進化を続ける想いと民泊（魹吉）づくり

▼自己紹介

はじめに

　岩手県下閉伊郡山田町出身、現在は本州最東端である岩手県宮古市在住で、「居酒屋　舟酔（ふなよい）」を経営している

下窪　裕子（しもくぼ　ゆうこ）です。

飲食店は１８年目、バスガイドという経歴もあるので、人と話すことが大好きです。

おばさんパワーで、進化しようと、日々勉強中です。そして、飲食店と民泊の二刀流を夢見て、頑張っています。

どうか、私の夢を叶えてくれませんか？

 

「居酒屋　舟酔」と「浄土ヶ浜」

「岩手日報令和6年8月３日付」

岩手日報社の許諾を得て転載しています。

コロナ禍で、いろいろ挑戦していく中で、食品ロスと常連客の安否確認が目的で、お惣菜を始めたところ、地元紙「岩手日報」様に取材をしていただきました。

 

私の協力者である地域の人達との活動と交流

　私の住んでいる宮古市も高齢化が進んでいます。

私の母親はカラオケがメインの飲食店を営業しています。

母の店のおこぼれで私の居酒屋も常連客が増え、交流ができ、協力者になってくれました。その恩返しでイベントの手伝いをしています。

毎年、海の日がある７月には、海難遺児チャリティーを開催しています。そこでは、農家の方・林業の方・漁師の方などが、様々な衣装を着て、カラオケを披露しています。ほとんどの方が７０代～８０代と元気に活動しています。

私もスタッフとして参加していますが、元気をもらう一方です。

近隣地域のカラオケイベントや交流会のも参加している人達なので、プロ顔負けです。

コロナ禍で開催できない年もありましたが、今年で２６回目のチャリティーを開催することができました。

 

チャリティーの様子と宮古市の演歌歌手・堀とおる

※プロジェクトに使用している画像について、イズミプロ企画より掲載許諾取得済みです。

 

岩手県陸前高田市の歌仲間達との交流会

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

居酒屋を経営して１８年目になりますが、東日本大震災を乗り越えたものの、コロナウイルス感染症で飲食店は大打撃をうけ人生最大の危機が続いています。

コロナ禍の終息を待つ間にも、震災復興は進み、関係会社の人達もいなくなり、夜の賑わいはなくなり、市街地も空き家が目立つようになりました。そこで、飲食店経営を活かせたもので「何かできないか？」と考えたとき、興味のあった「民泊」をやってみたい！と思い始め、物件を探していました。

物件を探して気づいたことは、宮古市の空き家の多さです。７００件近くもありました。

そこで、第一歩の進化をしようと、民泊をやりながら活かせるように宅地建物取引士を取得しました。

宮古市第一号民泊を目標にしていましたが、目標は叶わず、他の方が始めたようです。しかし、民泊をやりたい人がいることはわかりました。

そうしている間に、市街地からは離れていますが、親戚の高齢化により、空き家になりそうな家を見つけ、使いたいと相談したところ、快く承諾していただきました。

立地としては、本州最東端にある魹ヶ崎（とどがさき）灯台の入り口の姉吉（あねよし）部落で、自然に囲まれ、海の幸・山の幸が豊富な地区にあります。

民泊の屋号は「魹吉（とどきち）」です。

私の趣味は、パワースポット巡り、温泉巡り、サウナです。

敷地の中に物置小屋があるので、そこを、本州最東端のサウナにしようと考え中です

 

本州最東端「魹ヶ崎灯台」と私の民泊「魹吉」

 

▼プロジェクトの内容

民泊を作る

・地域活性化、宮古市の魅力を知ってもらうための拠点にする。

・宮古市を訪れるきっかけの一つとして話題性のある民泊をつくる。

・空き家対策のための活用方法のモデルの一つにする。

浄化槽の設置　１５０万

　・自然豊かな場所を守るため

　・宮古市で管理してくれるため、安心して使用できる。

　・自然を保ちながら、ととのう場の環境をととのえる。

魅力の要素である本州最東端サウナの設置　５０万

　・本州市東端である魹ヶ崎の灯台の入り口の部落であるため、他にはない特別感を感じてもらう。

　・宮古市では本州最東端訪問証明書を発行しています。

民泊で必用な備品の購入等　１００万

　・自炊ができるための料理器具などの購入

　・寝具で必用なもの

　・サウナの備品

民泊を広めるための広告やホームページ作り　５０万

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

岩手県宮古市の民泊につながる観光紹介

岩手県沿岸部のほぼ中央、本州最東端に位置しており、県内市町村の中でも一番大きい面積（1259.18㎢）です。

おすすめ観光スポットは、極楽浄土のような浜、宮沢賢治も訪れた名勝「浄土ヶ浜」や本州最東端である「魹ヶ崎灯台」です。

私の民泊物件は、灯台入り口の部落・姉吉にあります。

 

波は穏やかで、透明な海の浄土ヶ浜は、夏は海水浴が人気で、「快水浴場百選」や「日本の水浴場88選」などに選ばれています。

魹ヶ崎灯台は、自然に恵まれたところで、本州四端の中で到達難易度が高いと言われていますが、歩道沿いの海のエメラルドブルート松の緑とのコントラストが美しく、断崖絶壁の絶景を眺望することができ、水平線は、丸く見え、本州の端にある秘境です。また、投げ釣りのナメタガレイ（ババガレイ）やアイナメ等のポイントとしても知られ、釣り好きには、人気の釣り場になっています。

 

 

体験型では、三陸鉄道こたつ列車がおすすめです。

 

 

東北地方の岩手県は、内陸は夏は暑く、冬は雪深くなるところですが、沿岸部は、夏はやませの影響で比較的涼しく、冬は雪がすくないところです。一年を通して過ごしやすい地域である「魹吉（とどきち）」を別荘代わりに使っていただき、また、私と交流していただけませんか？そして、「魹吉」を故郷の一つにしていただけませんか？