1歳でリンパと肝臓にガンが見つかった愛猫を救いたい

▼自己紹介

 

はじめまして。内藤と申します。数あるプロジェクトの中からこのページに目を通してくださり、本当にありがとうございます。

 

我が家はねこ1匹と暮らす3人家族です。

妻、らんまる、筆者の4名です。

 

 

 

2024年7月27日

大切な愛猫、らんまるが癌と診断されました。

今懸命に抗がん剤治療を頑張っているこの子について少しだけお話させてください。

 

　　　じっと見つめるらんまる

 

名前は『らんまる』

誕生日は2023年3月6日で、現在1歳と約半年のマンチカンの男の子です。

 

　性格は猫らしく気まぐれで甘えん坊。ご飯を貰うためにあらゆる手を尽くすイタズラっ子でもあります。一方で膝の上に乗って寝たり、人がいる空間に居たがるなど、人間好きの甘えん坊な一面もあり、振り回されながらもとても幸せな時間を過ごしてきました。

 

我が家にお迎えしたばかりの頃のらんまる(3か月)

 

無防備ならんまる

 

　　　　　バンザイらんまる

 

 

らんまるが生後3ヶ月の頃に我が家にお迎えをしてから、たくさんの愛情を注いできました。 　

　らんまるを見ているだけで癒され幸せな気持ちになり仕事も頑張ろうと元気が湧いてきました。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

2024年7月27日

【縦隔型リンパ腫と診断】

それもかなり進行が早く、肝臓に転移するなど悪性度の高い癌であると診断を受けました。

 

まだ１歳になったばかりで、これからもらんまるとの生活がずっと続くと思っていた私には癌だなんて思いもしませんでした。

ですが、病気は待ってくれないため、すぐに抗がん剤治療と言う先の見えない長い闘いが始まりました。

 

らんまるは今生きる為に懸命に闘っています。

しかし現実には乗り越えなければいけない壁がいくつもあり、それが今回のプロジェクトを立ち上げるきっかけとなりました。

 

 

 

以下は、これまでの病気が発覚するまでの経緯と、リンパ腫についての説明です。

 

□経緯と悪性リンパ腫について

 

子猫の頃のらんまるは、特に大きな病気や怪我もなく、毎日元気に過ごしていました。

生後半年になり、動物病院で去勢手術を行ってからも、とても健康にすくすくと育っていきました。

 

　　　　ソファから身を乗り出すらんまる

 

 

◆2024年7月10日　【咳のような症状のため受診】

　気がつくと、えずきのような咳のような症状をしていたため、かかりつけの動物病院に連れていきました。

　先生は「猫風邪かな？」と言いつつらんまるを連れて検査室へ。私は猫風邪なら軽症なのかな、と少し安心しつつ待合い室で待っていましたが、30分・・1時間と全く呼ばれず段々と不安な気持ちになってきました。

　不安な気持ちがピークに達した頃にようやく呼ばれ、先生から伝えられたのは、

 

『胸水が200ml溜まっていました。FIPの可能性があります』

 

ショックを受けつつ、その後先生から伝えれたことは、

・FIPとは猫伝染性腹膜炎のこと。

・胸水が溜まっていたため、呼吸しづらくて咳が出ていたこと。

・針を刺して抜いたので今のところ楽にはなったが、またすぐに貯まる可能性があること。

・胸水が発生する病気は、①FIP、②心疾患、③膿胸、④腫瘍（癌）が主な原因。

・検査したが心疾患の可能性は低く、また年齢的にも腫瘍は低そう。今1番可能性が高いのはFIP。

・FIPか確定するため細胞を検査機関に送るが、結果まで5日～10日程度かかること。

 

抜いた胸水を見せてもらうと、真っ赤な血のようでした。

 

 

　病院でもらったFIPチェックシート

 

 

目の前が真っ暗になった気分で、家に帰り家族に説明しました。

話し合った結果、もっとらんまると一緒にいたい気持ちは一緒のため、最善の治療をして貰うことにしました。

 

ですがFIPのことを調べれば調べるほど

 

『まだ１歳なのに何で…？』

 

そんな気持ちで頭の中が一杯でした。

 

 

 

◆2024年7月12日　

　またらんまるの呼吸が苦しそうになってきたため受診。 胸水60mlを抜いて貰いました。

 

◆2024年7月14日　

　らんまるの呼吸が荒くなったため受診。

　胸水が100mlも溜まっていたため抜いて貰いました。

　また、検査結果が病院に届いており、 FIPが陰性と判明しました！　

　ひとまず安心しつつ、病名が今だ不明のため次のステップとして膿胸と腫瘍確定のため検査予約を取りました。

　　　　　　　　　　　　　　血液検査結果1

　　　　　　　　　　　　　　血液検査結果2

 

ですが、針を刺して胸水を抜いても、次の日には苦しくぐったりするらんまるが可哀想で、「いつになったら良くなるのか」、「本当にこのままでいいのか・・」という疑問が尽きず、セカンドオピニオンを決意しました

 

 

 

◆2024年7月15日

　セカンドオピニオンとして、タクシーで30分ほどかけ、様々な病気の治療実績が豊富な病院を受診しました。

　最初に胸水も100ml溜まっていたため抜いて貰いました。

　先生は入院して詳細に検査する必要があるが、おそらくリンパ腫（血液の癌）の可能性が高いことを告げました。

　とにかく原因と治療方法が知りたい私たち家族にとっては藁にもすがる思いで入院を承諾しました。

　

 

翌日、お迎えに行き、説明を受けたところ

　先生からは、採取した腫瘍の一部を検査機関に送らなければ確定できないが、ほぼリンパ腫で間違いないこと。

　超音波検査で肝臓にも腫瘍が見つかったこと。恐らく胸のリンパ腫から転移したと思われるが、こちらも共に検査機関に送ったこと。

　腫瘍を縮めるため、ステロイド注射を打ったこと。錠剤のステロイドを処方したので毎日飲ましてくださいとのこと。

 

 

　

　　　　肝臓の腫瘍　約7cm×4cmの巨大腫瘍　　　写真中央の十字点線で示しているのが腫瘍です

 

 

　　　　　　胸部　約3cm×2cmの腫瘍　　こちらも見づらいですが、薄く十字点線で示しているのが腫瘍です

 

 

　　　　　　　　　　青で囲っていうのが胸水となります。

 

途中、何度か胸水を抜きに受診しました。

 

 

 

◆2024年7月22日 

レントゲンで撮影したところ、ステロイドが良く効き、腫瘍がほぼ小さくなったことで、胸水もほぼ無くなりました。

ただし、ステロイドが効いてるのは一時的なものであり、原因を取り除かなければ耐性が付いて復活しますとのこと。

 

それでも苦しくて辛そうだったらんまるの元気な姿を見ることができて、涙が出るほど嬉しかったです。

 

翌日、退院したらんまる　　

 

 

◆2024年7月27日 

検査結果が届き、縦隔型リンパ腫であることが確定しました。

　　　　　　　　　外注の検査結果　

 

    　　　　診断書は最近取得しました。

 

　当日から抗がん剤の注射をし、初日なので様子を見るため入院しました。

 

 

抗がん剤の治療方針としては、

最初はビンクリスチンという抗がん剤を打ち、９週まで毎週違う抗がん剤打っていき、血液検査をして反応を確認しながらどれがよく効くのか確認していきます。検査結果によっては治療を延期する場合もあります。

10週目から27週までは２週間ごとに間隔を伸ばしてまた種類を変えながら打っていきます。

抗がん剤を打たない週も検査のため通院します。

 

 

副反応は

骨髄減少、脱毛、消化器不調(嘔吐、下痢)が良く出ることが多いとのこと。ただし副反応が出ても良く効いてる証拠でもあるので、悲観的にならないで大丈夫とのことです。

 

これまで未定だった病状がやっと確定し、治療を進めることが出来た瞬間でした。

 

副反応

　３日目に下痢を6回もしました。事前に聞いていた抗がん剤の副反応です。また、食欲も低下し、いつもの半分程度しか食べていませんでした。チュールを混ぜることで、もう少し食べてくれますが、消化器が弱っているためあまり無理はさせられません。頑張って食べてくれるだけでありがたいです。

　翌日以降、徐々に体調が良くなっていきました。

 

 

 

↓治療のおかげで腫瘍がほとんどなくなりました。

　左の写真が現在の胸の腫瘍(ほぼ無し)、　

    右の写真が7/15の時の腫瘍(3cm×2cm)

 

 

　左の写真が現在の肝臓の腫瘍(ほぼ無し)、　　　　　

　右の写真が7/15の時の腫瘍(7cm×4cm)

 

 

◆2024年8月3日

血液検査をした結果、抗がん剤もしっかり効いていることがわかりました。白血球、好中球ともに正常値のため、抗がん剤治療継続していきます。

今回はシクロホスファミドという抗がん剤を打ちました。また、下痢対策で整腸剤も処方していただきました。

 

 

　　　両手を伸ばして寝るのが大好きならんまる

 

◆2024年8月10日　

血液検査の数値異常ありませんでした。今週はビンクリスチンを注射します。

体重が減少気味なので食事量上げていくことになりました。

 

◆2024年8月17日　

診察結果は異常なしです。抗がん剤もよく効いているとのこと。

今回打った抗がん剤はドキソルビシンというもので、脱毛の副作用が出やすいものとなります。

 

　　　　血液検査結果です。基準値内で問題なしとのこと。

 

 

◆2024年8月24日　

今週は検査のみとなります。血液検査は異常なしですが、体重5.2kgから4.95kgで250gぐらい落ちてました。

耳の裏に塗る薬で食欲増進の薬を処方して頂きました。

脱毛の副作用は特に見られず安心しました。

27週のうち5週目の治療が終わり、来週からまた抗がん剤を打っていきます。

 

◆2024年8月31日　

診察結果は異常なしです。今週はまたビンクリスチンという抗がん剤を打ちました。

翌日以降もらんまるの体調も良く、元気だったときのようにイタズラをしていて調子がいいです。

 

　　　　　　　　　　マッチョ

 

◆2024年9月7日　

診察結果は異常なしです。今週はシクロホスファミドを打ちました。

念のため下痢対策で整腸剤を処方してもらいました。

 

 

　甘え中のらんまる1

 

　甘え中のらんまる2

 

 

　　　　　　　　　　　最近元気ならんまる

 

　　　　　　ぐっすりらんまる　　　　　

 

 

 

□これまでの費用明細書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼最後に

 

らんまるは私たちの大切な家族です。これからも私たち家族とずっと一緒にいて、生きていて欲しいです。らんまるがいなくなるなんて考えられません。

　本来であれば自分たちで解決すべきという意見もあるのは重々承知しておりますか・・・。ですが皆様のお力を少しでも貸していただけると幸いです。どうか、ご支援のご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

＜プロジェクトについて＞

（１）資金の使途はらんまるの今後の治療費、今までの治療費に充てる予定です。

（２）目標金額と資金の内訳

　　　目標金額（今後の治療費）：500,000円（資金の内訳）

　　　１回あたり平均2万×残り20週＋その他検査費など

　　　今までの治療費：392,452円（9/7時点）

（３）集める資金を使用しての治療期間：令和6年7月10日から令和7年2月1日

※治療内容や治療費、治療期間は動物病院の確認が取れています。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

▶︎1. ペット保険:なし。

▶︎ 2. 万が一らんまるが亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、返金はせずこれまでの治療費に当てさせていただきます。

▶︎ 3. 本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。連絡先：mithand147@gmail.com 

▶︎ 4. ページ上に掲載している診断書や診療明細書などの資料は全て動物病院から掲載の許諾を得ております。

▶︎ 5．治療方針などが変更になった場合についてプロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

▶︎ 6．READYFOR事務局からのご連絡ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考えhttps://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/