障がいの有無を越えたインクルーシブオーケストラ活動を全国展開したい

 

皆さま初めまして。NPO法人響愛学園 インクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」です。2010年10月より障がいのある子ども達に音楽やアートの活動を通して、子ども達が光り輝けるお手伝いをしてきました。

 

2015年にはインクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」を結成、これまでにプロのチェリストや地元中学校、高等学校の吹奏楽部との共演、定期演奏会など演奏を不定期で開催してきました。

 

インクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」の実際の演奏を下記よりご覧ください。

 

 

 

 

インクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」は、障がいの有無に関わらず、多くの人々がオーケストラを通して共生を学び、一つの音楽を作り上げることができる場所です。健常者と障がい者の壁を越え、作り出される音楽の素晴らしさを社会に届けるために活動しています。

 

これまで開催された演奏会は、参加費やご寄付を頂き、運営してきました。しかし、演奏会開催、楽器購入等の運営費を参加費のみで補うことは難しく、「今後の演奏会も多くの方々に足を運んでいただきインクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」を知っていただきたい」、「健常と障がいの有無に関わらず、作り出される音楽の素晴らしさを伝えたい」その思いばかりが膨らむ一方でした。

 

そこで、インクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」の活動を多くの方々に認知、賛同していただくことで、応援をいただきたいという思いから、プロジェクトを立ち上げました。

 

シンフォニーメンバーの演奏をお届けするリターンもございます。皆様のご支援により、インクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」を多くの方に知っていただき、障がいと健常の有無に関わらず、共に支え合いながら演奏するシンフォニーの素晴らしさを広げていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

インクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」の練習は、毎週土曜日の午後始まります。日々の練習では、各楽器に分かれ、専門講師による指導のもと、お互いが協力し合い、それぞれが持つ能力を引き出しています。また、障がい特性に応じた楽器の割り振りを行う事で、インクルーシブ教育の実現に向かっています。

 

 

 

演奏会が近づくと、全体練習を多く取り入れています。各楽器での練習とは違い、様々な楽器が織りなすハーモニーはとても美しく、子供達も音楽を楽しみながら練習を行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年には、ベルギーからプロのチェリスト、「二コラ・デルタイユさん」をお迎えし、シンフォニーのメンバーとの共演を果たしました。海外からプロの方をお呼びする事は、初めての試みでした。観客の方々からは「力強い演奏に感銘を受けた」、「プロの方と息の合った演奏で、共に奏でる姿に感動した」などのお声を頂きました。

 

 

 

▼私たちの取り組み

 

NPO法人響愛学園では、障がいをもった幼児から成人を対象に、音楽やアート活動を通して、素晴らしい才能を見つけ出すお手伝いをしています。

音楽を奏でる、絵を描く、創作することは生きていくうえで必要なパワー、エネルギーを形成する効果をもたらすと毎日実感しています。

 

活動の一環として、年齢や性別、障がいの有無にとらわれず、すべての人が、音楽やアートなどの芸術活動を通して響き合うことのできる場所づくりも行っています。

常に新しい取り組みにより、ひとりひとりの能力を最大限に引き出し、やりがいの持てる指導を行うとともに、芸術の素晴らしさを発信する拠点となることを目指しています。

 

 芸術を発信する拠点として、2018年10月に新施設を開設し、72名の支援者様から応援頂き、総額1,046,000円のご寄付を頂きました。

 前回のプロジェクトでは今まで繋がりの無かった方とも繋がる事ができ、プロジェクトの達成だけでなく、より広く障がいのある子ども達の活動の場所や魅力を発信する機会となりました。

ご支援頂いた皆様には深く感謝申し上げます。  

 

 

 NPO法人響愛学園に通う子ども達と施設の様子です。

 

▼私たちが目指すところ

 

音楽を通してインクルーシブ教育の実現を！

 

近年「インクルーシブ」という言葉を耳にするようになり、学校教育でも障がい者と健常者の交流は活発に行われており、全国的にもインクルーシブで支援する試みが増えてきています。

 

響愛学園では、2015年に年齢や性別、障がいの有無にとらわれず全ての人が芸術活動を通して交流し合える、インクルーシブオーケストラ「シンフォニー」を結成し、芸術活動を通して地域社会の文化の向上も目指し活動しています。

定期的に行っているコンサートでは、「勇気をもらった」「立派に演奏していて素晴らしい」という声を多くいただき、インクルーシブ活動に理解と賛同を示していただける機会が増えてきています。

 

健常者の方の中には、障がい者と接する機会がなかった人達も多く、どのようにコミュニケーションを取っていいのか分からず、当初は健常者と障がい者の間には距離がありました。

しかし、芸術を通してコミュニケーションをとることで、お互いの距離も縮まり、障がい者へのポジティブな理解へと繋げることができています。年齢や性別、障がいの有無にとらわれず、人々は様々な可能性を秘めており、能力を最大限に発揮することは生きていく上で大切なことです。

芸術を通して、一人一人の能力を最大限に引き出し、障がいと健常の垣根のないインクルーシブ教育が必要であると感じています。

 

日頃の練習や演奏会を通してオーケストラの楽しみを感じ、それと共にコミュニケーションを高めていくことを目指しています。

また、すべての方々に音楽を心から楽しんでもらい、その方々の持つ音楽の力、延いては生きる力を、充実したオーケストラ演奏と共に届けられるような団体を創り上げることができる第一歩に繋がると考えます。

 

 

 

愛知県一宮市に本部を構えるインクルーシブ・オーケストラ「シンフォニー」は、インクルーシブ教育のアプローチとして、まずは地元の中学校の方々との共演を開催する事といたしました。シンフォニーメンバーだけでなく、中学生、保護者、観客など、多くの方々に「障がいの有無に囚われず、音楽を純粋に楽しむ気持ちを伝えたい」、そんな思いで演奏会の実現に向け、着々と準備を進めています。

 

 

 

【ご支援の使い道】

 

・楽器移動のトラック運搬費用

・ホール使用

・人件費

・楽器メンテナンス

 

皆様から、頂きましたご支援は上記に使用させていただきます。

 

2024年10月には、桜花学園高等学校や、本部を構える愛知県一宮市の地元の方々との演奏会を開催予定です。2019年以降コロナ禍の影響により、このような大規模な演奏会は控えざる負えない状況でした。5年の月日を経て、ようやく開催の兆しが見え、シンフォニーメンバーはより一層前向きに、日々の活動に取り組んでいます。

 

 

 

※プロジェクトページ内に使用している画像について、ご家族より掲載許諾取得済み

※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情（緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む）によりイベントが開催できなかった場合、演奏会は延期開催いたします。

 

 

 

 

 

 

 

ご賛同いただけましたら、是非ご支援をよろしくお願い致します！