プロジェクト概要

 

福島県浪江町。6年前、ここには約2万人の人たちが暮らしていました。しかし、東日本大震災による原発事故により、この町に住む人たちは全員避難を余儀なくされました。2017年4月から一部避難解除となりましたが、9月時点で町に戻ってきた方は約300人です。町民が少ないことにより生じている、孤独や引きこもり。この問題をスポーツの力で解決するためにプロジェクトを立ち上げました。

 

一度はあきらめた、町へ戻ること。でも友人の一言で、私は立ち上がることにしました。「スポーツの力」で町を元気にしたい。

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人福島県スポーツマネジメント協会の山田司です。これまで、スイミング・健康教室・ライフセーバーなど17年間スポーツに携わってきました。

 

2013年に任意団体としてスタートし、その後2016年にNPOとして当団体を立ち上げました。福島県内を中心にスポーツ振興やスポーツ大会企画・運営、ボランティア活動などを行う傍ら、浪江町ソフトテニス協会会長としても活動しています。

 

私が生まれ育った浪江町は、山と海に囲まれた自然が豊かで、人の温かい、笑顔あふれる街でした。しかし、2011年の東日本大震災でその姿は一変しました。

 

地震発生時、私は浪江町から5キロ程離れた町で仕事をしていました。地震警報・津波警報・パトカー・救急車のサイレンが鳴り響き、この世の終わりかと思うくらい異様な光景でした。

 

その後、原発事故の影響で全町民に避難指示が出されました。当初2、3日ですぐに戻れて復興に取り掛かるのだろう、これから相当忙しくなるな。そう考えていました。

 

しかしその被害は想像をはるかに超えるものでした。なかなか解除されない避難指示に広がる風評被害、いつまでこの生活が続くのかという不安。私は家族と共に親戚を頼り、南相馬・新潟・埼玉・茨城と各地を転々としながら生活していました。落ち着いたのは、震災が起きて約半年程経ってからでした。

 

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瓦礫だけになった街

 

浪江を離れて生活が落ち着いてきたころ、浪江町のソフトテニス協会の仲間たちと集まる機会がありました。何気ない会話のなかでのある一言が、この活動を始めるきっかけになりました。

 

「浪江町に帰ってきても、誰もいない。それじゃ、子どもたちが帰って来ても、お年寄りが帰って来てもかわいそうじゃん?」

 

私も生活が落ち着き、子どもたちも新しい環境に慣れてきていました。正直に言うと、浪江に帰ろうとは思っていませんでした。

 

でも、この1言がどうしても引っかかったのです。


買い物をするにも車がいるし、交通の便も悪いし、なまりもすごいし、口の悪い海の男も多い、いきがっている若者もいるし、田舎だし、田舎だから噂もすぐ広がるし。悪口に聞こえるかもしれませんが、私はそんなこの場所が好きで、恩返しをしたい、そう思いました。

 

地元を離て気づいた、その土地の良さがあります

 

避難指示が解除された後、町へ戻ってきたのは約300人。話す相手もいない、集まる場所もありません。

 

 

震災前、約2万人いた町民は、原発事故の影響で0人になりました。2017年4月に一部避難指示は解除されましたが、町へ戻ってきたのは約300人です。

 

町に人がいないことにより、業者など新規参入事業が見込めません。スーパーや飲食店などが出店されないので、雇用も生まれません。そのため人が帰ってくることが出来ていないのです。

 

来年度に向け、保育園、小学校、中学校、町営住宅なども完成に向け頑張っています。しかしまだ、インフラが整っていないため病院に行くにも、買い物するにも隣町まで行かなければならないのが現状です。

 

戻ってきている人の多くは、この町で生まれ育った高齢者です。現在、浪江町には集いの場所がなく、知人に会いに行くにも、高齢者の方は自力では難しい人たちもいるので、だんだんと孤立してしまいます。

 

そうして、ずっと1人で家にいると、認知症の早期化・メタボリックシンドロームの発症のリスクが高まるなど、「負の連鎖」となっていくのです。

 

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昼間でも人影はあまり見られません

 

皆様から頂いた支援で浪江スポーツクラブを立ち上げ、スポーツの力で町を復興したいと考えています。

 

 

運動習慣は、糖尿病・高血圧などの生活習慣病や認知症と深く関わっているといわれています。そのため、運動教室で身体を動かす機会を設けます。加えて、このスポーツクラブがコミュニティーの場となるよう、イベントなども企画していきます。

 

―町の人が集まる場にするために―

 

・高齢者への送迎サービス

・子ども・高齢者が共同でできるイベント開催

・震災以前に行っていたイベントの復活

 

―プログラム内容―

 

<運動教室>

・メタボ予防教室

・認知症予防教室

・脳トレ

・ロコモ(運動器症候群)予防教室

・ウォーキング教室

 

<イベント>

・3ON3(バスケットボール)大会

・浪江で釣り大会

・コスモスマラソン

・ソフトテニス大会

・ゲートボール大会

・体力測定会

 

※内容は変更する場合がございます。

 

テニス指導の様子

 

―開催情報―

 

開催場所:浪江地域スポーツセンター

開催頻度:週3回(月~水) 1部:10~12午前 2部:13~15時

利用料金:1年間:大人5,000円/子供2,500円

オープン予定:2018年4月

 

―資金使途―

 

運動器具を購入するための費用に活用させていただきます。

 

バランスボール  50,000円

ストレッチポール 50,000円

ラージボール   30,000円

スポーツ吹き矢  50,000円

カローリング   70,000円

ヨガマット    100,000円

ステップ台    50,000円

 

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テニス大会の様子

 

もう被災地とは呼ばせない!スポーツの力で浪江町を盛り上げたい!

 

今回のプロジェクトを通して、「もう一度浪江町で暮らそう!」と思えるような環境にしていきます。町はまだ、インフラ整備も途中です。私には、道路をつくったり、ガスや水道を通すこともできません。それでも、コミュニティーの場はつくることができます。「スポーツから町を元気に」を合言葉に、活動を続けていきます。
 
皆さまの応援・ご支援をお願いいたします!
 
この子が大きくなって、「浪江で育ってよかった」と思ってもらえるような街にします!
 

 

―リターン―
 

▷サンクスメール

 

▷サポーター証

 

▷浪江町名産!大堀相馬焼

・コップ

・ペアカップ

 

▷酪王のおススメ品

今話題の酪王の季節のおすすめ品をお送りします!

 

▷購入する用具にお名前の記載

 

▷浪江町テニス大会横断幕にお名前の掲載(1年間)

 

▷浪江町テニス大会パンフレットに広告の掲載(1年間)

 

 


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