トレカハイライト池袋　窃盗からの復興へ…

 

 

初めまして。

 

東京都豊島区東池袋にて、ポケモンカード専門店を営んでおります。『トレカハイライト』オーナーの池谷碧（いけたにあおい）です。2002年12月20日生まれの現在21歳です。

 

 

私は、約2年ほど前たまたま入ったコンビニでポケモンカードを見つけました。小学生の時に遊んだ以来だったので、懐かしさで買ってみたのが始まりです。それ以来ポケモンカードの魅力に取り憑かれ、いろいろなカードショップに足を運ぶようになり、あちこちの店員さんと仲良くなったり、そこで出会ったお客さんと友達になったりもしました。

 

毎日ワクワクしながらカードショップに通ってるうちに、だんだん自分のお店を持ち、もてなす側になりたいと思うようになったのです。そして、「また来たいと思えるような居心地の良いお店」「ワクワク楽しんでもらえるお店」を目指し、昨年8月にお店をオープンいたしました。

 

 

 

当初は開業資金が少なかった為、たくさんのカードを並べることもできず、買い取りたいカードも買い取れないこともありましたが、徐々にカードの数も来店していただけるお客様の数も増え、順風満帆にお店の営業を続けてきました。

 

そんなオープンから1年4ヶ月が経った日の事件でした…

 

夜中に見慣れない電話番号から電話がかかってきました。SECOMからでした。電話を受けた瞬間頭が真っ白になりました。

 

お店のショーケースのガラスは無惨に割られ、そこには悪夢を見ているかのような光景が広がっていました。

 

 

昨年からポケカ盗難のニュースをよく耳にしていたので、高額カードや現金は別のところに保管し無事でしたが、それでも保管しきれなかったケースのカードやバックヤードのカードがほとんど無くなっていました。

 

警察の聴取を終え、まずは今日営業できないことをお客様にお知らせしなくてはと思い、現状をX（旧Twitter）に投稿しました。

 

X（旧Twitter）を見て、テレビ局からの取材依頼がありました。現状を知ってもらいたいことと同業者への危機管理喚起のため、取材を受けることにし、翌日には全てのテレビ局で報道されました。そして、報道を見た友人、同業者の方、著名人の方からも多くの励ましをいただきました。

 

※画像掲載の許可を得ています。

 

頭の中は、今後またここでお店を続けていけるのか…、これからどうすればいいのか…と不安でいっぱいでしたが、多くの励ましを受け、改めて自分はこんなに大勢の方に支えられていたのかと言うことを実感しました。

 

そしてそんな励ましの中、「ハイライトのために力になりたい」「カードを寄付したい」などの暖かい言葉を多数いただきました。

 

私にはこれまでお店経営のために支えてくれた仲間がいて、その仲間達への恩返しのためにも、そして通っていただいたお客様方のため、応援してくれている方達のためにも「これで終わりにしたくない、もう一度お店を再開したい」との思いが強くなり、少しでもお店復興の手助けをしていただきたいと思いクラウドファンディングを立ち上げることに致しました。

 

 

 

被害総額としては、「約2,000万」ではありますが、ALLorNothing（目標達成できなければ0円）形式の為、店舗復興にかかる最低限の費用を目標額に設定させていただいております。

 

 

皆さまからいただいたご支援は、お店の再会に向けた資金として、更なるセキュリティ強化のために大切に使わせていただきます。また、目標金額を上回っていただいたご支援は、お客様へ還元するオリジナルパックや、イベント・企画等を考え、皆さまに還元していきたいと考えています。

 

そして「また来たい！」と思える居心地の良いお店を目指しさらなる発展を目指します。

 

 

 

まだまだ業界の中では未熟な店舗ですが、どうか皆さまのご支援をスタッフ一同、心よりお待ちしております。