みなさんと一緒に2024大会にて全ての分科会に情報保障をつけたい!

支援総額

523,000

目標金額 460,000円

支援者
75人
募集終了日
2024年1月31日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

  セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会(以下、大会)は、医療・福祉・教育の場面で、それぞれの社会的資源がすべての人に使いやすいものになるにはどうすればいいかを考える大会です。  2013年から開始して2024年は11年目であり7回目の大会となります! 前回の2023年大会は2022年に続き、オンライン配信で実施いたしました。

 オンライン配信の場合、手話を第一言語とするろう者にとっては、実際の対面形式での開催とは異なり、参加のハードルが高くなる傾向があります。それでも、手話通訳・文字通訳・字幕をどのようにつけるかを試行錯誤しながら進め、これまでの大会で継続してきた情報保障を実施することができました。

  大会の参加者は、ライブの分科会には延べ742人と昨年を100人近く上回る参加がありました。アーカイブのYoutubeの閲覧回数は、延べ2983回となりました。(昨年は約2500回)また、分科会直後に行われた交流会には、延べ404人の参加がありました。大会にご協力をくださった手話通訳者さんは44名、文字通訳者さんは約40名(いずれも延べ数)となる大会でした。    

 前回では、初めてUDトークを用いたリアルタイムの文字修正をボランティアさんと一緒に実施しました。2024大会でもボランティアさんのご協力をいただきながら、プロの方のお力をお借りして、一緒に大会の場を作ってゆきます。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 ろう者が聴者の集まりに参加できるかどうかは、マジョリティである聴者が、ろう者をコミュニティの一員として認識しているかどうかにかかっています。そもそも、手話通訳や文字通訳者などがない場には、ろう者は参加することができません。集まりの情報を得ても、そこの場には、自分たちの存在が認識されていないと感じるからです。セクシャルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会では、さまざまな人が参加しやすい場を目指しています。  

 

 「だれでも参加できる場」を作るのは誰か?    

 

 それは主催者でもあり、参加するみなさんでもあります。 「手話がわからない聴者でも、情報保障の費用を支援することで、ろう者も参加しやすい大会作りに貢献できる」 と、聴者がこう考えることで、少しずつ社会の在り方が変わっていきます。聴者がろう者とコミュニケーションする時、9割9分、ろう者が聴者社会で鍛錬してきたコミュニケーション能力のおかげでやり取りできていることを知ってください。そして忘れずに意識していてください。  ろう者とコミュニケーションするために、聴者の私たちも手話通訳が必要です。 「手話という言語」を持ち合わせていない聴者ができることは、情報保障費用に貢献することではないでしょうか。これは「コスト」ではありません。あなたはろう者がいる空間から多くのことを発見するはずです。多様性のある空間を体験することで、あなたも新たな自分に出会えることでしょう。   

 

 

▼プロジェクトの内容

 2024年大会では、6日間にわたり、18の分科会の全てにおいて情報保障(手話通訳・文字通訳・映像に字幕つけ作業)を行います。  

開催にあたり、それぞれ約30名の手話通訳者、約60名の文字通訳者さんにご協力いただきます。

 そして、情報保障に協力してくれる方々に、事前にLGBTQについて学んでいただく学習会を行います。その施設利用代などが諸経費に含まれます。 また、交流会やパネルセッション(活動研究報告)の時間にも手話通訳を配置するべく準備を進めております。90分の分科会でも事前準備と直後にふりかえりの時間を持ちますので、それらを含めると130分となります。     

 ご協力をいただいた皆様へ謝礼をお支払いすることは、LGBTQと医療・福祉・教育の問題に詳しい手話通訳者育成への門戸を広げることにつながります。知識のある手話通訳者を増やすことは、LGBTQコミュニティ全体の利益となります。本来は大会のチケットの売り上げにて、情報保障に関わる費用をまかない、かつ、運営自体もまかないたいところではありますが、何分、チケット売り上げや広告で集まる金額だけでは足りないのが実際のところです。

 40万円をクラウドファンディングにて集めたいと考えています。手数料を引いて40万円を目標とします。     

 

 ※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合は、代替使途として、依頼している手話通訳者、文字通訳者、施設利用などで発生するキャンセル料の支払いに充てさせて頂きます。キャンセル料を支払って残った場合は、次回開催の大会の情報保障費として活用させて頂きます。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

 「ろうLGBTQの置かれている現状の打破、そして聴者の意識・行動変容をうながしてゆくために」

 

 ろう者が、既存の手話通訳派遣サービスを使う場合、手話通訳者がLGBTQについて少ししか知識がなく、自身の意図しない通訳表現をされてしまい、伝えたいことを十分に通訳されずに通訳情報量が少なくなってしまうこともあります。    

 残念ながら、現在LGBTQの知識を持った手話通訳を用意できる団体や公的機関はまだ少ない状況があります。そのため、ろうLGBTQの当事者は、アウティング(勝手に秘密をバラされること)やそれに伴う、ろうコミュニティでの差別や偏見を恐れて、LGBTQ関係のイベントに参加したり、同じ立場の仲間に会ったりすることも躊躇してしまうような、孤立した状況があります。    

 

 しかし、この11年の間に確実に変化が起きています。

 個々の通訳者さんの中には、セクマイ関係のイベントで通訳を担い、ろうL G BT Qが存在することを可視化してゆくこと、コミュニテイの中で一緒にその場を過ごすということなどができるように取り組みをされている方々がおられます。  

 少しずつですが、変化は起きています。私たちは、さまざまな立場の通訳者さんにご協力をいただきながら、この大会を継続的に行い、情報保障(手話通訳・文字通訳・字幕の作成など)を当たり前のことにしていくことで、もっとろうL G B T Qが暮らしやすい状況へと変えてゆきたいと考えています。  

 

 この大会に関わる皆さんが、ろうLGBTQの置かれている状況を知り、普段の暮らしやLGBTQコミュニティに還元していってくださることを願います。  

 

 

プロジェクト実行責任者:
冨田歩(セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会実行委員 セクマイ大会実行委員会)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

大会の情報保障担当者がクラウドファンディングの担当を担います。  資金の使途について ・手話通訳謝礼 101,240円 ・事前学習会経費(施設利用料・交通費など) 5,040円 ・事前学習会講師謝礼 10,000円 ・手話字幕つけの監修謝礼 16,000円 ・文字通訳謝礼 267,000円 ・READYFOR手数料(税込)60,720 円 必要金額合計: 460,000円 ※この内の399,280円のご支援をお願い致します。

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プロフィール

セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育にまつわる約16の分科会が開かれます。全分科会に情報保障(手話通訳・PCテイク)を配置予定で、諸費用をクラウドファンディングで呼びかけています。

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リターン

1,000+システム利用料


1000円ご寄付いただいた皆様にサンクスメールをお送りいたします

1000円ご寄付いただいた皆様にサンクスメールをお送りいたします

感謝のメールをお送りします
お名前を大会Webサイトに記載させていただきます。
ご希望のお名前があれば、教えてください。
または、匿名希望と記載をさせていただきます。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

3,000+システム利用料


3000円ご寄付いただいた皆様にサンクスメールをお送りいたします

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感謝のメールをお送りします
お名前を大会Webサイトに記載させていただきます。
ご希望のお名前があれば、教えてください。
または、匿名希望と記載をさせていただきます。

申込数
39
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

1,000+システム利用料


1000円ご寄付いただいた皆様にサンクスメールをお送りいたします

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お名前を大会Webサイトに記載させていただきます。
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または、匿名希望と記載をさせていただきます。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

3,000+システム利用料


3000円ご寄付いただいた皆様にサンクスメールをお送りいたします

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お名前を大会Webサイトに記載させていただきます。
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申込数
39
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月
1 ~ 1/ 5

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セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育にまつわる約16の分科会が開かれます。全分科会に情報保障(手話通訳・PCテイク)を配置予定で、諸費用をクラウドファンディングで呼びかけています。

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