"魚の美味しさを知ってもらい 日本の魚離れを防ぎたい”

 

                           

 

このページを見て頂きありがとうございます。

広島市西区中広町で「天然素材  海家」と言う海鮮居酒屋を営んでおります、

三木 義隆（みき  よしたか）と申します。 

 

1979年8月生まれの44歳。

息子3人娘3人の合計6人の子供と、妻と義母の9人家族で毎日賑やかに過ごしております。

 最近は子供達に書斎を奪われ、

もっぱら事務仕事は、夜な夜なリビングで行っている哀愁漂う父親をやらせて貰っております（泣） 

 

さて経歴ですが、15歳より吉兆の元料理長が経営される懐石料理のお店に入店し、

料理人の世界に飛び込み気がつけば現在29年目を迎え、開業して18年目を迎えました。 

 

魚の美味しさに魅了され、どうすればより美味しくなるのかを常に試行錯誤しております。 

数年前に出会った、津本式究極の血抜きに惚れ込み、公認技師となりました。

 

より旨味を引き出せる魚の熟成方法を、日々研究と失敗を繰り返しながら、

魚本来の美味しさを追いかけ、ご提供させて貰っております。 お客様の美味しいの声を糧に、

もっともっと美味しいものをご提供し続けて行きたい！ 

ただその思いを胸に、ご縁に感謝してこれからも努力し続けて参ります。

どうか宜しくお願いします。

 

 

       

 

私には13年程前に他界した大好きな祖母が居ました。

高校1年の夏休み、ちょっとやんちゃだった私は、高校で停学を繰り返していました。

 

色々と子供ながらに悩み、学業を続けて行く意味を完全に無くしていたんです。

そんな時になぜだか分かりませんが、祖母に会いたくなり夏休みを利用して会いに行ったんです。

 

昼過ぎに祖母の家に到着すると、

すぐ「お腹空いたろ？」って私の大好きな、

祖母の特製の胡瓜の糠漬けと味噌汁と炊き立てのご飯を用意してくれたんです。

 

全然豪華なわけでも無く、むしろ質素な昼食なんですが、

食べているうちに何故か涙が溢れていました。

 

「義くん、なんかあったんか？・・・・」

素直に言葉が出てこずに、しばらく俯いて沈黙していたんです。

 

すると「やりた無い事をやってるんなら、無理せんと辞めたらえぇ！」

「しんどい時はご飯いっぱい食べて、寝たらえぇねんで！」って、

まだ何も話して無いのに言ってくれたんです。

その言葉を聞いた後、嗚咽とも叫び声とも言えない声で大号泣してました。

 

・金銭的な事で目指していた医師への道を諦めざるを得なかった事

・妥協して入った高校に通い続ける理由が分からない事

・それに納得できず人様に迷惑をかけてばかりな事一気に吐き出していました。

 

全て聞き終わるまで黙っていた祖母が一言「せやったら辞めたらえぇがな！」ってサラッと言うんです。

 

その夜、近所のご飯屋さんに連れて行ってくれました。

今考えると、そこは近所でも高級なお店で、年金暮らしの祖母には相当の負担だったと思います。

2人で夕食を食べてる時に、祖母がこんな事を言っていました。

 

「人間何があっても生きる為には食べなあかん、

その食べ物が美味しかったらまた明日から頑張ろ！って思えへんか？」

 

困っている人を助けたいという理由で医師を目指していましたが、

「美味しい食事を提供する事も、人の助けになる素晴らしい仕事なんだなぁ」

気づくと独り言を呟いてました。

 

すると祖母がニコッと

「義くんが料理人になってくれたらいつでも美味しいもん食べれるなぁ。寿司握ってなぁ。」

って言ってくれました。

 

その瞬間、私は一人前の料理人になって、祖母に寿司を握ると目標を定めていました。

その後、すぐ高校を辞めて料理の世界に飛び込みました。

祖母に寿司を握ってあげる事は叶いませんでしたが、

修行先の店に来ては「頑張りやぁ、人様の為になりたいんやろ？」

と、よくハッパをかけに来てくれてましたね。

 

そして2006年。祖母の前で決心した11年後、広島県で念願のお店「天然素材  海家」を開業しました。

 

           

 

 

建物の老朽化で天井が劣化して雨漏りしてきました・・泣　　 

食事を楽しんでいる時に、天井から雨がポタポタと落ちてくる。　　

急いでバケツを用意して雨水を受けたり雑巾で床を拭いたり。

でも、どんどんひどくなってきました　汗　　 

 

ご来店して食事を楽しんでいるのに、雨漏りして情けなくて、悔しくて。　 

賃貸のマンションとかだったら、大家さんに言えば修理してくれますよね。

 テナント（お店）の場合はすべて、お店側が負担しないとダメなのです。

（勿論例外も有るかとは思います）　　

 そのため、天井の修理も私が負担して、修理をしないといけないのです。　　 

 

正直にお話しさせて頂きます。　　 

 

実は、恥ずかしいことなのですが、食材の仕入れが急激に上がったこと。　　

また、コロナ禍の時に受けた融資の返済が本格的に始まったこと。　　 

そして、利益度外視のコース料理などをやりすぎてしまい　　

天井の修理の費用が捻出できません・・・

 

このままでは店舗維持は勿論なのですが、

祖母と誓った人様の役に立つ！　

という誓いを果たすことすら出来ず　

あなたのお役に立つ事が出来ません。

 

そこで恥を忍んで、あなたにご協力をお願いする事に致しました。 

美味しいものを快適な空間で楽しんで欲しい、

そんな思いしかございませんが、何卒宜しくお願い致します。

 

　　　　

 

メニューには全国各地から、厳選して取り寄せた新鮮な魚介類と、

目利きをした地物の魚介類をメインに、居酒屋と言う概念にとらわれず、

「あなたに美味しいを届けたい！」の想いを込めてご提供させて頂いております。

 

 

 

 

フグ料理やクエ料理、すっぽんにキャビア、国産牛に至るまで、

とにかくあなたに喜んで欲しい！

そんな気持ちだけでメニューを作っているので、メニューに無い物でも、前もってご相談頂ければご用意させて頂きます。

 

　　　　

 

皆様にご協力頂けた資金は、天井の修繕費として大切に使わせて頂きます。 

目標金額を超えた場合は、お客様がより快適に過ごして頂けるように、

資金額に応じて座布団や椅子の新調及び、

店内備品の快適化と内装修繕費として使わせて頂く予定です。 

 

あなたがご来店された際に、快適にお過ごし頂きながら、

本当に美味しい魚料理を食べて頂ける、快適空間造りに使わせて頂きます。

 

　　　　

 

昨今、魚離れと言われていますよね。

どれくらい魚の消費量が減っているか知っていますか？　　　　 

 

私が9歳のころ、今から35年前の1989年が魚の消費量のピークだったのです。

 

 

年間一人あたり72.3Kgだったのですが、現在はなんと44%も減少し、年間一人あたり40.4Kgにまで減ってしまっているのです・・・

参照：「令和４年度食料需給表」農林水産業

 

昔から日本では事あるごとに、

魚料理が主役となってお祝い事や、節句等を祝って来ましたよね。　　

 

 魚は臭いから苦手・・・骨が有るから食べるのが面倒臭い・・・

だから「魚を食べたくない」と、多くの人がそんなことを言ってます。　　

 

だからこそ、

本当に美味しい魚料理を食べて

「あ、魚って美味しいんだね」とか、

「魚の概念が覆ったよ」と、

1人でも多く魚好きになってもらいたいと、願っています。　　

　 

私は、魚の本当の美味しさを知ってもらい、

昨今の魚離れを少しでも回復させたいと考えて来ました。　 

 

魚料理の苦手な方とか、魚料理にいいイメージを持っていない方に、

魚の本当の美味しさを知ってもらいたい！　　 

 

そのためには、本当に美味しい魚を食べてもらうこと。　　

 

そう思って魚が主体の居酒屋をやっています。　　　 

 

本当に美味しい魚を食べたら、一瞬で魚が好きになりますよね。　　

 

すると、次に来店する時は

「ココの魚が凄く美味いんだよ。騙されたと思って食べてみてよ」

と、魚が苦手な人を連れてくる。　　

すると、その人も「え！こんなに美味しいの？」と、魚好きになる。　　

 

 そんな輪が広がって行けば、日本の漁業全般の底上げにもなっていく。

そうなれば漁師さん達も

「もっと質の良い魚を届けたい！」「もっと美味しい魚を食べてほしい！」

そう思ってもらえると、私は本気で考えています。　　 

そうなる事で漁師さんから、

質の良い美味しい魚が魚屋さんやスーパーにも並び、そして飲食店にも渡る。　　

 

さらに外食だけじゃなくて、家の食卓でも魚料理を食べる。

まさに三方よしが生まれるのです。　　　 

 

するとどうなるのか？　　

 

それは本当に美味しい魚達が、

また日本の食卓の主役に戻ってくるのです。 　

 

 クラウドファンディングなんて、

右も左もわからず清水の舞台から飛び降りる気持ちで、覚悟を決めました。　　　 

 

お店が無くなれば

「広島から魚の美味しさを知ってもらい、日本の魚離れを防ぎたい」

という、活動の場を失ってしまいます。

 

大好きだったおばあちゃんに、

僕の料理を食べてもらうことは叶いませんでした。

 

しかし、あの時おばあちゃんと食べたご飯に僕は救われました。

 

そんな僕だからこそ、 お店に来店された方だけじゃなくて、

小さな子供の頃から魚を食べる食育もこれから活動をしたい！　　

 

 子供達をお店に呼んで、魚を使った子供食堂もやってみたい！　　 

 

まだまだ色々やりたいこと、伝えたいことがあります！　　 

 

だから、その活動のために、あなたのご支援が必要です。 

どうかいち居酒屋の大きな目標。

広島から本当に美味しい魚を発信して、魚離れを少しでも回復させて行く！ 

この目標を実現するために応援を宜しくお願い致します。