プロジェクト実施の終了報告
皆様、お久しぶりです。そして、クリスマスおめでとうございます。
この度、ご報告が遅れてしまい申し訳ございませんでした。
使途明細も含め、この度のファンディングの総括として、最終報告とさせていただきます。支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
皆様からの資金で、山村集落の方達が多くの幸せを受け取ってくれました。食料や物資だけでなく、彼らが大切にする村のイベントも無事に実施することができて安心しました。
7月に最後の支援として送らせていただいた資金がどのように使われたのか、寄贈先である、セブのボランティア団体CECの方々が送ってくださった画像を引用し説明させていただきます。
9月、11月に行われた食事提供の様子です。
支援金の用途が記載された収支表です。
支援先の中には、大学生のための学費も含まれています。教育が不十分な環境の中でも、彼女たちは日々努力を続けています。
残りのお金はクリスマスの支援の一部に使用されました。
さて先日、CECが主催するオンラインミーティングに招待いただき、今回のプロジェクトについてお話しさせていただきました。資金の一部による支援を受け入れた女の子たちも参加してくれて、日本の高校生の質問に答えたり、得意のダンスを踊った動画を見せてくれました。コロナ禍で厳しい状況の中、貴重な交流ができて嬉しかったです。
ミーティングの締めくくりに、代表の池頭さんが「貧しいことと幸せかどうかは違う」と仰っていたのが強く印象に残りました。確かに、彼女たちは経済的に貧困ではあります。しかし、常に笑顔を絶やさない心の豊かな人たちであることを、皆様と共に認識し続けたいです。
報道にてご存知の方もいらっしゃると思いますが、12月17日フィリピンのセブ島に超大型台風が直撃しました。特に一番被害を受けたのが、貧困層が暮らす海上スラム地域でした。連日、停電・断水・通信網の切断が続き、情報が届きにくくなっています。
フィリピン人の友人からもメッセージが届き、彼女の従兄弟たちの家が倒壊し、今も彼らの安否が不明だと伺いました。何よりも無事を祈ります。
CECの記事にて詳しく説明があるので、是非ともURLからご覧ください。(もしかするとご覧になれない場合があります。その場合は「フィリピン セブ 新着情報」と検索ください。一番上のURLを押すと12月17日の記事が出てきます。)
https://www.cecj.net/notice/14134
また、CECでは食料と最低限の日用品を届けるため、寄付を募っています。
皆様ぜひ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。以下に振込先を掲載いたします。
CECの銀行口座詳細
三井住友銀行 新大阪支店 普通預金口座3781412
口座名義 シーイーシージャパンネットワーク株式会社
振り込み名に 「お名前 セブキフ」としてください。
また、寄付をいただいたことをご一報いただければ助かります。
連絡にはCECの問合せフォームからお送りいただければ簡単にメールいただくことができます。
連絡用のフォーム https://ws.formzu.net/sfgen/S11409336/
なお、リターンのお手紙については、準備中ですので1月上旬には支援者様全員にお届けできる予定です。予定日よりもだいぶ遅い到着となったこと、深くお詫び申し上げます。
今回のプロジェクトを通じて、やらないよりもまずやってみることが大事だと何度も痛感しました。
支援内容においては、当初の計画通り事が進まず、内容を変更させて頂いたりと至らない点がたくさんありました。しかしながら、このクラウドファンディングを通じて、現地の子たちと直接コミュニケーションを取ることができた事は、私の中で意義あるものとなりました。国を超えて通じ合えることは何よりの財産だと思います。
また、村の子供たちが動画や画像を通じて感謝を伝えてくれ、私も支援者の方々に対し感謝の気持ちで一杯になりました。私は、このプロジェクトの企画者ではありますが、日本の支援者様とフィリピンの山村集落の仲介人でもあります。71人の方々の思いを物資に添えて彼らに伝えることが、その使命でもあると心しております。
プロジェクトはここで終わりを迎えますが、私の挑戦は終わっていません。
これからも何かできることがないか、自問自答して形にしていきます。
この度は、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
皆様にとって、素晴らしい2022年でありますこと、切に祈念しております。