうされますか。

そのときに、少しの食べ物を与えても根本は変わらないから何もせずに素通りしますか？

それとも、自分の食べ物を半分分けてあげますか？

私の友人のNGO代表は、言います。

「やらない善より、やる偽善」

なかなか鋭い言葉です。

中には、偽善だという人もいるかもしれませんが、私はやる方をチョイスします。

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