猫エイズ発症の優真くんに安らかな時間を過ごしてもらいたい。

▼自己紹介

 

はじめまして。

数あるプロジェクトの中から、このプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。 

 

このプロジェクトでは、挿入されている画像の中や、本文の中に複数人の名前が記載されますので、ご紹介いたします。

 

飼い主（三好真由美）60代パート、柴犬2匹、保護猫2匹(※玲奈、優真)と暮らす

娘①（河上愛実）別居の30代、保護猫4匹と暮らす

娘②（三好璃々香）新卒社会人、投稿主

 

今までも、何度かお外の猫ちゃんを保護しておりました。その猫ちゃんたちはみんな健康な子たちで、今も里親さんの家で元気に過ごしております。 

 

しかし、今回は、立て続けに体の弱い猫ちゃんを2匹保護しました。そのうちの1匹は猫エイズ陽性で発症済みでした。

 

このような重症な猫ちゃんを保護するのは初めてで、全員で治療費を出し合いやりくりしてきました。しかし資金的に困難が生じてしまったため、皆さまのご支援を賜りたく、プロジェクトを開始することにいたしました。

 

※プロジェクトページには一部、動物がケガをしている画像等センシティブな内容が含まれています。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

2月5日

夜8時ごろ、柴犬ちゃん2匹の散歩中、土手の階段のところでうずくまっている子猫を1匹発見しました。

 

下半身毛が抜けており、やせ細って弱ってはいましたが、動くことはできました。

 

「怜菜」と名付けました。

 

その子は、推定生後半年。

血液検査での異常はありませんでしたが、欠けたり抜けたりしている歯があり、口腔内環境が悪く、歯肉炎と口内炎を発症していました。

 

この子の口腔内の病気は、完治することはなく、今後もずっと発症と治癒を繰りかえすそうです。

 

2月8日

また夜8時ごろ、柴犬ちゃん2匹の散歩中に、大きな木の根元に四角い包を発見しました。

 

 その包の前には、まるでお供え物かのように、容器に入ったミルクが置いてありました。 

 

咄嗟に、遺体だと思いました。危ないので、場所を移動させようとその包みをめくりました。

 

 包みは、婦人用のキルティングコートでした。

グルグル巻きにされたそのコートの中には、お湯の入った小さなペットボトルと、酷い悪臭を放った猫がぐったりと横たわっていました。

 

その子は、うっすらと目を開けて私たちを見て、必死に首を上げようとしました。

 

近くに動物救急病院が無かったので、翌日連れていくことにしました。 

 

帰宅して、せめて、汚れだけでも落としてあげたくて、お風呂に入れると、お湯の中で気持ちよさそうな顔をして、ゴロゴロ喉を鳴らしました。

 

「生きたいんだ」と確信しました。「優真」と名付けました。

 

 

 2月9日

動物病院に連れていきました。その時の診断結果、血液検査、猫ウィルス検査結果、がこちらです。

 

 

 

猫エイズ(FIV)が陽性で、初診時にすでにステージ4のエイズ関連症候群(ARC)期でした。

 

 

そのため、免疫異常による重度の歯肉口内炎や再発性の結膜炎を発症していました。

 

 その他にも脱水や猫風邪、ノミ・シラミの寄生など、一般症状も悪く、食欲が低下していたため、やせ細っていました。 

 

 

その日は点滴や皮下補液、抗生剤などの治療を行い、給餌用のシリンジをもらって帰宅しました。

 

筋力が著しく低下し、起き上がることも歩くこともままならないだけではなく、寝返りもできず、排泄はその場で垂れ流している状態でした。 

 

しかし、口内炎と歯肉炎でぐちゃぐちゃのお口で、シリンジから必死にご飯を飲み込む姿からは、優真くんの「生きたい」という叫びがきこえてきました。 

 

 

 

2月14日

この日、いつもシリンジからご飯を食べていた優真くんが初めて起き上がって、お皿から自分でご飯を食べました。

 

オムツも買って、つけようとした瞬間立って歩き始めたので、オムツはお役御免となりました。

 

 

 2月19日

これまでずっとご飯はペースト状だったのですが、はじめてカリカリを食べてくれました。 

 

 

 

 

 その後、体調が悪くなっては病院に行き、元気になるのを繰り返していました。 

 

その明細書をいくつか記載いたします。

 

 

 

3月28日

この日は約1ヶ月半ぶりに血液検査を行いました。特にお口の炎症が酷く、非常に辛い状態であると病院の先生からご報告をいただきました。

 他にも脱水や腎機能の低下などもみられます。 

 

 

 

6月13日

お口の中の炎症を抑えるため、歯石をとる手術をする予定でした。

 

しかし、想定していたよりも歯茎がボロボロで歯がかろうじてくっついている状態でした。

 

 

なので犬歯を残してすべての歯を取り除く手術に変更し、抜歯ではなく歯茎から歯を剥がしました。その際の写真です。

 

※ショッキングなお口の中の画像がございます。ご注意ください。

 

 

 

 

上顎は縫合できましたが、下顎の歯茎は縫合用の糸がひっかからないほど溶けていたので、そのままにし、歯茎に直接痛み止めを打っていただきました。

 

また、舌に腫瘍が見られました。

積極的な治療法はない、とのことで今回は経過観察となりました。

 

その際の明細書や血液検査は以下の通りです。

 

 

 

術後の優真くんは、痛み止めが効いているのか、非常に元気です。

 

口臭もヨダレも激減しています。

 

ご飯ももりもり食べて、夜中にお腹すいた！と起こされました。

 

 

 

優真くんを保護してから、約4ヶ月が経とうとしています。

 

現在優真くんは、元気な時は大きな声で私たちを呼んでご飯を催促するようになりました。

 

口腔内環境は完治することはなく、常に膿の混ざったよだれを垂らしています。口臭もあります。でも、抱っこが大好きで、撫でるとすぐに喉を鳴らす甘えん坊です。

 

 

しかし、体調が崩れ始めると一気に元気がなくなり、起き上がることもおトイレに行くこともできなくなります。膿には血が混ざっていることもあります。 

 

その度に病院に行き、抗生剤や点滴などで対症療法を行っております。 

 

 

病院の先生のお話では、余命は2年程度であると宣告を受けています。

 

 

元気な時の優真くんを見ていると、このまま何年も元気でいてくれるのではないかと、錯覚を起こしてしまいます。

 

正直なところ、奇跡を願ったりもします。 このまま元気で生きていて欲しい、という願いが叶わないのであれば、少しでも痛みや苦しみのない状態の日々を過ごさせてあげることを目標として、優真くんとの残りの時間、精一杯愛を注いでいきたいと考えております。

 

▼プロジェクトの内容

 

これまでの治療費(約4ヶ月間)は以下の通りです。

 

 診察料           6,100円

血液検査料    27,000円

ウィルス検査5,000円

皮下注射        10,000円

皮下点滴        9,500円

抗生剤            18,000円

ステロイド剤10,000円

その他薬代等 24,800円 

手術・入院費用 63,590円

合計              173,990円 

 

また、今後予想される治療費は、

2年間分の治療費診察料、注射料、点滴料、抗生剤料、その他薬代等

推定約  32万円 

 

計 約50万円 

 

皆さまにはこの一部のご支援を賜りたく、何卒よろしくお願いいたします。 

 

余命2年と宣告されておりますが、日々変わる状況の中で優真くんがどれだけ生きることができるかは正直わかりません。 

 

それでも、生きてくれるのであれば、できるだけ痛みや苦しみを取り除き、穏やかな時間を過ごしてほしい。そのために、このプロジェクトを行わせていただこうと思っております。

 

 本来ならば、全額自己負担するべきなのは重々承知しております。しかし、元々一緒に住んでいる柴犬2匹と体の弱いもう1匹の猫などの治療費や収入を考え、継続的に必要な治療を優真くんに施し、少しでも穏やかに残りの時間を生きてもらうために、皆さまからのご支援を募集させていただくことに致しました。 どうかどうか、みなさのご支援をお願い致します。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

私たちの役目は、優真くんの最後の時間を安らかに過ごしてもらうためにあると考えております。

 

わがままを言えば、長生きしてもらいたいです。その為に毎日頑張っていますが、苦しく、しんどい状態で一日でも長く生きさせるのではなく、優真くんの余生で、苦しくない日、痛くない日を多く過ごして欲しい、それが一番の願いです。

 

 1度人間に見捨てられた生命を、生きようと必死に叫んでいる命を、最後まで見届けたい。

 

 最後まで、美味しいご飯を食べて、暖かい布団で寝て、人間の愛を感じて、痛みや苦しみがないように過ごして欲しい。

 

 そのために、できることはなんでもするつもりです。 ご協力お願い申し上げます。 

 

 

＜プロジェクトについて＞
（１）資金の使途
優真くんの猫エイズ関連症候群期による症状の治療費にあてます。

 

（２）目標金額と資金の内訳
目標金額：40万円
（資金の内訳）

過去の治療費：7万円(6/13手術、入院費用)

今後の治療費：32万円

 

（３）集める資金を使用しての治療期間
2024年8月31日〜2026年8月31日
※治療内容や治療費、治療期間は動物病院の確認が取れています。

 

＜ご支援にあたっての注意事項＞
▶︎ 1. ペット保険について
１）ペット保険による補償の有無：無し
２）補填対象の治療名と金額：無し

▶︎ 2. 万が一の場合の代替の資金使途について
万が一、優真くんが亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、返金はせずこれまでの治療費に当てさせていただきます。

▶︎ 3. 問い合わせ先について
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先：三好璃々香

              090-5717-4255

▶︎ 4. 掲載している資料について
ページ上に掲載している診断書や診療明細書などの資料は全て動物病院から掲載の許諾を得ております。

▶︎ 5. 治療方針などが変更になった場合について
プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

▶︎ 6. READYFOR事務局からのご連絡
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/