長野の工業高校生と下町工場が作った人工衛星を宇宙に飛ばしたい！

本日、長野県松川町「工房大倉」にて、人工衛星「てるてる」の最終組み立て作業が行われました！

今回の作業には、

• ⚪︎駒ヶ根工業高校 宇宙航空研究グループ（福澤くん）

• ⚪︎顧問の林先生

• ⚪︎3年前のOBメンバー（箕浦くん、山村くん）

• ⚪︎北海道から駆けつけてくれた芳賀くん

• ⚪︎工房大倉チーム（大倉正治・あさみ）

• ⚪︎ドキュメンタリーチーム（爽風企画新社）

• メディア取材（チャンネルユー、長野日報、信濃毎日新聞、エコーシティー駒ヶ岳）

と、多くの関係者が集結し、チームで一丸となって組み立てを進めました。

🔧午前の作業

午前中は、人工衛星を囲む「ポッド」だけでなく、衛星全体の準備作業を行いました。
部品の加工・清掃、部材確認、作業手順の共有など、丁寧な準備が続きました。
特に、小さなネジの頭にごく小さな溝を入れる加工では、全員が作業の様子を囲んで見守る場面も。
職人技が光る静かな感動の時間となりました。

🧑‍🔧午後の作業

午後からは、いよいよ組み立て本番。
クリーンルームにて、まずはポッドの組み立てからスタートし、そこから人工衛星本体の組み立てへと進みました。

クリーンスーツに身を包んだメンバーたちが、集中力と緊張感を持って作業にあたりました。

途中、

• ❗️部品の発注ミスの発覚（社長が急遽買い出しへ！）

• ❗️図面に情報が記載されていないトラブル
  など、現場ならではのハプニングも発生。

しかし、工房大倉の「その場で作れる・調べられる」柔軟性が大きな力となり、チームは見事に対応。
駒工・林先生も「通常の研究機関や発注ベースの製作現場では、こうはいかない」と話しておられました。

🎉ついに完成！

予定より4時間半オーバーという長丁場となりましたが、 最後のネジが締まった瞬間、自然と大きな拍手が沸き起こりました👏✨

「お腹すいた！」「焼肉食べたい！」という声も飛び出し、 達成感と疲労感、そして笑顔があふれる締めくくりとなりました。

このあとは、明日の**振動試験に向けての反省会（という名の懇親会）**が行われます。

 

🌟明日は、いよいよ「振動試験」！

明日（3月31日）は、飯田市の産業センター「エスバード」にて、 ロケット打ち上げ時の振動に耐えられるかを確認する“振動試験”を実施予定です。
てるてるが宇宙に飛び立つために欠かせない、大切なテストです。

またご報告いたしますので、どうか引き続き、あたたかく見守っていただけたら嬉しいです！